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ナチスの科学力以外にも、いろいろある。
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203 「世界一高いところにある汽船が航行する湖」

チチカカ湖 ( ペルー・ ボリビア)

よく本などで 「世界最高地点の湖」 として紹介される 「チチカカ湖」 だが、実は超ウソ。
標高3810mは世界的には全然大したことなく、5000m級の湖が他にたくさんある。

だが、南米を代表する見所なせいかどうしても 「世界一」 を付けたいらしく、
「汽船が航行する湖としては」 という無理矢理なオプションがついて 「世界一」。

しばしばその一番大事なトコロが省略されて、世に広まっていると思われる。


  

ということで肩書きこそ微妙だが、湖自体の美しさはたいへんなもので、
ペルー側にウロス島、タキーレ島、アマンタニ島など、ボリビア側に太陽の島、月の島など、
多くの見所が浮かぶ名所である。湖の周りにはシユスタニなど、遺跡も多い。

イチ押しはプーノから一番近いウロス島(一番上の写真)。
世にも珍しい、100%葦で作られた浮き島にはウル族が暮らし、学校やホテルもある。

わしが行く数ヶ月前に 
「世界ウルルン滞在記」 でメロリンキューの山本太郎が来ていたらしく、
「オレはタロウのアミーゴだ」 と言ったらタダでトトーラ(葦舟)に乗せてもらった。




ペルー側の見所はプーノ、
ボリビア側はコパカバーナからツアーが出ている。


ツアーといっても
ウロス、タキーレ、アマンタニ島1泊2日12US$、
太陽の島、月の島日帰りが5US$と激安。


普通に町で過ごすのと変わらない値段なので、ゼヒ参加してみよう(食事付き)。
純朴な子供たち (・ コチラ >> ) に会いたい人は、月の島がオススメ。 (1999.07)

※ ちなみに有名な話だが初代インカ皇帝の名はマンコ・カパックといい、
  周辺ではその名を冠したレストラン、通り、ホテルなどが散見される。

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