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209 「世界一大きなダム」

イタイプー・ダム ( パラグアイ・ ブラジル)

世界最大の滝・イグアスの滝は有名だが、
それに流れ込むイグアス川の本流、パラナ川には、もう一つの 「世界一」 が存在する。

パラグアイ、ブラジル両国にまたがるイタイプー・ダム高さ196m、長さ1400m。
発電出力1260万キロワットは原発10基分に相当する出力で、大きさ、発電量ともに世界一
まさに世界最大のダムである。



イタイプー・ダムはパラグアイ、ブラジル両サイドから見学ツアーが出ている。
厳密には一時的に他国の領内に入ることになるが、パスポートチェック等はない。

イグアスの滝などと違って、どっちから入っても結局同じ場所を見学するので、
基本的には片方からの見学で充分。
しかし、それぞれの対応に若干の違いがあるので、後述しておく。

個人的にはパラグアイ側からを強くオススメする。



(パラグアイ側)

見学ツアーは 「ダムができるまで」 のビデオを見せられた後、
大型の観光バスみたいなやつに乗って、発電装置や水門、管理室など、主だったポイントを見学。
バスにはガイドのお姉ちゃんが付き、スペイン語で解説してくれる。


わしが訪れた時は何と見学者がわし1人だったが、
たった1人のために、マニュアル通りガイドと大型バスが出動してくれて、大変なVIP待遇だった。
上の写真はその時ガイドのお姉ちゃんに撮影してもらったもの。

ダムを出てすぐのところに、ダム建設で住み処を奪われた動物達を集めたミニ動物園がある。


世界一を独り占め状態で満足した後、
やはり近くのトリニダー遺跡(世界遺産)
に行ってみたのだが、
なぜかここも客がわし1人。

パラグアイの旅行者の少なさを物語る、
貴重なひとコマであった。


(ブラジル側)

一方、その半年後にブラジル側から訪れた時は、100人を超える見学者が内外から大挙しており、
ダムに関するビデオの時点で英語・ポルトガル語の2部屋に分かれて視聴。
その後8台の大型バスに分譲して見学、という大所帯で、
ガイドのお姉ちゃんなど1人もつかず、車内にテープの解説が流れるのみにとどまっていた。


ブラジル側はイグアスの滝のついでに立ち寄る旅行者が多く、
時期も雨期で水量があったせいだとは思うが、パラグアイ側との差がありすぎて興味深い。



パラグアイ側は乾期、ブラジル側は雨期に行ったが、
どちらも放水シーンには遭遇できず。これは運次第ということだろう。



パラグアイ側はシウダー・デル・エステ、
ブラジル側からはフォス・ド・イグアスから、それぞれローカルバスで入口まで行ける。

ゲートをくぐるとわかりやすい見学受付がある。
なぜかパラグアイ側のみパスポートの提示が必要なので、一応持って行くこと。  (1999・08)

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