かの有名な「アマゾン川」は、「世界最大の流域面積を誇る川」。 
流域面積約705万平方キロメートルで、ブラジルだけではなく
ペルー、コロンビア、エクアドル、ボリビアにまで広がる。
言い換えれば、「世界一大きい川」　である。



源流が次々と新発見されるため、
2007年ごろからは

「あれ？
　もしかしてナイル川より長いんじゃね？」

とする説も有力。


ではあるが、訪問時点（1999年8月）では
あくまでも「世界一大きい」のみの川だった。



どっちにしても当ＨＰにしては珍しい、
マトモにすごい　「世界一」　である。

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と、世界的に有名な川ではあるが
地元の人にとっては単なる交通路でしかなく、
川を運行するフェリーからは普通にゴミが投げ捨てられまくっているので、
みんなの環境への意識の低さにガッカリすること間違いなし。

　船の中にはちゃんと
　ゴミ箱が設置されているのだが、
　その集めたゴミを
　係の者が川にぶちまけていた。



　今でもそうなんだろうな。

�@　交通路として

アクセスしやすいのは、やはりブラジル。
内陸部のマナウス、河口にベレンなど、
飛行機も飛んでいる巨大都市があるので、
川自体へ行くのはカンタン。

そこから川沿いの町・村には定期便が出ている。
多くは船内で宿泊となるので、
自前のハンモックを用意のこと。


�A　ソリモンエスの奇観　（→）

茶褐色の本流ソリモンエスと、
黒く濁ったネグロ川との合流点では、
それぞれの川の色が帯状になって流れる。
その「ソリモンエスの奇観」を見たい人は、マナウスから。



�B　ジャングルへ

アマゾン・ジャングルの奥地へは
やはりマナウスか、ペルーのイキトスが船の数も多く便利。



�C　ポロロッカ



アマゾン川で起こる、海水の逆流現象。
海と違い、同じ波が数百キロに渡って流れ続けるので、
2000年ごろからはサーフィンの長時間記録の大会なども行われている。



これはアマゾン川本体よりも北に流れるアラグァリ川の方が見やすい。
だがベレンからマカパまで船で24時間（飛行機あり、約2時間）、
マカパからアラグァリ川までは更に20時間と激しくめんどくさい。
最近はベレンなどから　ツアー>>　も出ているらしいので、
手間暇考えるとその方が便利なのかもしれない。



ちなみにポロロッカは満月＆新月の月2回、必ず起こっているが、
雨期で干満の差が激しい3月、4月ごろが最も大波が来るとされる。
サーフィンの大会も、その頃行われている。（1999・08）

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