アンデス山脈と太平洋に挟まれた盆地に広がる「アタカマ砂漠」は、
年間降水量が10mmに満たず、「世界一乾燥した砂漠」と言われる。　

一説にはサハラ砂漠の50倍乾燥しているとか。
地域によっては40年間雨が降らなかった場所もあるらしい。

---

帰国したあとでわかったことだが
この地域は世界最大の硝酸ナトリウムの産地だそうで、
かつ、リチウムの産出量も世界最大。


いろいろ合わせ技で、世界一な面を持つ。

砂漠への拠点となるサン・ペドロ・デ・アタカマへはカラマからバスで2時間。
もしくはボリビアのウユニ塩湖ツアーでそのままチリに抜ける場合、
サン・ペドロ・デ・アタカマに到着する。



サン・ペドロ・デ・アタカマからは「月の谷」や「タティオ間欠泉群」など、
アタカマ砂漠の様々な見どころへ足を延ばせる。
中でもレンタル自転車で「月の谷」へ行くのが人気。



奥地まで行かずとも、
アタカマ砂漠の一部は幹線道路の「パンアメリカン・ハイウェイ」に面しており、
長距離バスに乗りつつ見学も可能。


上の写真の「巨大な手」などは、
カラマより南のアントファガスタから南へ約75kmあたりで目撃できる。　（1999・12）

---

■　次の「世界一」を見る　>>