the most unuseful
website in the world
|
|
試験中メモを取ることは差し支えありませんが、ほかの受験生の邪魔にならないようにしてください。 |
※ 2009年12月現在、リビアはツアーでしか旅行することができない。
5日間のトランジット(通過)ビザも存在するが、その際もガイドの同行が必要。
駐在員以外が自由に動き回るのは、ほぼ不可能と言ってよい。
以前は4人以上の団体でないと入国できなかったが、現在は1人でも旅行が可能。
ただし北朝鮮と同様、現地での自由旅行は基本的に許されておらず、
英語を話すガイドが付き、専用車での移動となる。
セブハ、ベンガジなど遠隔地には民間の航空機で移動するが、
その際は搭乗前にガイドと別れ、行った先で新しいガイドが待っている。というカタチ。
ただし、ガイドと相談した上でなら一時的に単独行動することは可能。
特に進入禁止の商店などもない。そのへんは北朝鮮と違ってかなりの自由がある。
ただ、町から町への移動は、単独では難しいだろう。(検問が多数あるため)
※ 上記はカダフィ大佐の気分次第で突如変動するので注意。
大昔は自由旅行ができた時代もあり、完全鎖国みたいな時期もあった。
<@ツアー内容>
2泊3日程度から10泊、15泊など、様々なツアーがある。
見所は大きく5つのブロックに別れる。
1.首都トリポリとその周辺 (世界遺産:サブラタ、レプティス・マグナの2箇所)
2.ガダメス周辺 (世界遺産:ガダメス旧市街の1箇所)
3.キレナイカ(セレイナイカ)地方 (世界遺産:キュレーネ(セイリーン)の1箇所)
4.フェザーン地方(砂漠)
5.アカクス山脈 (世界遺産:アカクス山脈の岩絵の1箇所)
ツアーは1を拠点としながら、上記の組み合わせで構成されている。
安いツアーは1のみ、あるいは1・2だけが多く、
1・2・3もしくは1・2・4の組み合わせで6泊7日くらいのツアーが人気があるようだ。
5は遠いので特別に高い。
1〜5の全てを回るとなると、10日程度は必要になる。
<Aビザ>
ビザはツアーを申し込んだ旅行会社が手続きをするため、個人では申請不可。
詳細は ・ コチラ >>
「日本でなければ取れない」 というのはウソで、
ツアーにさえ申し込めば、チュニジア、トルコ、フランスなどでも取得可能。
いずれも依頼した旅行会社が取得を代行してくれる。
※ 上記はカダフィ大佐の気分次第で急に変わるので注意。
<Bガイド>
非常に親切かつ優秀。
わしは上記のとおり通算4人のガイドと接触して、4人ともが融通と気の利くナイスガイだった。
例えば
・ 観光が早く終わったら自由に散歩させてくれたり、飛行機を1本早いのに振り替えてくれたりする。
・ 前の町で食事を取ることができなかったら、予定になかったレストランで飯を食わせてくれる。
・ 会社が決めた 「キャンプ場泊」 の予定を蹴って、 「こっちの方が絶対いい!!」 と、
超巨大な砂丘に案内してくれる。 もちろんこちらが同意すればだが。
・ ガイドの責任でも何でもないのに、航空会社がロストした荷物を2日かけて発見してくれた。
(詳細は ・ コチラ >>)
などなど。
チップをせびるそぶりや日本人をナメたような様子は一切無く、時間にも正確。
今まで出会ったどんなガイドよりもプロ意識のある、素晴らしい仕事ぶりだった。
もちろん所属する旅行会社や運にもよると思うので、違っても恨まないように。
ちなみにわしを担当した現地旅行会社はコチラ
・ Safari tourism services >>
URL : www.safari-tourism-services.com
e-mail : safari121@hotmail.com
TEL : 021-333-7615
FAX : 021-444-8931
下記の 「クオリアス」 と提携しており、メールを送ってもすぐ返事が来ると評判。
わしは現地旅行会社など全く信用していなかったので日本の旅行会社を通じて申し込んだが、
事情がわかった今なら、間違いなくココと直接やりとりして、もうちょい安く上げるだろう。
日本人の扱いにも長けており、信頼のおける旅行会社である。
<C料金>
滞在費はおよそ 「1日2〜3万円」 で概算できる。1人ツアーだと、2割増し強の値段。
上記のように現地と直接やりとりしてアレンジすれば、同じ日程でもっと安く上げることは可能だと思う。
日本からのツアーに参加した場合はピンキリで、
航空券代込みで10万円台〜50万円台と色々。
ツアー内容は融通が利く場合が多く、そのままエジプトへ抜ける、といったリクエストも可能。
(もちろん国境までガイドが付き、そのぶん追加料金がかかる場合もある。)
団体旅行でも 「1人で延泊」 や 「ラストに離脱」 したりが可能と、結構アレンジの幅は広い。
わしの場合は
「世界遺産を5つとも見ること」 および
「なるべく短い日数で」 かつ
「最終日にチュニジア国境まで連れて行け」
という譲れない、ウルサイ条件があり、
まずはサイトで探した現地旅行会社に問い合わせたところ、全滅。
「そんなフクザツな旅程は組めません」 やら 「死ぬほど高くなりまっせ」
と返事が来ればまだいい方で、大半はシカトという有様だった。
(その時は上記Safari tourismの存在を知らず。残念。)
仕方なく国内の旅行会社で探したら、奇跡的に全ての条件を満たすツアーを発見。
往復の航空券が付いて現地滞在8泊9日 29万8000円 だった。
(1人で申し込んだのでプラス 7万円)
高い・・・が、自分の要望を100%叶えてくれたのはココだけ。
しかしながら航空券を除けば現地費用は 8泊9日で24万円以下。
途中、国内便の飛行機に4回乗り、アカクス山脈も行ってこの値段は、かなり良心的である。
ウソだと思うなら、下記のツアーを比較してみるがいい。
<今回利用した旅行会社>
・ クオリアス >>
<日本で1名からのリビアツアーを取り扱う旅行会社>
・ ロッティツアー >>
・ スリーオーセブンインターナショナル >>
・ 西遊旅行 >>
※ 「それでも高すぎるっ!!! と思う人は・・・」
リビアに行けるだけで満足な人や、旅行中の(いま日本に居ない)人は、
「現地発」 のツアーを利用すれば安い。日本語が通じる旅行会社もある。
<参考サイト>
・ チュニジア・チュニスにある日本人経営の旅行会社 「トラベルサン」 >>
・ 「日通旅行リビア店」 >>
上記旅行会社ほかを参照すると、
ツアー料金の目安は 2泊3日で4万円前後〜 4泊5日で12万円前後〜。
日本語が通じないところだと 一日100ユーロぐらい からあるが、
前述のようなワガママなアレンジは断られたり、返事がなかったりする。
既成のコースで構わんという人にオススメ。
当然リビアまでの渡航費用は別途。
日本・リビア往復は意外と安く、時期にもよるが5万円台から売られている。
<D重要:パスポートのアラビア語併記について>
※ 一時期カダフィ大佐が英語教育を禁止していたため、リビアにはABCが読めない役人がいる。
そのため氏名、生年月日など、
パスポートの最初のページに書いてある基本的な事柄を、アラビア語に書き直しておく必要がある。
これを、 「アラビア語併記」 と呼ぶ。
< アラビア語併記の方法 >
1. 外務省に出向き、「アラビア語併記」 のための記入欄を、パスポートに作ってもらう。
・ 外務省HP >>
・・・東京メトロ霞ヶ関駅A8出口、外務省正門を入って左手奥に、専用の窓口がある。
まずは守衛さんに訊けば、親切に教えてくれる。
というか、一般人は訊く前に訊かれる。いや止められる。
手続きは無料。
パスポートの査証欄にスタンプを押すだけなのに、なぜか中1日かかる。アホか。
(例: 月曜の午前申請 → 水曜の午前受取。 午後申請は午後受取)
なお、この手続きはエジプトやチュニジアの日本大使館でも行っている。
2. アラビア語で必要事項を書き込む。
・・・なぜか書き込みは外務省では行ってくれないので、専門の翻訳業者にお願いする。
有料でもその場に居てくれれば助かるのに、翻訳業者は自分で探すのだ。アホか。
<比較的外務省から近い翻訳業者>
・ 株式会社ペトラ >>
1分くらいで書ける内容だが、2625円取られる。
イヤなら勉強して自分で書くのもいいかもしれない。
希望すれば、外務省でアラビア語とアルファベットの対応表をくれる。
外務省で欄だけ作っておいて、
アラビア語圏を旅行中に、現地人に書いてもらうのもテ。
これならタダか、お茶をオゴる程度で済むだろうが、信頼性は微妙。
※ このルールはカダフィ大佐の気分次第で突然消滅したり復活したりする。
2009年10月より 「不要」 な状態が続いてはいるが、いつ元に戻るかわからないので、
念のためアラビア語併記は行っておいた方が無難。
実際、飛行機が飛び立ってからルールが変わり、入国できなかったフランスの団体もいるそうな。
|
|
<< このページのTOPへ
|
1999-2009 (C) GamecenterKomine all rights reserved. |