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ブラジルと、一部ボリビア、パラグアイにまたがる大湿原 「パンタナール」 は
総面積195,000平方キロメートルにも渡る 「世界最大の湿原」 であり、
その一部は世界遺産やラムサール条約にも登録されている。
「湿原」 と言われてもピンと来ないかもしれないが、
要はいわゆる 「動植物の宝庫」 であり、観光地としても評判はよい。
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▲ 動物はよくわからない鳥がたくさん。 それとカピバラやこんなアルマジロなど多数出現。
水の中にはワニ、ピラニアなどもいて、自分でカンタンに釣る事ができ、食うことも可能。
往路で見かけた 「脚の折れたウマ」 が、
帰り道、その場でホネになって死んでいたりする、
リアルな野生の世界。
多分アリとかにやられたのだろう。
ぬかるみにスタックなんてのは当たり前なので、
わしらもいつそんな運命を辿るか・・・
この時は近くをトラクターが通りかかって助かったが、
日没間際の立ち往生は、本気で怖い。
ちなみに砂にハマったときは、
タイヤの下にヤシの葉っぱを敷き詰めて脱出していた。
「カタいものじゃなくていいんだ」 と、プチ感動。
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乾期の7〜9月あたりがベストシーズン。
雨期だと水没して通れないところがあったり、そもそもツアーが出なかったりでダメ。
南部へはカンポ・グランジやコルンバ、
北部へはクイアバなどからアクセス可能。 ツアーが色々出ている。
わしの場合、ボリビア国境のコルンバで、他の旅行者と4人で4WDをチャーターした。
※ 現在はコルンバを利用する旅行者はほとんどいないらしい。
大湿原にホテルなんぞ無く、
宿泊はそこら辺にハンモック吊って寝るか、
牧場に泊めてもらうかする。
当然ながら発狂するくらい蚊が多いので、
蚊帳、虫除けなどは必須!!
わしは行っていないが南部の 「ボニート」 という川がものすげえイイらしい。
行くならカンポ・グランジからがおすすめなのかも。 (1999・08)
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