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澳門 |
通貨 |
マカオ・パタカ
(1MOP=約15.2円)
1$=約7.8MOP |
マカオ |
情報 |
2007年10月 |
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■ アフリカンチキン |
平均価格 |
70パタカ (約1064円) |
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コメント |
名前はアフリカンだが、マカオ料理の代表格。
アフリカの香辛料を塗りたくった鳥のグリルが、インド → マレー → マカオ と伝わるうちに、ニンニクやココナッツミルクほか、各地の様々なスパイスが付け足されて完成したという一皿。
大航海時代の壮大な歴史が凝縮した味・・・
と言われても、わしの舌にかかればタダのピリ辛チキンとだった。
「初めての味」だったのは確か。 |
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■ カレークラブ |
平均価格 |
160パタカ (約2432円) |
▲ ちなみに左に置いてあるのはレモンティー・・・なんだけど、飲んじゃダメよ。
指を洗うものザンス。 |
コメント |
中国カニ料理とインドカレーの夢のタッグ。
これまた東西交易がもたらした恩恵。純然たるマカオのオリジナル料理である。
カニの価格は時期により変動するが、多少高くても食う価値アリの絶品。カレーに手を突っ込んでカニをポキポキやるのは抵抗があるかもしれないが、得られる喜びは計り知れない。
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■ エッグタルト |
平均価格 |
1個 6パタカ (約91円) |
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コメント |
マカオ名物エッグタルト。
有名店「マーガレット・カフェ・ナタ」(「地球の歩き方」にも掲載)のものは他店より一回り小さいが、濃厚な味わい。
早朝6時半からやっているが、開店時には既に客がいる。
マカオの朝は早い。 |
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■ マカオビール |
平均価格 |
20パタカ (約304円) |
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コメント |
マカオにはこの1種類だけ・・・かな?
ビールなら何でもうまい。 |
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조선민주주의인민공화국 |
通貨 |
北朝鮮ウォン(1W=約0.77円)
1ユーロ=186ウォン (公定)
1ユーロ=5600ウォン (実勢) |
北朝鮮 |
情報 |
2009年9月 |
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■ 平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン) |
平均価格 |
- |
▲ 酢や塩、砂糖、醤油で味を調節。
酢は薄く、麺をハシで持ち上げて直接ブッかけるのが平壌流。 |
コメント |
世界に誇る元祖・北の冷麺。そば粉を使用していること、キムチでなくヤンニョム(その家独自の配合をした辛味ペースト)を入れること、スープに氷を入れないことなどが、日本の盛岡冷麺と違う。
「先酒後麺」と言って、食前に必ず焼酎を飲まされるのだが・・・運転手までも飲んでいたのが大変気になった。
外国要人も招待される超高級店「玉流館」の冷麺はオプションで2000円で味わえる。 |
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■ 朝鮮風すき焼き |
平均価格 |
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コメント |
意外にも生卵が用意してあったが日本のそれとは違い、肉や野菜が煮えたら最後に溶き卵を加える。すき焼きというか普通にナベですな。
付け合せになぜかパンと、更になぜか甘いロールケーキが付く。この辺のセンスが前衛的。 |
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■ 補身湯(ボシンタン) |
平均価格 |
3000円 |
▲ 犬好きの人が怒るかも知れんが、うまい。
北で食った中で、最高かもしれん。
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コメント |
かの有名な、そうです犬ナベです。
犬肉は牛肉から甘みを抜いてコクを足したような・・・
①まずは鍋のまま、②続いて中の半熟卵を混ぜて食べ、③ラストご飯をブチこんでと、3段階の味わいが楽しめる。
もともと肉は硬くて獣臭いらしいが、大量の香辛料とともに長時間煮込むので、全く感じない。
味の決め手はスープ。「辛ラーメン」みたいな味がして濃厚だった。
ちなみに・・・
中国やベトナムでは食用犬の牧場というものがあり、感覚的には牛豚鶏と変わらんらしいが、北では家で飼っているわんこを食う・・・のだそうです。
ペットではなく、番犬。荷車を引く牛や田んぼの虫をとるアヒルと同じ。「家畜」というポジションだから、心は痛まないのかね。 |
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■ 飯床器(バンサンギ) |
平均価格 |
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コメント |
開城(ケソン)名物、朝鮮の宮廷料理。
ワラビやもやし、今となってはスーパーのお惣菜みたいな面々がズラリと並ぶ。味がどうこうより、VIP気分になれるようななれないような・・・そこら辺の心のスキマを突く料理。
器の数は7~19まであり、多いほどランクの高い身分、という意味。
これは12個・・・。中の下ってことですかい。 |
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■ 神仙炉(シンソルロ) |
平均価格 |
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コメント |
これも宮廷料理。
栄養価の高いものを集めて煮るそうな。コンニャクって栄養あんのか?玉子焼きやゆで卵をさらに煮込むのも謎だ。
本来は真ん中に穴のあいた鍋でやるのだが、一人用なのでこの鍋だそう。 |
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■ ハマグリのガソリン焼き |
平均価格 |
4人で60ユーロ (1人 約2000円) |
▲ 燃えてる・・・
▲ 真っ暗な中、むさぼり食う。 |
コメント |
オリジナリティと意味不明度が限界突破の
「真の北朝鮮名物」。
捕れたてのハマグリにガソリンをブッかけ点火する、漢の中の漢の食い物。味付けは一切せず、海の恵みの塩味と気合だけが調味料。
「ガソリン臭くないの?」
とは誰もが抱く疑問だが、口を下に向けて焼くため殻の中には入らず、ニオイは一切残らない。
ただし、ススは付いたままなので、殻ごと口に入れると微妙に、いやハッキリとガソリン風味が付け足される。
それを誤魔化すためかやはり焼酎と一緒に喰らうのだが、ガソリン風味と相まって、メチルアルコールでも飲んでいるような気分になる。
焼き方(上記)のせいでせっかくの貝汁がダダ漏れだが、それでも新鮮なためか、結論としては「ウマい」。
てことは炭火で網の上で焼けば・・・とは思うが、この国に言論の自由はない。 |
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■ アヒルの焼肉(オリプルコギ) |
平均価格 |
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コメント |
北朝鮮では牛、豚をおさえて焼肉人気ナンバーワンのアヒル。当然チキンに近い味だが、脂身が多く焦げにくい。
タレは酸っぱい味噌ダレと甘口の醤油ダレの2つ。
恐ろしいのは焼肉の後、蒸しアヒル、揚げアヒル、アヒルのスープと最後の最後までアヒル尽くしだということ。前述のように脂分がかなり多いので、完食しようものなら翌日の下痢は必至。 |
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