チリは世界最大の銅の産出国。
この「チュキカマタ銅山」は、採掘した穴の深さ約1km、直径約3kmと
露天掘りの銅山としては世界一の大きさ。


「露天掘り」というのは、写真のように地面を広々と削り取っていく鉱法。
それに対してトンネル状に掘り進んでいくのを「坑道掘り」と呼ぶ。



そのあまりの巨大さから、チリ屈指の観光地として欧米人に有名だそうな。

高山のふもとにチュキカマタ村という労働者居住区があり、
わしの時は公共のコレクティーボ（乗り合いのミニバス）で行った気がするが、
2011年現在、カラマから大型バスによる見学ツアーが出ているそうで、なんと無料！！
（寄付で2ドル程度払うとか。）



チュキカマタ村も結局カラマの方が住みやすいとの理由で住民が離れ、
2008年以降、ゴーストタウンと化しているそうな。
それもある意味見学ポイント。　（1999・12）

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