「世界三大〜」　って諸説ありすぎるし主観入りまくりで安定しないのが常だが、
「世界三大祭り」　といえば、誰もがイチバンに思い浮かべる「リオのカーニバル」。


実際のところ観客数8万人、でパレード参加者数が6万人というから、
他の二つは知らんが、一番はどう考えてもコレでいいだろう。


一つのチームで5000人居るとか、優勝チームは飾りに4億円かけてるとか、
あらゆる面で間違いなく「世界一の祭り」である。

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キリスト教徒は「イースター（キリスト復活祭）」の前40日間、
肉食を絶って祈りをささげる風習があり、
その禁欲生活40日間に入る直前の数日間は、
思いっきり飲み食いしてバカ騒ぎしとこうぜウキョー、という祭りが
カーニバル（謝肉祭）である。



宗教行事ゆえリオだけでなく、
世界中のあらゆる都市でほぼ同時にお祭り騒ぎが行われていることになり、
その参加者、観覧者を地球規模で考えるととんでもない人数になるハズ。

�@　開催期間


「春分のあとの満月から数えて最初の日曜をイースターとする」
というワケのわからない決め方をするので、
イースターの日、ならびにカーニバルの日は毎年変わる。
年によってバラバラだが、だいたい2月中旬〜3月上旬のうちの4日間。



�A　カーニバルで有名な都市


ちなみにここに載せた写真はリオではなく、
同じくブラジルの
サルバドール・ダ・バイーアのカーニバル。


リオはチケット買って観客席で「観る」のみだが、
サルバドールは道に出てタダで「参加」できるので、
長期旅行者には人気が高い。
お気に入りのチームのユニフォームを買えばパレードの中に混ぜてもらえるほか、
その気になれば自分たちでチームを作って参加することも可能である。


他、サンパウロやレシフェもカーニバルで有名。
ボリビアのオルーロなんかも「南米三大祭り」とかいって頑張っちゃっている。



�B　チャンピオン・パレード


リオの方はカーニバル期間の翌週、
コンテストの上位数チームだけを集めてもう一回
「チャンピオン・パレード」が行われる。
真剣さにおいては
コンテストである本選と比較にならんだろうが、
「空いてるし安いし効率よくナイスなパレードだけを見れるし」で、
旅行者の評価は高い。

※　日本から出ているカーニバル・ツアーの大半はこの
　「チャンピオン・パレード」を見るものなので、
　「本選が見たい」というオっちゃんオバちゃんは注意！！


個人的にはサルバドールで「参加」したあと
リオでチャンピオンパレードを「観る」というパターンがオススメ。
（2000.3）

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