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ナチスの科学力以外にも、いろいろある。 |
101 「世界一同性愛者の割合が高い町」
カストロ・ストリート ( アメリカ)
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サンフランシスコの総人口76万人のうち、同性愛者の割合は20%とも30%とも言われている。
市の人口が減少傾向にあるのに対し、同性愛者は増加を続けているというから、
今後その比率はますます拡大するであろう。
「世界一同性愛者の多い町」 ・・・海外でハントした初めての「世界一」が、なぜかコレである。
中でも「カストロ・ストリート」界隈は中流以上の裕福なゲイ・レズビアンが集まる地域で、
ショップやレストランは主に同性愛者の客を対象にしている。
一見普通のカフェでも、中ではマッチョなアニキたちが寄り添い語らう社交場だ。
大戦期の米軍では同性愛者は除隊され、西海岸に強制送還されたそうな。
「同性愛で軍をクビになった」 というのは当時は最大級の恥だったらしく、
その多くは故郷に帰ることができずに、カリフォルニアに定住した、という説が起源。
その後、ゲイが多いという噂が広まり、やがて他の地域からもそのケの人々が集まり、
彼ら、彼女らにとって過ごしやすい法律、制度を整えていったという。
全米初の同性愛者政治家・ハーヴェイ・ミルク が活動の拠点としていたのもここであり、
そのスジの人々にとっては「聖地」となっている。
住民になるといろいろ問題は多かろうが、オープンな雰囲気で犯されるような危険も感じない。
日本におけるネガティブなイメージを一掃する、明るい観光名所である。
ちなみにサンフランシスコには 「世界一曲がりくねった坂道」・ロンバード・ストリート もあるが、
残念ながら行っていない。
ほか、自称「世界一美しい橋」・ゴールデンゲートブリッジ も擁するサンフランシスコは、
それ自体が「世界一行きたい町」として、色々なアンケートにランクインしている。
それほどバカ広くもないので海外初心者にもオススメの町である。
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ミュニメトロCastro駅下車。
そういう空気を感じる方向に歩くと、店やら映画館やら死ぬほど出てくる。
当時ミュニメトロは2両編成で、
来る車両来る車両が満員でホームに立ったまま5〜6台スルーした思い出がある。
今はどうなってんだろう。 (1998.12)
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