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海の向こうには、修羅の国があるという・・・
 top >> ■ info(情報) >> ■ Country(各国情報)

・ 漢(おとこ)が足を踏み入れた国家を、漢(おとこ)らしく 「ザクッ」 と紹介する。

「メシ」「フロ」「寝る」 の三言のみで日々を送る頑固オヤジのように、
余分は一切ないのですぐ終わる。そうそう痛くないから、さあ。

ليبيا 通貨 リビア・ディナール
(1LD=約72.8円)
1US$=1.236LD (T/C不可)
リビア 情報 2009年12月

※ 2009年11月現在、リビアはツアーでしか旅行することができない。
  5日間のトランジット(通過)ビザも存在するが、その際もガイドの同行が必要。
  駐在員以外が自由に動き回るのは、ほぼ不可能と言ってよい。



以前は4人以上の団体でないと入国できなかったが、現在は1人でも旅行が可能。
ただし北朝鮮と同様、外国人の自由旅行は基本的に許されておらず、
ツアーは英語を話すガイドが付き、専用車での移動となる。


セブハ、ベンガジなど遠隔地には民間の航空機で移動するが、
その際は搭乗前にガイドと別れ、行った先で新しいガイドが待っている。というカタチ。


ただし、ガイドと相談した上でなら一時的に単独行動することは可能。
特に進入禁止の商店などもない。そのへんは北朝鮮と違ってかなりの自由がある。
ただ、町から町への移動は、単独では難しいだろう。(検問所が死ぬほどあるため。)


※ 一時期カダフィ大佐が英語教育を禁止していたため、ABCが読めない役人がいる。
  そのため 「パスポートのアラビア語表記が必須」 なのだが、
  これも気分で突然不要になったりする。( 詳しくは ・ メモ >> の項を参照 )



両替事情 US$とユーロの現金は、空港や銀行、高級ホテルで両替可能。
闇両替も商店などでできるが、レシートが出ないのが難。

出国時、空港でドルやユーロに再両替も可能だが、両替時のレシートが必要になるらしい。
(わしは陸路でチュニジアに抜けたのでチュニジアの通貨にチェンジ。レシートチェックなし。)
空路出国予定の人は大人しく銀行で両替して、レシートをとっておいたほうがよいだろう。


といってもツアーなのでリビアのお金を使う機会はほとんど無いのだが・・・。
(参考までにわしは10日間で10ドル分も使っていない)


T/Cは使用不能。
クレジットカードはVISA、Masterのみ使用可。ATMも都会にはあるが、大体故障中。
物価 コーラ350ml缶、水1.5Lボトルなどが1ディナール(約73円)くらいと結構高い。
ホテルのグレードは旅行会社に頼めば下げてくれるが、それでも1泊30ディナール(約2184円)くらいが最低ライン。
移動費、ガイド料、食事等も含めて、大体1日200ドルくらいは使う計算になるだろう。


ツアーで行くような小粋なレストランなどはメインが5~6ドルとまあまあの値段がするが、
ツアーでは何を飲み食いしても料金に含まれるのでガンガン食うべし。

なぜかノンアルコールビールだけは別料金で、2LD(約145円)。


わしはワケあって生活用品を買う羽目になったのだが、
歯ブラシ2ドル、歯磨き粉2ドルなど、決して安くはないイメージである。
通信事情 ネットカフェやビジネスセンターでインターネットは可能だが、日本語が読めない。
1時間1ディナールくらい。
ツアーのホテルでは無線LANが使える事が多いので、心配な人はマイPCを持って行くべし。

日本へのハガキは1通0.5ディナール(約37円)。16日で届いた。
治安 「なんでこんなに」 というくらい平和。
ガイドと離れて夜行動しても、一切の危険は感じなかった。

女性一人だと事情は少し違うだろう。
その他 ・ ツアー詳細については ・ メモ >> 「リビアツアー詳細」 を参照のこと。

・ パスポートにアラビア語併記が必要(だったり違ったりする)!! やった方が無難。

・ イスラエルに入国履歴があると、ビザが発給されないので注意!!

・ 入国時、1000US$(またはそれ相当のユーロ)現金の提示を求められる。
  と事前に言われていたが、これは自分の時は無かった。

   


تونس 通貨 チュニジア・ディナール 
(1TD=約68.2円)
1US$=1.32TD (T/C同じ)
チュニジア 情報 2009年12月
両替事情 各銀行で、USドル、ユーロ、果ては日本円までもが両替可能。T/Cも問題なし。

VISA,MasterともにATMでのキャッシングが可能。

余談だがディナールの下の単位ミリーム3桁なのでちょっと混乱する。
1.450(いち・よんひゃくごじゅう)とかいう言い方をしかもフランス語でされるので、
慣れるまではムズカシイのだ。
物価 コカコーラの500mlペットボトルが0.7ディナール(約48円)。
水1.5Lが0.5ディナール(約34円)といったところ。 リビアよりは安い。
食事はサンドイッチ的な軽いもので1~2ディナールくらい (約68~132円)。
大衆食堂で一皿2~5ディナール (約132~341円) くらいはする。

安宿は6ディナール(約409円)くらいから。 15ディナール以上の宿は大抵朝食が付く。

普通に生活する分には一日20ドル前後、といったところだが、
観光地の入場料が平均7ディナールと結構高く(写真撮影料更に1ディナール)、
交通費もじわじわと3~4ディナールずつかかる。

まともに観光しながらだと、1日30ドルくらいは飛んでいくだろう。何気にカネのかかる国。
通信事情 どんなちっぽけな村にもPublinetという名のネット屋があり、平均1時間2ディナール。
大抵日本語は読めるが、打てるのはチュニスとスースぐらいか?

日本へのハガキは1通700ミリーム(約48円)。12日で届いた。
治安 かなり良い。 人も親切で、ヘタなヨーロッパの国よりよっぽど平和。
ツーリスティックな国なので観光地には悪いヤツもいるが、他国に比べればヌルいので安心。
その他 「地球の歩き方」 も出ているし、だいたい書いてある通りと思ってよい。


ただ、マトマタのページにはちょっと注意!
「穴居住宅の見学はホテルで情報を集めよう」 と、さも難しい事のように書いてあるが大ウソ。
実のところ穴居住宅はホテル・シディ・ドリス(スター・ウォーズのホテル)の裏手の丘に腐るほどあり、勝手に上から見下ろす分には全くの自由。
そのうちいくつかはミュージアムとして開放されているので、中身が見たい人はそれで充分だろう。

「歩き方」 の事を知ってか、 「この辺はガイドをつけないと歩いちゃいけないんだ」 とウソを言ってくる自称ガイドが居るので絶対に相手をしないように。
特に名前を訊くと 「ナカタ(中田)」 と名乗ってくる男は、チュニジア人とは思えない最悪のクズ野郎である。わしは思わずブン殴ってしまった。

   


الجزائر 通貨 アルジェリア・ディナール 
(1DA=約1.2円)
1US$=72.28DA
(T/C=73.01)
1ユーロ=99.38DA
アルジェリア 情報 2010年2月

両替事情 銀行でUSドル、ユーロの現金が両替可能。
T/CはBanque d'Aigerで手数料なしで換金できる(要T/C購入控)ようだが、町によって事情が異なるようなので注意が必要。

アルジェの Societe general (赤と黒の看板の「ソシエテジェネラル」)のATMは、Visaカードのキャッシングが可能だそうだ。

闇両替もありレートは25%ほどいいが、出国時に税関で銀行レシートのチェックがあるので(人によってなかったりする)闇だけに頼るのは危険。

ちなみに現地人は昔の単位を引きずっているのか、モノの値段を言う時に100倍の数字を出して来るので一応、注意を(その際、通貨単位「ディナール」は付かないのが特徴)。
それでダマそうとしているワケではないようだが、お茶一杯1,000とか言われると、びっくりする。
(※ ホントは10ディナール(約12円)ってこと。)
物価 コカコーラの1リットルペットボトルが55DA(約66円)
水2lで30DA(約36円)と、チュニジアより若干安い印象。
食事はピザやサンドイッチの軽食だと100DA(約120円)以内、
レストランだと200~400DA(約240~480円)といったところ。
レストランはおかわり自由なことが多い。

安宿は400DA(約480円)くらいからあるが、シャワーがなかったり、別料金だったりすることも多いので要確認。けっこうこの数年で値上がりしている様子。
交通事情 幹線道路は南部砂漠地帯のよほどのイナカ以外はほぼ完全に舗装されており、快適。
各地をバス、乗り合いタクシーが頻繁に走っており、北部の一部の都市間には列車もある。
移動に当たって困ることはあまりないだろう。
が、そのぶん渋滞がかなりヒドイので、移動には思ったより時間がかかる。

産油国だけあって航空運賃も安く、国の大きさの割に交通費は安く済む。
通信事情 各町にいくつもネットカフェがあり、1時間50~100DA前後と料金はバラバラ。
日本語が読めるところは多いが、打てるところはツブれてしまった等して、わしは発見できていない。
アンナバにはあるとの噂。


日本までの郵便はハガキ30DA(約36円)。
2週間ほどで届いた。
治安 日本ではイコール爆弾テロみたいなイメージで語られているが、極めて平和で安全。
観光客ズレもしておらず、基本的に 「いい人」 が多い気がする。

かつて必要だった南部砂漠地帯の旅行許可も、現在はタッシリ・ナジェール以外は不要。
各町の入口には必ず警官が立っているのだが、パスポートチェックさえ一度もなかった。
その他 -

   


مصر 通貨 エジプト・ポンド (1L=約16.4円)
1US$=5.47L (T/C同じ)
1ユーロ=7.40L
エジプト 情報 2010年3月

両替事情 銀行・両替所で、USドルやユーロの現金・T/Cが問題なく両替可能。
ATMも問題なし。
物価 水1.5Lが2L(約32円)、コーラはビン(350ml)をその場で飲めば1.25L(約20円)
と非常に安い。
食事は名物コシャリが4L(約64円)くらい、チキンなどの定食は10L(約160円)くらい。

数年前から宿代などは急激に値上がりしているようだが、それでも安い。
安宿ドミで20L(約320円)程度~。 30L(約492円)くらいでシングルに泊まれる。
交通事情 道路は整備され、交通網も大変整っているので、問題なし。
列車のチケットが取りづらいくらいか。
通信事情 ネットカフェは至る所にあり、速度もまずまず。 1時間3L(約50円)程度。
日本語読み書きできるマシンはカイロ、ダハブ、ルクソール、アスワンなど豊富にあり、人に訊けば簡単に見つかる。 宿に置いている場合も多い。

日本までの郵便はハガキ1.5L(約24.6円)。
中央郵便局からなら5日で届いた。
治安 非常に良い。
首都カイロでは深夜でも開店している店が多く、安全を象徴するように女性や子供がウロウロしていたりする。
「安全かどうか」 という意味では全く問題はないが、観光地でのタクシーやラクダ引きとのトラブルが多いようなので、そこは人並みに警戒すべし。

テロ関係は警察がかなり警戒しているようで、幹線道路の至る所にチェックポイントがある。
もちろん西アフリカのような 「カネを巻き上げる機能」 はない。
その他 -

   


السودان 通貨 スーダン・ポンド (1L=約34.6円)
1US$=2.6L (T/C不可)
1ユーロ=3.5L
スーダン 情報 2010年3月

両替事情 銀行や両替所、および路上でUSドル、ユーロの現金のみ両替可能。
レートはどこでも同じ。

ATMは存在するが、VISA等が使えるところは見かけなかった。
物価 水2リットルで1.5ポンド (約52円・なぜか1.5リットルも同じ値段)。
瓶コカコーラ350mlが0.5ポンド (約17.3円)。
食事も屋台の軽食2ポンド (約70円) やら定食6ポンド (約207円)と、
エジプトとほぼ同じか若干高いくらいだが、選択の幅が極端に狭くなる。

安宿も英語が通じるところは高く、1泊8~10ドルくらいする。
地元民のみが利用する宿は安くて3ドル程度からあるが、
看板がアラビア語オンリーなので自力で探し出すことはほぼムリ。
道行く人に訊きまくるしかないが、彼らも英語がわからんという地獄ループで疲労度大。
交通事情 意外なことにエジプト国境からエチオピア国境までの道は完全に舗装が完了しており、
エアコン&食事サービス付きの豪華バスのみで通過可能。
故に旅行人やロンプラにあるような列車やヒッチの旅は、しなくてもよくなった(まああえて実行する事もできる)。

見所を見てまわるのにヒッチハイクが必要な場面もあるが、これもほとんど待たずに成功する。
構えて入国すると拍子抜けするくらい移動はラクである。
通信事情 ネットカフェは意外と沢山あり、速度もまあまあ(アフリカにしては)速い。
1時間2L(約69円)くらい。
何もしなくても日本語が読める台が多かった。


日本への郵便はハガキ3.5L(約121円)と高い。13日で届いた。
治安 現在は陸路で南北縦断できるほどに回復したらしいが、南部は無法地帯に近いので警官の質が西・中央アフリカ並みとのこと。要注意。


エジプト国境ワディハルファ~エチオピア国境ガラバート間の北部エリアを観光する分には、全く問題なし。スーダン人はいいやつが多い。
その他 何といってもレジストレーション(外国人登録)が厄介。


ハルツームのレジストレーションの場所はロンプラとだいぶ違っており、
現在はAl-Sharif Al-Hindi St (ロンプラCentral Khartoumの17th St の一本南)を、
西へ地図外までハミ出したところにある。Faisal Bank という大きい銀行を越えた右手。

手続きにはホテルからの 「宿泊証明書」 のようなものが必要なので、必ず用意して出頭すること。 マトモな宿ならスタッフがこの制度を熟知しているので、すぐ書いてもらえる。
他に必要なものは

・写真1枚
・パスポートコピー1枚
・スーダンビザのページのコピー1枚
・レジストレーション代 100L (約3640円)
・印紙代 5L (約173円)

コピー屋が同じ建物内にあるので、事前に用意しなくても問題はない。
1枚50ピアストル (約17円)。



更に、念には念で 「旅行&写真許可証」 も観光局で作っておくと安心。

こちらは Ministry of culture & tourism で申請。
要写真1枚 & パスポートコピー & スーダンビザコピー 
道の向かいにコピー屋があるので事前準備の必要なし。1枚20ピアストル(約7円)。
所要10分。 無料。

場所はロンプラ地図参照。
レジストレーションオフィスと同じ通りに面している。

   


የኢትዮጵያ 通貨 ブル (1B=約6.7円)
1US$=13.38B (T/C同じ)
1ユーロ=18.13B
エチオピア 情報 2010年3月

両替事情 銀行にてUSドル、ユーロ、日本円などの現金が両替可能。
T/Cはムリ、との噂だったが、実際は観光地なら問題なく可能。
(ゴンダールのDashen Bank、ラリベラのNational Bank of Ethiopia で確認済)

ATMはアディスアベバのヒルトン以外見かけないので、アテにしない方がいいだろう。

銀行窓口でのキャッシングは可能らしい。
物価 水1.5Lで8~10ブル(60円前後)、2Lで7~8ブル(50円前後)と店、地方によりバラバラ。
コカコーラ350ml瓶が5ブル前後(約33円)と、液体関係は若干高め
食事は国民食インジェラ&おかずが10ブル前後(約67円)で食べられお腹いっぱいになるが、馴染めない人にはパスタや米もある(15ブル前後・約100円)。


安宿はブンナベッドと呼ばれる、レストランの裏が宿になっているような所が一般的。
一泊30~50ブル(約201円~335円)と安いが、水道や電気が止まっている事も多い。
シャワー付きのシングルだと80~100ブル(約536円~670円)からある。
交通事情 以前はヒドい道が多かったらしいが現在はかなり舗装が進んでおり、快適。
ただしそのほとんどは山道のため、地図上の距離で考えると、異常に時間がかかる。
※ 日本の山間部を国道のみで(高速を使わず)移動するイメージに近い。


「エチオピアのバスは早朝のみ」 という事実が低血圧の旅人たちを悩ませているが、
個人所有のミニバスは昼過ぎでも人数さえ集まれば走ってくれるので利用価値大(大型バスよりちょっと高いが)。
ただし、基本的に夜は走らないので、長距離移動の場合はやはり早朝発がベター。
通信事情 ロンプラなどには 「首都アジス以外はムリ」 みたいに書いてあるが、
最近は意外と小さな町でもネットは可能。
但し、回線速度激遅。


「ネットカフェ」 のスタイルをとっている所は少なく、コピー・FAX・電話屋が「Internet」の看板を出している。
アムハラ語という特殊フォントを使っているせいか、何もしなくても日本語が読めるマシンが多い

料金は分刻みで1分0.2~0.5ブル。 だいたい1時間1.5ドルくらいの感覚。


不思議なことに首都アディスが最も回線速度が遅い。ような気が。


日本までのハガキは1通4.3ブル(約29円)。
治安 非常によい。
通常の町歩きは特に警戒する必要はないだろう。

バスターミナル周辺にはニセチケットを売りつけようとする輩が多いので、真偽の判定は慎重に。
その他

   


Kenya 通貨 ケニア・シリング (1ksh=約1.16円)
1US$=77.15ksh (T/C同じ)
1ユーロ=100.0ksh
ケニア 情報 2010年4月

両替事情 銀行・両替所でUS$、ユーロの現金が両替可能。
T/Cは両替できる銀行が限られているが、ナイロビなら一応、可能。

ただし、US$の現金は古いものほど偽者が多いらしく、
私設の両替所では2006年以前の紙幣はレートが落ち
(例: 普通は 1$=77.1のところ =75.5にされる など)、
銀行にいたってはそれ以前の紙幣は両替を拒否される。

10ドル、1ドルなどの小額紙幣についても同じで、レートかなり悪し。
可能ならなるべく新しいドル札を用意すべし。
ユーロは問題ない。


ATMは国内至る所にあるので、キャッシングが最も有効な現金入手法だろう。
物価 ナイロビだけ極端に高く、安宿で500ksh (約580円)、
食事150ksh (約174円) といったところ。
イナカだとこれが安宿200Ksh (約232円)、 食事50ksh (約58円) となり、
エチオピアとそう変わらない感覚で過ごせる上、質はエチオピアに比べて格段に上がる。


コカコーラの瓶は300mlで25ksh (約29円)、
水1.5リットル50ksh (約58円) くらい。


サファリなどに出かけるとおカネがかかるが、普通に生活する分には1日10ドル前後。
交通事情 道は完全舗装に近い状態で、どこまでも快適に走れる。
トランスポートも大型バスから7人乗りのシャトルバスまで選択肢が豊富で、
時間帯を問わず移動が可能。


ただし、エチオピア国境のモヤレからイシオロまでの道だけなぜか未だに未舗装なため、
スタックにより特に雨期は時間がかかる。
途中休憩所などで食事も取れるが交通量が多いとたやすく売り切れになるので、
自分の水・食料は必携。
通信事情 インターネットは1分=0.3シリング~1シリングで、1時間やって70円程度と安い。
通信速度も快適で、高い所ほど速い傾向にある。
国際電話はナイロビからなら1分20シリング (約23円) とこれも安く、通信状態も良好。


絵葉書はスーパーなどで質の高いものが入手可能。
日本までハガキ小35シリング (約40円) 、ハガキ大55シリング (約64円)。
12日で到着。
小包もちゃんと届くらしい。
治安 首都ナイロビはその治安の悪さで有名だったが、
2007年頃から急速に改善され、今はそれほど危険な香りはしない。
「歩き方」 に書かれている過剰な警戒ぶりは、ちょっと大袈裟すぎる気がする。


ただし、ニセ警官や8人組の首絞め強盗など、実害に遭った話は後を絶たないので、
普段の旅行以上の警戒心は必要と思われる。
特にRiver Rd を境に北に行けばいくほど治安は悪くなるらしいので、
安全を期する人はMoi Av 以南に宿を取るなどの対策を取ったほうが無難。


ナイロビ以外ではそれほど治安の悪さを感じないが、一応、要警戒で。
イナカで気味の悪さを感じたのはイシオロくらいか。
その他 マサイマラ国立公園へのサファリは2泊3日(テントロッジ泊)で1日80ドルくらい。

   

 
Suid-Afrika 通貨 ランド (1R=約13円)
1US$=6.5R (T/C同じ)
1ユーロ=9.5R
南アフリカ 情報 2011年4月

両替事情 銀行・両替所でUS$、ユーロ、日本円までもが両替可能。T/CもOK。
ATMも国じゅう至る所にあるので問題なし。

ただし、ドル現金などの両替には高額のコミッションがかかり、
それが1回につき45ランド(約585円)か両替額の1%
どちらか高い方という狂気じみた額をボッタクられるので注意!!

T/Cの両替手数料は1%と最も両替率がよいので、
アフリカにしては珍しく、T/Cが活躍する国
しかも、ケープタウン市内のAMEXオフィスなら、
コミッションなしで両替してくれる。(当然AMEXのT/Cのみ)
物価 宿はドミで100ランド(約1300円)、キャンプで60ランド(780円)ぐらいから。
バックパッカーズがたいへん充実しており、
一つの宿でドミ、キャンプ、個室と選択できるケースが多い。
アフリカ北部・東部に比べて恐ろしく高く感じるが、
質は「欧米並みかそれ以上」と考えれば相応のカネを出す価値はある。

キッチン付の宿が多いので食事は自炊中心になると思うが、
スーパーのお惣菜やテイクアウト、ローカルなファストフードなどで
外食でも一食15ランド前後(200円程度)で済ませることも可能。
ちなみにコカコーラの500mlペットボトルは8ランド(約104円)。

観光にかかる入場料なども暴力的に高いが、
そういった費用を除けば、1日2000~3000円といったところ。
交通事情 道路事情は欧米、日本並と考えてOK。非常に快適。
長距離バスは快適すぎて旅している気が全くしないくらい素晴らしいが、
質が高い分値段も高く、近距離なほど割高になる印象。

2~3時間の近距離もしくは大都市へは乗合のミニバスタクシーもあり、格安。
豪華バスに比べるとショボく感じるが、一人一席だし舗装なので全然快適である。
通信事情 ネットカフェは先進国並にどこにでもあるが、店によって値段はバラバラ。
安いところだと1時間5R(約65円)、通信速度もまあまあ。
Skypeや動画ダウンロードなどは別料金を取るところもあるので、確認すべし。
WiFiを無料で使えるカフェや宿も、けっこうある。

日本へのハガキは5.1R(約66円)、封書6ランド(約78円)。
10日くらいで着いた。
治安 とにかく治安が悪いと評判の南アフリカ。

世界一治安が悪いと言われるヨハネスブルグをはじめ、
ダーバンなど大都会の一部の地域は危険度大。
実際の被害報告も後を絶たない。

しかしそれらが別格すぎて国全体が危険地帯みたいなイメージがあるが、
地方都市はきわめて穏やか。
人種が入り混じっているせいかあまり外国人扱いされず、
ガン見されたり、「チャイナ!」とか言われることもほとんどない。

わしがたまたま道で黒人同士の取っ組み合いを目撃した時は、
ものの数秒ですよ!)でパトカーが現れた。
警察や警備会社がキチンと仕事をしている印象があるため、
むしろ他の国よりも安心して歩ける気がした。

もちろんアフリカ基準で、の話だが。
その他
 
   

 
Lesotho 通貨 ロティ (1M=約13円)
1US$=6.6M (T/C不明)
1ユーロ=9.6M
レソト 情報 2011年4月

両替事情 通貨はロティ(複数形マロティ)だが、南ア・ランドと等価であり、
ランドが普通に流通している。
地元の人間も値段を言うときは「ランド」で言うし、
「だったらロティ必要ねえじゃん」と思ってしまうが、民族の誇りなんかね。

首都マセルであれば、銀行や両替所でUS$やユーロの現金が両替可能。
ATMも一応ある。(マセル、マフェテン、ロマでは確認済)
T/Cは不明。
これが地方に行くとチャンスが(ゼロではないが)グッと減るので、
できれば南ア・ランドを多めに持って入国したいところ。
物価 ほぼ全ての物資を南アからの輸入に頼っている割には、
物価は若干だが南アより安い印象。
安メシ屋台が豊富にあり、
ぶっかけ系のごはんが10M(約130円)くらいから食べられる。

コカコーラ500mlで8M(約104円)
水2リットル10M(約130円)くらい。

安宿は少ないが一応あり、値段は南アとほぼ同じ。
ドミで110M(約1430円)、キャンプで50M(約650円)くらいだが、
質は南アより格段に劣る。
交通事情 幹線道路は完全舗装だが、山奥の村などへは未舗装が多く、
国が狭い割に時間がかかる。

交通費は1時間走って2ドルくらい。
荷物代は取られないが、
屋根に荷物を積んだりはしないので、荷物が大きいと座席が狭くなる。
通信事情 ネットは1時間10マロティ(約130円)程度。
首都マセルのメインロードにあるnew land internet(「歩き方」参照)では
日本語の読み書きも可能。回線速度はまあまあ速い。

日本への郵便はハガキ2.5M(約33円)と日本から出すより安い。
マセルの中央郵便局から出したのに、1か月かかった。
治安 たいへん良好。
危険な感じはほとんどなし。
観光地に行ってもカネカネ言ってくる輩がとても少なく(まあいるにはいるが)、
フレンドリー。

ただし、首都マセルで強盗に遭ったという話も聞いたので、日没後は注意が必要。
その他
 
 
   

 
Swaziland 通貨 リランゲニ(1E=約13円)
1US$=6.6E (T/C不明)
1ユーロ=9.8E
スワジランド 情報 2011年5月

両替事情 通貨はリランゲニ(複数形エマランゲニ)だが、南ア・ランドと等価であり、
ランドが普通に流通している。
レソトと同じくみんなモノの値段を「ランド」って言う。

ただし、ランドのコインは受け付けてくれない店がほとんどなので注意!
そこらへんがレソトと違って、ちょい不便である。

ATMや両替所は、首都ムババネにはある。他は不明。
物価 買い物をする分には南アとほとんど変わらない。

ただ、宿代が若干、安い(1000円前後~)のと、
安メシやビニール袋に入ったジュースなどは南アに比べてたやすく見つかるので、
1日の出費は2000円以内で済ますことも可能。
交通事情 全て舗装路、各地にミニバスの路線が張り巡らされているので全く問題ない。
ヒッチも簡単にできる。
通信事情 ネットは意外にも回線がとても速いが、
店によっては1時間50E(約650円)とクソ高いこともある。

日本までのハガキは1通1.9E(約25円)と周辺国でも際立って安い。
が、そのかわりハガキ本体がとても高かったりする。
この国も郵便は遅く、27日後に届いた。
治安 人はたいへん親切で、
例えば小銭がなくてバスの料金がちょっと足りなくてもOKしてくれたり、
客がいない博物館なんかはタダで入れてくれたりする。

首都ムババネは夜間は危ないらしいが、他国と比べれば問題ないレベルだろう。
夜はどこだって危ない。
その他
 
 
   

 
Moçambique 通貨 メティカル (1M=約2.7円)
1US$=31.5M (T/C同じ)
1ユーロ=45M
モザンビーク 情報 2011年5月

両替事情 銀行、両替所でUSドル、ユーロ、南ア・ランドの両替が可能。
レートは店によってドルが強い店、ランドが強い店とあるので、要比較。

T/Cの両替は可能だが、5~7%の手数料がかかるのでイマイチ。
ATMは大きな町なら稼働しているので、
資金調達にそれほど苦労することはないだろう。
物価 南アやスワジランドから買い出し客が来るくらいだから、若干物価は安め。
瓶コーラ1本12.5M(約34円)、水1.5リットル30M(約81円)など。
屋台メシも探せば30M(約81円)くらいからある。

宿はドミで1000円以下のところが多く、他国に比べて節約できるだろう。
長距離移動の際には出発前夜からバスに乗り込んで眠ることも可能(後述)。

一日の予算は2000円前後というところ。
交通事情 ほとんど舗装だが、
国が大きいためある程度の規模の町を渡り歩くには時間がかかる。
北部は未舗装が多く、さらに時間がかかる。

この国も意味不明なことに夜行バスが禁止されているらしく、
長距離バスの発車はエチオピアを超える早さの朝4時が常識。
そのため前夜からバスターミナルやバスの中で眠ることが公認されているので、
宿代を節約するにはよい環境…だが眠い。
通信事情 ネットカフェは沢山あり、1時間50M(約135円)くらい。
WiFiを飛ばしているカフェもある。回線は意外と速い。

日本へのハガキは一通92M(248円)と周辺国にくらべてバカ高い
わしのように「1国1通」を義務としているのでないならば、
郵便は他の国から送った方が無難である。
ちなみに所要日数はマプトからで21日。
治安 おおむね良好で、人はみな親切。
ただし、マプトの夜歩きや北部ナムプラのバスターミナル周辺は
地元の人間も「気をつけろ」と言っていたので要警戒。
危険度はアフリカの周辺国と同等とみてよいだろう。

それと、外国人はパスポートの携帯義務がある。
警官によるいやがらせ等もたまにあるようなので、念のため気を付けるべし。
その他 こういう国の公用語は普段は誰も喋ってないとか全く通じないのが常だが、
モザンビークの公用語はポルトガル語で、
意外なことに国民同士もポルトガル語で会話をしているのをよく見かける。

南部以外では英語はほとんど通じないので、
多少でもポルトガル語の知識があると非常に助かるだろう。
南米経験者にはおススメの国。
 
 
   


Zimbabwe 通貨 USドル
(1$=約82円 T/C同じ)
ジンバブエ 情報 2011年5月

両替事情 USドルがそのまま使えるので、特に両替は必要ない。ATMも使える。
T/CやATMが使えない国へ行く場合はここで多めに引き出しておくのも手だろう。
ただし、
ジンバブエで流通しているUSドルはものすごく汚いので、
他国では両替を断られる可能性大。
ATMから出てくる紙幣はさすがに新札かキレイなものなので、
それはキープしておいて、汚いのから優先的に使うべし。


なお、
1ドル以下のモノに関しては南ア・ランドのコインが使用されており大混乱
町によって
8ランド=1ドルとか7ランド=1ドルとかテキトー極まりないレートで、
大体2ランドの硬貨がクォーター(25セント)の役目を果たしているらしい。

ところが
スーパーなどではランド・コインのお釣りを用意していないので、
買い物のとき端数が出ると、適当なものを買い足しさせられるので注意。
例えば1.1ドルの買い物をしたのに、
お釣りがないからと欲しくもないアメ玉を0.9ぶん買わされる。など。
物価 かつては闇レートによりパスポートが2円で作れた時代もあったそうだが、
USドルが通貨になってからはその手のオイシイ話は消滅。

瓶コーラ0.5ドル(41円)、水1.5リットル0.6ドル(50円)など、
モノは若干南アより安い程度で、爆安国の片鱗は見る影もない

宿はドミ10ドル前後からあり、テイクアウト飯などは2ドルくらいなので、
1日1500円で何とかなるが、
首都ハラレなど宿代が死ぬほど高い町もあり、そうなると40~50ドルは飛ぶ。
現在のジンバブエはボツワナと同じと考え、
まずキャンプ場を目指すのが吉かもしれない。


観光地の入場料を中心に
外国人が払うべき料金はハイパーインフレばりに上昇を続けている
下がることは今後ないと思われるので、早めに行っておいた方がいい国である。
交通事情 ほとんど舗装、バスは1人1席で快適な移動が可能。
夜行列車もあり、遅いがバスより安いので利用価値は高いらしい。
通信事情 ネットは40分=1ドルとかよくわからん単位で刻まれている場合が多いが、
大体1時間1.5~2ドルといったところ。回線はまあまあ。

日本へのハガキは1通1ドル。
日本への国際電話は2分=1ドルでわりと高くない印象。
治安 かつてはアフリカでも屈指の安全な国だったそうだが、
犯罪は増加傾向にあるとか。
とはいえ、南アのような凶悪事件のレポートは旅行者の間でほとんど聞かない。
旅行者自体が減っているせいもあると思うが、たぶん大丈夫な国。
その他 ちなみに一世を風靡した旧ジンバブエ・ドル紙幣
地元民に訊くと結構まだ持っていたりするので、興味のある人はLet's ASK。

観光地ビクトリア・フォールズでは完全にお土産として再利用されており、
交渉により1枚=1US$くらいで入手できる。
最高額は100兆ジンバブエ・ドル(one hundred trillion dollars)でこんな色
折り目のないキレイなものは出し惜しみされるので、強気で引き出すべし。
 
 
   

 
Botswana 通貨 プラ(1P=約13.6円)
1US$=6.27P (T/C手数料5%)
1€=9.0P
ボツワナ 情報 2011年6月

両替事情 銀行・両替所でUSドル、ユーロ、南ア・ランドの両替が可能。
ただし現金(2%)、T/C(5%)ともに手数料がかかる場合が多い。
ATMはあちこちにある。

周辺国と違って南アランドとプラは1:1ではないが、
レート計算してそのまま使用できる場合が多い。
物価 モノ全般は南アより若干安い程度。
安食堂らしきものはほとんどないので、
自炊しない人はスーパーなどのテイクアウトに頼ることになり、
1食20プラ(約272円)程度。

安宿がないことで有名なボツワナだが、
テントさえあれば高級ホテルの庭のキャンプ場に宿泊が可能で、
大体30~50プラ(400~650円)と激安なうえ、
シャワーなど高級ホテルのものが利用できるので快適。

観光の費用を除けば、1日1500円で十分足りるだろう。
国立公園入場料やら何やらで、観光すると3~4000円は使う。
交通事情 幹線道路どころか村のワキ道とか変なところまで舗装されていて、
町から町への移動は快適かつ楽勝。
ミニバス、バスとも1人1席で、サービスでDVD上映があったりする。

ただし、
交通網が国全体をカバーしていないので、
特に国境付近ではヒッチ必須のエリアあり。

料金は交渉次第で、ナミビアと違ってタダにはなりにくいとか。
通信事情 ネットは1時間30プラ(約408円)程度と高いが、
高級ホテルではWifiフリーの所も多く、キャンプ宿泊者でも利用可能。
回線はそこそこの速さ。

日本へのハガキは一通6.1プラ(約83円)。
首都ハボロネでなくマウンから出したが、3週間で到着。
治安 周辺諸国より治安がよいとの話。
実際、危険な雰囲気などは全く感じなかった。とはいえ、最低限の警戒は必要。
アフリカだし。
その他

   

 
Namibia 通貨 ナミビア・ドル(1N$=約12.5円)
1US$=6.6N$ (T/C6.62)
1€=9.4N$
ナミビア 情報 2011年6月

両替事情 ナミビア・ドルは南ア・ランドと等価であり、
ランドの紙幣・コインともに普通に流通している。


銀行や両替所で、US$やユーロ、日本円の現金・T/Cともに両替可能。
T/Cの方が若干、両替率が高いことと、
現金の両替に手数料がかかることは南アと同じである。

ATMは至る所にあるので、資金調達は問題なくできるだろう。
物価 南アとほぼ同じ。
宿代がドミ100N$前後、キャンプ70N$前後と若干、安いので
観光しなければ1日の生活費は2000円前後に抑えられる。

国立公園入場料などが何気にかさむので、実際は3~4000円はかかるだろう。
交通事情 主要都市間にはミニバスや列車が走っていて、道も舗装で快適。
ただし、南ア同様料金は高い。
長距離を一気に移動したほうが安く、細かく刻むほど割高になる傾向にある。


バス網がカバーされていない地域も多く、
主要な観光地はレンタカーで回るという方法が旅行者の間で定着している。

それ以外の地域はヒッチに頼ることになるが、
地元の人間もヒッチを主な交通手段として利用しているため、
わりと楽勝で車は捕まるし、タダのことが多い。
安全性についても、他国よりは安心できるイメージ。
通信事情 ネットは1時間30ドル(約378円)前後と割と高め。
回線はまあまあかな、といったところ。

日本へのハガキは1枚5ドル(約63円)。約2週間で届く。
切手はハガキを売るお土産屋に一緒に置いてあるので便利。

カード式公衆電話で日本へも国際電話が掛けられ、
首都ヴィントフックからだと50ドル(約625円)のカードで20分ほど話せた。
同じカードでも地方からだと減りが早く、5分そこそこといったところ。
治安 治安はアフリカにしては大変良好。
首都ヴィントフックですら夜でも安全、という印象だが、
安宿近辺で日中、強盗被害に遭った人もいるので一応、要注意。

地方に行けば、ほぼ問題なしと思われる。
その他 レンタカーに関する情報は、・コチラ >> を参照のこと。
 
   


Zambia 通貨 ザンビア・クワチャ
(1kw=約0.017円)
1US$=4760kw (T/C不明)
1€=6300kw
ザンビア 情報 2011年6月

両替事情 銀行・両替所でUS$、ユーロが両替可能。T/Cは未確認。

ATMは大きな町にならあり、VISA、PLUS共に使用できた。

ちなみに主力観光地のビクトリアの滝では
入場料20US$はじめ、あらゆるアトラクションがUS$建ての表示だが、
現地通貨クワチャで支払い可
滝では1$=4600kwなど意外とレートがいいので、クワチャ払いをオススメする。
物価 南アと同じスーパーマーケットがあり、
スナック菓子など輸入品は他の南部アフリカ諸国とほぼ同じ。

しかしザンビア国内のプロダクトに関しては
瓶コーラ330mlが2500kw(約43円)、
水2リットルで3200kw(約55円)と南部アフリカにしては安く、
安メシ屋も探せば1食4000kw(約68円)くらいで発見できる。

安宿はドミ10$前後、テント6$前後からあり、
観光しなければ1日の予算は1500円くらいといったところ。
交通事情 主要都市間は大型のバスで結ばれており、1人1席、道も舗装で快適。
他国との首都を結ぶ国際バスもあるので、移動はたいへんラク。
通信事情 ネットカフェには行かなかったが、小さな町でも見かけた。
バックパッカー宿にはWifiが使えるところもある。

日本へのハガキは1通4500kw(約76円)。
首都ルサカではなく観光地リビングストンからだったが、
2週間ほどで届いた。
治安 首都ルサカなどは治安が悪いらしいが、
安宿が集まるエリアは特に問題なかった。

同じくビクトリア・フォールズの拠点リビングストンも
「夜は歩くな」と言われていたが歩いて問題なし。
旅行者が何かの被害に遭った、という話は、
今のところザンビアでは聞いていない。

常識的な行動@アフリカを守っていれば大丈夫だろう。

ザンビアは他国と違って内戦が起きたことがないそうで、
そういう意味でも安心度は高め@アフリカだと思う。
その他 -
 
   

 
Malawi 通貨 マラウィ・クワチャ
(1kw=約0.44円)
1US$=183kw (T/C160)
1€=240kw
マラウィ 情報 2011年7月

両替事情 銀行・両替所でUS$、ユーロが両替可能。
レートはだいぶ落ちるが、T/CもOK。

銀行のレートと両替所のレートがかなり違うので要注意!!
(例:銀行 1$=155kw のとき 両替所 1$=183kw 2割ほど差がある!!)
この差を利用して100$を105$にするなどの錬金術ができそうに見えるが、
銀行が外貨を素直に売ってくれるかどうかは確認していない。

ATMは大きな町にならあるが、VISAでも使えるところは多くはない。
そして、ATMはおそらく銀行レートを元に計算しているハズなので、
利用者は微妙に損した気分になるだろう。
物価 瓶コーラ330mlが50kw(約22円)、
水1リットルで100kw(約44円)、
ローカル食堂のメシが100kw(約44円)前後と安い

安宿も豊富でドミ1000kw(約440円)前後~、
テントがあれば500kw(約220円)で泊まれる。

1日の予算は1000円以下という、
アフリカ大陸北上組には夢のようにありがたい国であり、
南下組にとっては最後の「安い国」である。
交通事情 ミニバスが国じゅうを網羅しており、道も舗装なので移動に困難は少ない。
ただ、ポリスチェックで全員下車するケースがあったり、
見た目的な距離の割に時間がかかることが多い。
座席はそれほど詰め込まないが、一人0.8席くらいか?

あと、わしが行ったときは首都リロングウェでガソリン不足が起こっており、まるで震災後の日本みたいな行列がガソリンスタンド前にできていた。
1時間も走った他の町では全く普通に売っていたのに…ありゃ何だったんだろう。
通信事情 ネットは1分=5kw、1時間で300kw(約132円)と南部アフリカでは安い方。
速度は遅いが、アフリカレベルでは普通。

首都リロングウェのカフェや各地のバックパッカー宿などでは
Wifiの使用が可能なところもある。

日本へのハガキは145クワチャ(約64円)。
到着まで4週間。
治安 「アフリカのあったかハート」を自称するだけあり、平和。
首都、観光地ともに、夜歩いても特に問題なかった。
その他 ちなみに国旗は2010年にデザイン変更したそうな。
 
   

 
Tanzania 通貨 タンザニア・シリング
(1tsh=約0.051円)
1US$=1580tsh (T/C=1428)
1€=2200tsh
タンザニア 情報 2011年7月

両替事情 銀行・両替所でUS$、ユーロが両替可能。
T/Cも替えてくれるところがあるが、レートはかなり悪い
ダル・エス・サラームではケニア、ウガンダ・シリングや日本円も両替可能。
ただし、レートはものすごく悪い

ATMも至る所にあり、VISA、Plus共に利用可能。
Plusが使える僕らの味方「バークレー銀行」も各都市にある。


サファリやキリマンジャロ登山、ザンジバルなど
旅行者はUSドル払いが義務付けられているモノが多いせいか、
USドルの現金の購入も難なくでき、そのレートは悪くない
(例:買レート1$=1580tshの時、売レート1$=1600tsh。
その差約2%、100$分の現地通過で98$のドル現金が手に入る計算)
物価 瓶コーラ350mlが500tsh(約26円)、
水はなぜか安く、モノによっては1.5リットルで500tsh(約26円)からある。
ローカル食堂の定食が1000tsh(約51円)~と、全般的に安い。

安宿は首都や観光地でシングル10000tsh(約510円)前後~、
地方に行けば3000tsh(約153円)のところもあるが、
基本的に水シャワーが主流。

全体的な物価はマラウィより若干、高くつくくらいで、
観光費用を除けば1日1000円前後といったところ。

サファリやキリマンジャロ登山など、
観光費用はアフリカ全土でも屈指の高さを誇るので、
トータルは結構な額になるだろう。
交通事情 舗装路が多いものの整備が行き届いていない穴だらけの道があり、
地図上の距離の割には時間がかかる。
地方に行くと未舗装路も増え、南部アフリカに比べると移動はハード。
とはいえ一人一座席は確保されているのでマシな方か。

この国も夜行バス禁止のため、長距離移動は早朝5時台発が基本。
同じ行先のバス、ミニバスが同時に何台も出るおかしなシステムで、
客引きが必死に乗せようとしてくる
あたりに民度の低さを感じる。

ちなみに、
そういう事情もあってかこの国はバスの偽チケット詐欺が多いらしいので、
前日購入やオフィスでの購入は要注意。
西部を除いて「満員で乗れない」ということはほとんどないので、
当日いきなり行ってバスの中でチケットを買うのがよいと思われる。
通信事情 ネットカフェはどこにでもあり、1時間1500tsh(約77円)程度。
回線もそこそこ速い。
しかし、どの町も停電していることが多いため、
発電機があっても回線自体が死んでいる場面に、何度か出くわすだろう。

インド人系が多いせいか、国際電話が安くかけられる店があり、
例えばダルエスサラームでは日本まで1分=500tsh(約26円)程度。

日本への郵便は1通800tsh(約41円)。
1週間で届いた。
治安 前述の偽チケット詐欺のほか、
バス・列車の中での盗難、睡眠薬強盗、
宿の部屋での盗難、
路上での強盗(タックル強盗、レンガで殴るなど)、
車で拉致→ATMたらいまわしによる多額の引出被害etc…

旅行者がアフリカで聞く犯罪被害のほとんどが、
なぜかタンザニアに集中している

という事実は無視できない。

人づての情報もあるが
上記のいくつかはわしの直接の友人がヤラれた話であり、
警戒レベルを他国より上げて旅行する必要があるだろう。


とはいえ犯罪者ばかりの国なのかというとそうでもなく、
フレンドリーさに於いては東南部アフリカ屈指。
その他 アフリカでは珍しく英語圏なのに英語が通じない人が大勢いる
多少でもスワヒリ語の知識があると、大いに助けになるだろう。
 
 
   

 
Burundi 通貨 ブルンジ・フラン
(1Bfr=約0.063円)
1US$=1270Bfr (T/C不明)
1€=1800Bfr
ブルンジ 情報 2011年7月

両替事情 銀行・両替所でUSドル、ユーロ、イギリス・ポンドの現金の両替が可能。
T/Cや他の通貨は確認していないが、かなり難しいと思われる。

ATMもたまに見かけるが、VISAさえ受け付けるところは少ない。
そんなにおカネのかかる国ではないが、
隣国でドルなどの現金を準備してきたほうがベターだろう。
物価 水1.5リットルが1200Bfr(約76円)
瓶コーラ300mlが500Bfr(約32円)とタンザニアより若干お高め
安定食なども1000Bfr(約63円)くらいから。

安宿は水シャワー付きの部屋で10000Bfr(約630円)程度から。
観光や移動にほとんど費用がかからないため、
1日1000円前後で過ごせる。
交通事情 タンザニアから来ると突然、車が右側通行になる以外は割と普通。

山道が多いが舗装されているので、それほど移動にストレスは感じない。
ただし、国の大きさ、実際の距離の割には時間は思った以上にかかるので、
余裕をもった移動を心掛けたい。
通信事情 ネットカフェがわりと豊富にあり、分刻みで料金を加算するところが多い。
大体1分30Bfr、1時間1800Bfr(約113円)とまあ普通の値段。
回線はまあまあ早い。
Wifiを飛ばしているカフェもある。
ブジュンブラの「WaterFront Hotel(旧Novotel)」の目の前にある
「Face @ Face Internet Cafe」では、左一番奥の台(一番トイレに近い台)で
日本語入力が可能



電話屋が至る所にあり、国際電話もかけられる。

日本へのハガキは一通810Bfr(約52円)。
15日で届いたそうな。
治安 内戦をしていた国だけに治安が不安視されるが、
日中、町歩きをする程度なら問題なし。
観光客が珍しいこともあり、人は基本的に親切である。

首都ブジュンブラは危険、と断定する声もあるので、一応、要警戒。
暗くなってからはバイクタクシーなどを利用するべし。
バイタクは500~1000Bfr(約32~63円)で市内どこでも行けて、安い。
その他 ビザの延長については ・ビザ>> の項を参照。
 
   

 
Rwanda 通貨 ルワンダ・フラン
(1Rwf=約0.13円)
1US$=600Rwf (T/C不明)
1€= 830Rwf
ルワンダ 情報 2011年8月

両替事情 銀行・両替所にてUS$、ユーロの現金が両替可能。T/C不明。
首都キガリの両替所では日本円ほか他国通貨も両替可能だが、レートは悪い。

なお、銀行レート両替所レートの間にけっこうな開きがあるので、
両替所で現金を両替する方がベターと思われる。
※ 当サイトは両替所レートでの計算。
  同日の銀行レートは US$=586Rwf, €=821Rwf


ATMは各地にあるが、VISAを受け付けているところは少ない。
(キガリのEcobank、Bank of Kigaliのみ確認済み)
物価 瓶コーラ300mlが250Rfr(約33円)
水1.5リットルが500Rfr(約65円)と、ブルンジより微妙に高いくらい。
食事は1000Rfrくらい(約130円)からと高めだが、
ビュッフェ形式で一皿に1回だけ盛り付け放題というシステムの店が多く、
腹いっぱいにはなれる。

安宿は教会系の宿泊施設が安く、2000Rwf(約260円)程度からあるが、
それがない町の場合は5000~8000Rwf(約650~1040円)といったところ。

交通費も何気にかかるので、
観光費用含めて1日1500~1800円くらいは見ておいた方がいいだろう。
交通事情 インフラは周辺国ではブッちぎりに整っており、非常に快適に移動できる。
窓からゴミを投げ捨てる人がほとんどいないのは、ある意味衝撃的

都市間の中型バスは周辺国では珍しく
ギュウギュウに詰め込まない1人1席&定時発車。運行本数はたいへん多い。
ただし、田舎には未舗装路を大型バスで無理矢理走るような路線もある。


どの町にもバイクタクシーが走っており、市内のちょっとした移動に便利。
ただし、バス、バイクとも乗ってる距離の割に値段は高い。
通信事情 ネットカフェが至る所にあり、15分=100フラン(約13円)、
1時間やっても400フラン(約52円)と良心的なお値段。回線は割と早い。
ムサンゼ(ルヘンゲリ)の中央市場から
北に1ブロックのところにあるネットカフェでは、No.1の台で
日本入力が可能


日本へのハガキは一通450Rwf(約59円)。
切手が3枚にも渡ってスペースを取られるので、考えて文を短めに。
(切手を重ねて貼ってもノープロブレムと言われたが…怪しいな)
→19日後に無事、日本到着。
治安 十数年前にラジオに影響されて隣人をブッ殺し始めた国とは思えないほど、
現在は穏やかな空気が流れている。
周辺国に比べて人々はシャイ気味で、しかも親切。
道にゴミが(あまり)落ちていないのも好印象。

凶悪犯罪の話はほとんど聞かず、夜も街灯が点いているため危険な雰囲気はない。
最低限の警戒さえしていれば、トラブルになることはないだろう。
その他 アフリカにしては珍しく「環境」とか「エコ」とかいう言葉が存在し
その一環として「ビニール袋の持ち込み」が厳しく禁止されている。
日中は入国時の荷物検査で全員、荷物を調べられるので、
どうしても必要な人はうまく隠して通過すべし。
夜だとチェックが甘くなるらしい。
※ わしは十数枚全て密輸に成功。


あと、公用語はフランス語のはずだが、
一般人国際的に英語の方が通用度が高いとわかっているため、
こちらがフランス語で話していても英語で喋ろうとしてくる奴が多い。
すなわち、英語の通用度は思ったより高い


なお、地域再編に伴ってほとんどの町の名前が変わっているのだが、
「さいたま市」になってしまった「大宮」や「浦和」のように、
地元の人間にはまだ新旧どちらの名前でも通る様子。
一応、国造りリスペクトで、当サイトでは新しい方の名前を採用している。
 
   

  
Uganda 通貨 ウガンダ・シリング
(1ush=約0.029円)
1US$=2780ush (T/C2560)
1€=3950ush
ウガンダ 情報 2011年8月

両替事情 銀行・両替所にてUS$、ユーロの現金が両替可能。
T/Cは銀行、一部両替所で換金可能だが、レートがかなり落ちる。
両替所では日本円ほか他国通貨も両替可能だが、レートは悪い。

ATMは各地にあり、VISAの使用可能。
Plusが使える僕らの味方「バークレー銀行」も各都市にある。
物価 瓶コーラ300mlが800ush(約24円)
水1.5リットルが1200ush(約35円)と、周辺国に比べて安い。
食事は屋台で1000ush(約29円)、
レストランでも2000ush(約58円)くらいからあり、やはり安い。

白人旅行者が多いせいかバックパッカーズ的な宿も割とあり、
ドミ7000ush(約203円)、シングル10000ush(約290円)くらいから。
テントを張れるところもあり、7000ush(約203円)程度。

国立公園などに行くと出費が大きいが、
普通に観光する分には1日1500円前後
大人しくしていれば1日1000円以下で過ごすことができる。
交通事情 主要道路はほとんど舗装されており、現在も各地で工事が行われている。
例えばチャニカ国境~キソロなど、
昨年未舗装だったという道が舗装されていたりと、
道に関しては、移動はますますラクになるに違いない。

ただし、一部交通機関の乗客の詰め込み方が西アフリカレベルで、
乗合タクシーの運転席&助手席に4人、
後部座席に5人
などギッチギチに乗せまくるので心構えが必要。
こういうコトするのは東部アフリカではおそらくウガンダだけなので
ある意味イヴェントとして楽しめる人は楽しめるだろう。
でもなぜか大型バスは1人1席。わけわからん。

ちなみにウガンダではミニバスのことを「タクシー」と呼ぶので、要注意。
いわゆる普通のタクシーは「スペシャルカー」とか呼んでいる。
通信事情 ネットカフェは沢山あり、
だいたいどこも1時間=2000ush(約58円)以下と非常に安い。
回線もまあまあ早い。

日本語の読み書きが可能なのは、
カンパラの「Lousiana Internet Cafe & Comic」の3、12番の台や
ジンジャ「Source Cafe」のNo.3の台など


日本へのハガキは1通1800ush(約53円)。
EMS(国際スピード郵便)もあり、
0.5kg以下 70000Ush(約2030円)
1.0kg以下 76000Ush(約2204円)と重さによって違うが、意外と安い。
7日で日本に届いた。

国際電話も可能で、日本まで1分=300ush(約261円)ほど。
治安 非常に良好。
ツアーの客引きといいバイクタクシーといい、
ウガンダ人はあきらめが早いというか「粘り」や「しつこさ」が全くないので、
旅行する身としては非常に快適。

かといって人々が不親切とか冷たいとかいうこともないので、
安心して旅行ができる国の一つと言えるだろう。
その他

   

 
South Sudan 通貨 南スーダン・ポンド
(1ssp=約20円)
1US$=4ssp(T/C不可)
1€=4.9ssp
南スーダン 情報 2011年9月

両替事情 銀行・両替所にてUS$、ユーロの現金が両替可能。T/C不可。
ただし闇両替の方が格段にレートがいいので、路上チェンジがベター。
※ 当サイトは闇レートで計算&表記

路上ではUSドルと、ウガンダ・シリングの売買も可能。
チェンジャーはジュバ・タウンやバスターミナル周辺に腐るほどいる。
今のところニセ札などの心配はなさそうだ。

わしが行ったときはウガンダ国境のレートが一番良かったので、
入国時に多目に両替しておくのもいいかもしれない。


ATMは存在するが、VISA等に対応しているかどうかは未確認。
物価 瓶コーラ500ml 3ssp(約60円)
水1.5リットル 2ssp(約40円)と、ウワサほど高くはない印象。
食事も3ssp(約60円)程度からでき、種類も割と豊富。

かつては最安で300US$と言われた南スーダンの宿事情だが、
3~4年前から安宿ができ始め、今ではシングル30ssp(約600円)ぐらいからある。

唯一激高なのが交通費だが、長距離の移動をしなければ1日1500円で十分。
交通事情 ウガンダ国境から首都ジュバへ続く道は舗装が着々と進行中だが、
それ以外はダートの悪路。
雨期だと乾期の倍以上の時間がかかり、道が寸断されるケースもしばしば。
公共のミニバスなどが走っている道は少なく、走っていたとしても交通費が高い。

ただ、西アフリカのようにオニみたいに乗客を詰め込むことはしないので、
ケツの痛さに耐えられれば移動はそこまで大変ではないだろう。
通信事情 ネットカフェは首都ジュバにはいくつもあり、
15分=3ポンド(約60円)と意外と高い。回線はそこそこ普通。

日本へのハガキは一通7ssp(約140円)と結構高い。
しかも、この国には絵ハガキというものが存在しない上に、
郵便局の存在自体あまり知られていないという現状なので、
手紙を出したい人は結構苦労するだろう。

ちなみにジュバ・タウンの郵便局はKCB(ケニア銀行)の東1ブロック、
でっかいパラボラアンテナがある、放送局みたいな建物の中。
(わかるかっ!!こんなもん。)

一応、業務は行っているようで、日本まで41日かかって到着。
治安 独立に浮かれた機運のせいか、民間の空気はとても平和。
夜でも普通に外出して問題はなかった。

日本の外務省は「まだ近寄るな」みたいに言っているが、
アフリカの中でも安全な部類の国だと思われる。
その他
 
   

 
R.D.Congo 通貨 コンゴ・フラン
(1frc=約0.087円)
1US$=920frc(T/C不可)
1€=1350frc
コンゴ民主共和国 情報 2011年9月

両替事情 首都キンシャサのみ銀行・両替所にてUS$、ユーロの現金が両替可能。
路上両替、商店での両替も一般的で、レートは6月30日通り周辺が微妙によい。
T/C不可。
VISA,、Master共に使用可能なATMもあり、
なんとドル現金が出てくる!!(理由は下記)のだが、
スキミングの危険性がとても高いので、利用は避けた方が賢明と思われる。


首都以外での両替はUS$の現金のみなので、ドル現金の準備は必須
どんな小さな村やイナカでも、船の上でさえ誰かしらが両替に応じてくれ、
逆に言えばドルさえ持っていればどこでも両替が可能。レートはほぼ全国一律。
※ もちろん誤差はある

なお、コンゴ民主の紙幣は最大の500フランでさえ40円ちょっとの価値しかなく、
100ドルも両替すると厚さ5cmほどの札束で返ってくる。
両替の際は輪ゴム、ビニール袋などを用意の事。
キサンガニ、ブニアなど大きめの町には、
キンシャサと同じタイプのATMがあり、ドル現金が引き出せる。


ちなみにコンゴではUS$現金がそのまま使用可能なケースが多いが、
町によっては5ドル、1ドル紙幣は敬遠されがちなので注意!!(特に中部)
両替の場合、そのまま使用の場合ともに、
ドル現金は10ドル札以上の額面が望ましい。
物価 首都キンシャサの場合
瓶コーラ330mlが400frc(約35円)、
水1.5リットル700frc(約61円)、
市場や屋台のぶっかけ飯が1000frc(約87円)、このあたりが最安ライン。
物流が整備されていないためイナカに行けば行くほどモノは高くなり
村によっては上記の倍くらいにハネ上がる。
例外的に中部の小都市・キサンガニはキンシャサより微妙に物価が安い。不思議。


安宿は割とどこにでもあり、ダブルで一泊10ドル程度。
キンシャサだけは逆に安宿事情が悪く、一泊20~30ドルくらいする。
そんなわけで総合すると
1日にかかる費用は地方でだいたい15ドル前後
首都キンシャサだと30ドル前後だろう。
2人以上居るとこれらはシェアできるが、
コンゴ民主では同性の相部屋は基本的に不可なので注意!!


コンゴ川下りをする場合は事情が全く異なるので、
これについては ・メモ >> にて別記する。
※ 公開までしばらくお待ちください
交通事情 数年前に比べてかなり改善されたとはいえ、道路は基本的に未舗装
雨期にはぬかるみでスタックしてその場で夜明かし、など当たり前なので、
時間には十分、余裕を持って移動すること。
乾期だと事情はかなり違うハズ。


移動手段は安い順に
バス(週2便程度)、トラック(荷台orキャビン)、バイタク、乗用車など。


乗用車は凸凹に弱そうだが、
「前方にバカでかいトラックがハマっていて道が塞がれている」
などという時にも横をスリ抜けられたりしてなかなかよい。
逆に穴ボコに強そうなイメージのトラックは、
ちょっとした段差が越えられなかったり意外とスタック率が高く、時間がかかる。
乾期ならバスに乗ってもいいかもしれないが…詳細は乗ってないので不明。



キサンガニ~キンシャサ間は道がなく、この区間は未だに船での移動のみ。
これがいわゆるコンゴ川下りのルートなワケだが、
大型の貨物船(鉄板船)で3週間
燃料や飲料水を運ぶ「速い船」で1週間
スピードボート(Canot Rapid)で3日間
など選択肢はさまざまで、実は値段はそんなに違わない。
※ 詳細は ・メモ>> にて別記。


全てがめんどくさい人は、主だった町を飛行機が結んでいるので利用すべし。
ただ、コンゴの飛行機は年間で50回くらい落ちているらしいので、
航空会社選びは慎重に!!
通信事情 わしが通過した中でインターネットができた町は
キンシャサ、キサンガニ、ブニアくらい。
日本語は読めるが、まず打てない。
回線は店さえ選べば意外とマトモに速く、料金は1時間1~2ドル程度。


日本への郵便はキンシャサの中央郵便局から一応、送れるが、
手紙・ハガキに拘らず1通=3.13ドル異常に高く、
しかも届くかどうかは非常に怪しい。
※ 一応、3週間ほどで日本に到着。

EMS(国際スピード郵便)の扱いもあるようだが、
怖くて大事なものは送れないので、
どうしてもという人はちょっと南にある「DHL」を利用しましょう。


携帯電話は意外とどこでも通じ、日本までも1分=0.5ドルくらい。
治安 反乱軍がジャングルの中で人を殺しまくっている」だの
人食い人種が居てホントに食われる」だの
日本の外務省情報では散々な言われ方をしているコンゴだが、
イトゥリ街道からキサンガニに至り、コンゴ川を下るルートを行く限りは、
治安に関して問題は感じられなかった。
田舎はよほど運が悪くない限り、外務省が言うような目には遭わないと思われる。


例外的に首都キンシャサは本当に治安がよろしくないので、
行く場所、時間帯は十分配慮すること。
警官、DGM(後述)の質も国内随一に最低ゆえ、非常事態に備えて
携帯電話と日本大使館の電話番号は常に持ち歩くように。
↑ 日本大使館職員談一番いいのは「コンゴに来ないこと」らしいが…)
その他 ≪① D.G.M(Direction General de Migration) 

D.G.M(デー・ジェー・エム)とは、移民局。
どこの国の国境にも有るイミグレ、アレの国内版みたいなもの。

国民でさえ町から町へ移動するのに許可証が必要なコンゴでは、
未だにこういう無駄な組織が残っており、
外国人は新しい町に到着するたび
「登録(enregistrement)」をしなければならない。


「登録」は原則、無料(←コレ大事)。

ところがその原則が堂々シカトされるのがコンゴという国で、
いろいろ難癖をつけながら金品を請求されるのが普通。
書類を偽造したり、割と凝った手口も多いので、
勢いに飲まれないよう、毅然とした態度で臨むべし。
ほとんどは1時間も粘れば向こうがあきらめて釈放となる。
※ 首都キンシャサだけは格別にヒドく、5時間以上拘束された挙句、
  よくわからないまま
逮捕されて2日間ブタ箱入りした。
  相手があまりにシツコイようなら奴らの難癖がガチの可能性もあるので、
  頑なに請求を断り続けるのは、場合によっては危険である。



ちなみに「登録」はどう見てもカタチだけのもので
データをどこかに送ったりしている様子は全くない。
ゆえに、わざわざ自分からDGMオフィスに出向く必要はなく、
「見つかったら渋々行く」くらいのスタンスでOKと思われる。
もっとも「外国人がいる」という情報はアッという間に町中に広がるので、
大抵はヤツらの方から寄ってくるのだが。




なお、たまにコンゴの旅行記なんかで「警察が宿に乗り込んできた」
などの記述があるが、それは間違い。
外国人の移動を管轄しているのはDGMであり、
警察軍隊は、基本的に旅行者には手を出してこない。
※ 人前で堂々と写真を撮った場合などはその限りではない。
  
首都キンシャサは例外で、悪徳警官によるタカリも多発中。



≪② コンゴ川下りについて ≫

これについては分量が多すぎるため ・メモ >> にて別記する。
※ 公開までしばらくお待ちください
  
   

 
Congo 通貨 中央アフリカセーファーフラン
(1CFA=約0.16円)
1US$=500CFA(T/C不明)
1€=655CFA
コンゴ共和国 情報 2011 年11月

両替事情 銀行・両替所にてユーロの現金のみ両替可能。

US$の現金は首都ブラザビルの港、通称「ビーチ」界隈でのみ路上で両替可。
アフリカ中部を北上する場合、
ドルのレートはこの「ビーチ」周辺が最も良いので、
ドルが余り気味の人はここで一気に両替しておくとよいだろう。


数は少ないがブラザビルにはVISA、Masterともに使用可能なATMもある。
物価 瓶コーラ300mlが300CFA(約48円)、
水1.5リットルペットボトルが600CFA(約96円)と
隣国コンゴに比べて若干、高め。
安食堂のメシだと250CFA(約40円)~探せばあるが、
平均すると700CFA(約112円)とやはり高め。


安宿事情も悪く、
ブラザビルでは停電&断水の宿でさえ2000円近く取ったりするので、
1日の生活費は2500円前後といったところ。
田舎に行けば安い宿もあり、1日2000円以下で何とかなる。
交通事情 幹線道路は基本的に未舗装。
だがフラットなダートも多く、4×4なら意外とスピードを出して進める。

ブラザビル → ドリジー → ポワン・ノワール方面への列車は、
現在週1便のみ(土曜)。 逆向きは不明。
以前はNINJA兵による列車強盗がよく出たそうだが、
2011年11月に利用した際は、特に問題は感じなかった。
通信事情 町のネットカフェには行っていないので不明。
1時間4ドルくらいして、高いとか。

電話もこの国では利用せず。不明。

日本への郵便はハガキ1通500CFA(約80円)。
ハガキはブラザビルの中央郵便局の外で入手可能。

1か月後に日本に到着。
治安 お隣のコンゴ民主ほど役人の類は攻撃的でないが、
やはり腐ってはいるので警戒は必要。
特にドリジーからガボンに抜ける道では何度もポリスチェックがあり、
ちょっと引くくらいデカい額の賄賂請求をされるが、
実はカンタンに断れるので払わないように。

一般の治安は悪くはなさそうだが何となく「反中感情」が強いと感じた。
間違われたら「日本人だ」と言っておいた方がいいかもしれない。
その他 わしはキンシャサからブラザビルに国境を越えてきたとき、
「ホテルの予約がない」という難癖をつけられて
一度、入国拒否&強制送還のコンボを食らっている。
後日再入国に挑んだときは係の者が予約したホテルまで付いてきて、
カネを払うまで見張っているという念の入れようだった。


在キンシャサ日本大使館よると
「このような理由で入国拒否されたケースは前例がない」
とのことなので、わしの場合たまたま運が悪かったのか、
それとも、制度が変わって厳しくなったのかは不明。


同じルートを検討している人は、
念のためそこそこしっかりしたホテルの電話番号を控えておくなど、
何らかの対策を。
 
   

 
Gabon 通貨 中央アフリカセーファーフラン
(1CFA=約0.16円)
1US$=450CFA(T/C不明)
1€=655CFA
ガボン 情報 2011年11月

両替事情 銀行・両替所にてUS$、ユーロの現金が両替可能。T/Cは不明。
ただしUS$は受け付けていないところやレートがかなり悪いところが多く、
ユーロ現金が圧倒的有利。

首都リーブルビルにはVISAが使用可能なATMがたくさんある。
物価 瓶コーラ300ml 300CFA(約48円)
水1.5リットル 600CFA(約96円)
安食堂での食事 1000CFA(約160円)前後と、
コンゴ共和国より更に高め。

宿は水道が出たり停電がなかったり
周辺国では抜群のクオリティを誇るがやはり高く、
一人で泊まるとだいたい10000CFA(約1600円)前後。

平均すると1日の費用は2000円~2500円といったところだろう。
交通事情 一部ダートや穴だらけの道もあるが、
幹線道路はほとんどアスファルトの舗装路になっており、
1人1席のバスや詰め込まない乗用車で移動できて非常に快適。
そのせいか交通費はたいへん高い。
通信事情 ネット屋は至る所にあり、1時間500CFA(約80円)くらいと安い。
回線もまあまあで、だいたい日本語も読める。

国際電話は10分話して1000CFA(約160円)くらいとまあまあ安い。

日本への郵便はハガキ1通500CFA(約80円)。
絵ハガキはリーブルビル市内のスーパーなどでクオリティの高いものが手に入る。
3週間後に到着。
治安 良好。
役人の類も一度も賄賂請求して来ず、
あくまで「周辺国の中では」だが、安心して旅行ができる国の一つだろう。

もちろん夜の一人歩き等は勧めないが。
その他 -
 
   

 
São Tomé e Príncipe 通貨 ドブラ(1db=約0.0042円)
1US$=18200db (T/C不明)
1€=25000db
サントメ・プリンシペ 情報 2011年12月

両替事情 まず空港に銀行・両替所が無いので到着していきなり困る
タクシーに乗って宿のついでに両替できるところに案内してもらうか、
ユーロ現金でタクシー代を払い、お釣りをドブラでもらうか、
まずは工夫して現地通貨・ドブラを入手する必要がある。


市内に出れば銀行にて、US$およびユーロの現金が両替可能。T/C不明。
ATMはあってもローカルのみ対応なので、使用不可。

サントメ市内のメルカド(市場)近くには闇両替屋がいて、
ここでもUS$、ユーロの両替が可能。若干、銀行よりレートが良い。
闇両替ではレートは悪いが中央アフリカセーファーフランも両替可能で、
10,000CFA → 360,000CFA。
物価 缶コーラ350ml 12000db(約50円)、
水1.5リットルペットボトル 14000db(約59円)と、
意外にもガボンより若干、安め。
公園や市場に屋台メシが豊富にあり、
一皿25000db(約105円)前後とこれも安い。

宿はほぼエアコン・ホットシャワー付きで周辺国の中では飛びぬけて質が高く、
しかも一泊15ユーロ前後(約1560円)とお値打ち価格。

実は1日20ユーロ強(約2080円)で過ごせてしまう、
穴場的沈没ゾーンである。
交通事情 郊外へはミニバスがたくさん走っており、片道1ユーロ程度。
客を詰め込むこともせず、快適。
幹線道路は舗装されており、時間もそれほどかからない。

サントメ市内にも狭いから必要ないのにバイタクが充実している。
移動に困ることはほとんどないと言っていいだろう。
通信事情 サントメ市内にネットカフェ的なものは見かけなかったが、
図書館(ビブリオテカ)の情報室で無料でネットが可能。

自前のPCがある場合はロンプラ掲載の「Cafe & Companhia」で
Wifiが無料で利用できるほか、
町の東、Hotel MiramarのフロントでもWifiが飛んでいるとか。
宿泊すれば「Hotel residencial BAHIA」でもWifi可能。


日本へのハガキは一通15000db(約63円)。
ハガキは郵便局で手に入る。
なぜか1週間で日本に着いた。
治安 非常に良好。

おそらく犯罪を犯しても全員が顔見知りみたいなものだからすぐバレる、
的な理由からだろうが、暗くなってから歩いても特に危険な感じはナシ。

ただ、人混みでのスリなどは起こってもおかしくない雰囲気ではある。
最低限の警戒は必要だろう。
その他 2011年11月現在、国外からサントメに乗り入れている航空会社は
・TAPポルトガル航空(リスボン)
・ナイジェリア航空(ラゴス)
・TAAGアンゴラ航空(ルアンダ)と、
・赤道ギニアのCEIBA航空(リーブルビル、マラボ)のみ。

サントメのビザはガボン、リーブルビルで取得する旅行者がほとんどなので、
実質このCEIBA航空を利用する以外に道がない。



リーブルビルからは月・金の9:00発、サントメ9:00着(時差-1時間)で
片道 159200CFA(約25472円)~、
往復 175900CFA(約28144円)~ 220900CFA(約35344円)。
価格は時期、空席数などによって変動するらしいのでその都度確認を。

復路便も同じく月・金のみ。
サントメ9:50発、リーブルビル11:50着(時差+1時間)。


このチケットを扱う旅行会社はリーブルビル市内に1軒しかなく
(「BICIG Bank」の真向かいのビルの2階。)
ネット手配は不可なので要注意。


他には赤道ギニアの首都マラボと空路でつながっているが、
リーブルビル → サントメ → マラボ の片道で800ドル近くする。
サントメ、赤道ギニア両国を訪れる場合は
それぞれリーブルビルから往復したほうが安上がりなので参考までに。
※ 赤道ギニアはカメルーンから往復するとさらにおトク
  
   

 
Angola 通貨 クワンザ (1kwz=約0.82円)
1US$=97.5kwz (T/C不可)
1€=134kwz
アンゴラ 情報 2011年12月

両替事情 銀行、両替商でUS$、ユーロの現金が両替可能で、ユーロがあからさまに有利。
T/C不可だが、南ア・ランドやブラジル・レアルなどを替えられるところがある。

首都ルアンダの市内や空港には、VisaまたはPlusが使用なATMアリ。

陸路でルアンダ以外を通過する場合は各町で両替をすることになると思うが、
路上両替があるらしい。もちろん現金のみ。


なお、クワンザは国外持ち出しが禁止されているらしく、
空路出国の場合イミグレのあとの税関全て没収されるので要注意!!
(隠して持ち出しても無駄で、
 空港のその先のエリアではドル払いのみ受付、という悪質なシステム)

失う額がデカくなりがちなので、必ず使い切ってから空港に入るように!!
物価 激高。
コーラ330ml缶が約100kwz(約82円)、
水1.5リットルが160kwz(約132円)と先進国なみ。

特に困るのが食事で、
アフリカの他の国なら1~2ドルの現地食が路上で300kwz(約246円)、
レストランで食べると同じものが900kwz(約738円)以上する。
ホントこの国の人々はどうやって生きてんのか不思議。


宿は聞いた話だが田舎で20ドル前後、
首都ルアンダは異常に高くて60ドル以上(約4800円)する。


まともに3食と宿を確保するつもりなら、
安く上がっても1日5000円以上は覚悟の事。
二人いるとだいぶ安くなる。
交通事情 国内移動をしていないので道路事情などは不明。

聞いた話では、中国がばんばんイイ道を作っているらしいが、
バスの本数などは少なく、故障も多いとか。
通信事情 ネットカフェはそれほど多くはないが一応あり、
だいたい30分で200kwz(約164円)、1時間で350kwz(約287円)くらい。
速度はまあ許せる速さ。

電話に関してはかけていないので不明。
SIMカードがやはり異様に高いらしい。

日本までのハガキは意外と普通の値段で、1通110kwz(約91円)。
ハガキは郵便局にはないので、
南に3ブロックほど行ったところの文房具屋で購入。
1枚50kwz(約41円)と安い。

郵便局が工事中でかなり怪しかったが、
51日後に到着したそうな。
治安 国全体に関してはわからないが、
ルアンダは夜は出歩かない方がいいらしい。

とはいえ一般的にはラテン的ノリを含んだ親切な人が多く、
特に排他的な雰囲気もなく、居心地はよかった印象がある。
その他 -
 
   

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