ポルトガルのロカ岬や南アフリカの喜望峰など、
「大陸の端」は、旅人の心を惹きつけて止まないものがあり、
そこを旅のゴールと設定している者も多い。


そしてこの「ウシュアイア」は南緯54度48分、
南米大陸最南端にして「世界最南端の都市」。
…しかし町の目の前に陸地が見えているため、
上記の「大陸の突端」ほどの「果て感」は味わいにくい。
※　注：喜望峰も正確には「アフリカ最南端」ではありません


なんせ普通に都市だからな・・・（人口6万超）

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ちなみに「集落」としては更に南に位置するものもあり（・コチラ〉〉）、
見た目同様、世界の果て的な地位は微妙。
「自家用車で行ける中では世界最南端」と言えなくもないが、


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ウシュアイアのあるフエゴ島までは必ずフェリーを使う必要があるので、
南米大陸本土と完全には道がつながっておらず、それも微妙。

結局「おっきな街（City）としては世界一南」ということで落ち着いている。

何せ都会なので、バス、飛行機などでカンタンに行ける。



近郊のティエラ・デル・フエゴ国立公園には国道3号線の終点、
通称「道の終わり」がある。
しかし、前述のように大陸との道はいったん途切れている上、
（しかも途中、チリ領に入らないといけない）その先にはまだ小道が・・・



有名なだけで、
わし個人的にはウシュアイアは「果て」でもなんでもないと思った。



ちなみにウシュアイアは南極クルーズの拠点となる町であり、
シーズン中には出航間際で空席がある船に激安で乗れたりする。

相場は往復2週間の船旅で、3000ドル前後。
これが安くなると、2000ドルを切ることもある。（2000.1）

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