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もったいないから食べちゃった。
 top >> ■ special(スペシャル) >> ■ food(喰らう)

・ 世界の未知の食べものから、 「あっ、コレ知ってる!!」 という名物料理まで、
  旅のエナジー(後にウンコ)の源となった、魅惑のグルメを紹介する。(たまにレシピ付き)

評価はあくまで主観であり、この「漢舌(Otoko-jita)」は
目隠しされたらコーヒーと紅茶の区別が付かないほどである。

ゆえに 
「食ってみたけどまじいニダ!! 謝罪せよ!! 補償せよ!!」 とか言って国旗を燃やされても、
わしは一切責任を負わないものとする。

ليبيا 通貨 リビア・ディナール
(1LD=約72.8円)
1US$=1.326LD (T/C不可)
リビア 情報 2009年12月

 リビア・スープ(ショルバ) 平均価格 3LD (約218円)
コメント アラブ圏ではどこでもスープをショルバと呼ぶ。
みそ汁みたいなもんでバリエーションは無限。

トマトベースのスープに小さなパスタ、野菜などを入れる事が多いが、リビアのコレには魚が入っていて激ウマ。


 リビアン・サラダ 平均価格 3LD (約218円)

コメント 生のトマト、きゅうり、レタスとブラック・グリーンそれぞれのオリーブ、ゆでたジャガイモとニンジン、そこらへんを乗っけてオリーブオイルと塩で食べる極めて単純な料理。
なのだが、不思議とこれがウマイ。

モロッコなど北アフリカ全域で似たようなものを見かけるが、ツアーでそこそこのレストランに入ったせいか、味はコレが今までで最高。

特にゆでたニンジンの部分が感動するほど美味で、ニンジン嫌いな子供にゼヒ!と思えるレベル。


 サマック・ミシュウィー 平均価格 10LD (約728円)
コメント 白身魚を焼いてレモンをブッかけたもの。

地中海に面したリビアは魚をとてもよく食べるそうで(結構高い)、焼いたり煮込んだり、調理法も洗練されている印象。

北アフリカとイタリア、トルコ等の料理がうまいこと融合されていて、何食ってもウマイ。


 砂漠のサラダ 平均価格 不明 (ツアー料金に含む)
コメント 別に砂漠で取れたものを食うワケではないが、砂漠のサラダ。
砂漠での昼食は常にコレで、人によっては飽きてつらいかもしれない。


上記リビアン・サラダと基本は似ているが、ゆで卵なども入って更にワイルド。砂漠で食うと「命をつなぐ」ためという感じがするので、単調な味なのにザクザク入ってくる。


 ノンアルコールビール 平均価格 2LD (約145円)

コメント 完全禁酒のリビアではオリジナルのビールが無く、飲めるのはノンアルコールビールか、家庭で密造しているパーム酒くらい。
この 「Celtia」 は本来チュニジアのビール会社で、リビア向けにアルコールなしを販売している。

ほか 「Beck's」 など数種類あり、味はみんな同じ。
韓国の麦コーラ 「メッコール」 に似た味がする。


・・・ビールじゃねえ!!


 ジャマイカ 平均価格 不明 (ツアー料金に含む)
コメント 完全禁酒のリビアではソフトドリンクのカクテルが盛んに行われており、これはセブンアップとブラッドオレンジジュース、そして砂糖を混ぜたものらしい。

とにかくノドの乾きやすい国なんで、飲むと疲れが癒された気になる。


・・・それにしてもなぜジャマイカ?


 デーツとハルワー 平均価格 不明 (ツアー料金に含む)
コメント 中東から北アフリカまでまんべんなく登場するデーツ(ナツメヤシの実)だが、間に置かれていたアーモンド風味のお菓子・ハルワー(スイーツはみんなハルワー)が異常に旨くてビックリ。
ホントは3つあったが、思わずむさぼり食ってから写真を撮りたくなり、食いかけを収めることになった。

例えるならモッツァレラチーズとトマトのように、「この組み合わせだからウマイ」んだと思う。
単品ずつだとそれほどのインパクトは生まれない。


 ロシュダ 平均価格 8LD (約580円)
コメント 似たような食文化の北アフリカ諸国において、「これはリビアにしかない!!」 と断言できる(とガイドが言っていた)料理。ロシュダ。

チキンラーメンのような細かいちぢれ麺のパスタに、トマトと豆ベースの辛いソースと巨大な羊のアバラ肉が乗っかっている。ボリューム満点。

本来、昼間しか食べないものらしいが、ムリ言って夜でも出してるレストランを探してもらった。


 ルーズ・ビーッ・ダジャージ 平均価格 10LD (約728円)
コメント スパイスの効いたリビア風チキンライス。

更にケバブや串焼き(プロシュット)などが添えられ、肉好きにはたまらん逸品。


以上、リビアではほとんどツーリスト用のレストランなので庶民の普段の食い物とは思えんが・・・みんな美味だった。



تونس 通貨 チュニジア・ディナール 
(1TD=約68.2円)
1US$=1.32TD (T/C同じ)
チュニジア 情報 2009年12月

 ミフシ・タタウィン 平均価格 1個0.5TD (約34円)
コメント チュニジアに入って最初に食った食い物。
タタウィン名物ミフシ・タタウィン。

味は巨大な 「かりんとう」 という感じで、2個もあれば食事の代わりぐらいになる。
タタウィン名物ということでまず購入してみたが、似たようなお菓子は全国そこらじゅうにあるということを、後に知ることになる。



 サンドウィッシ 平均価格 2.5TD (約170円)
コメント 日本人のイメージするサンドイッチとはかなり違うが、チュニジアやモロッコではこういったメガマックの親玉みたいなやつを昼夜問わずかぶりつく。

中身はマヨネーズ、サラダ、オリーブ、キョフテジ(後述)、メシュイヤ(後述)、何かの肉、とボリューム満点で、肉は何を挟むかによって値段が変わってくる。


 クスクス 平均価格 6TD (約409円)
コメント ご存知 「世界最小のパスタ」 クスクス。

北アフリカ全般で目にするが自分的に 「本場はチュニジア」 と勝手に思い込んでいたため、モロッコやリビアでは敢えて極力避けてきた。

味は・・・うーむこれを旨いと言う日本人はあまり居ないみたいだが、わしは嫌いではない。


割としっかりしたレストランでしか見かけないので、庶民は家で食っているものと思われる。


 道で売ってるお菓子 平均価格 左 1TD (約68円) 右 2TD (約136円)
コメント 左はナッツを砂糖とチョコでコーティングしたもの。
ほかにイチゴ味もあり、都会なら道の至る所で売っている。
中身をアーモンドにすると値段が倍になる。

右は塩味の極太プレッツェル。
すぐに飽きの来る味なので、2本ずつくらいを何回にも分けて食す。


 オレンジ・ティー 平均価格 1TD (約68円)
コメント サハラ地域で盛んに飲まれている泡ブク紅茶はチュニジアでは全く見かけず、専ら庶民はコーヒーかミントティーを飲んでいる。

古都ケロアンで入ったカフェでは地中海オレンジの切れ端が入った気の利いたお茶を発見。
しかし例によって茶本体と同じ量の砂糖が入っているため、喉の渇きは全く癒えない。甘っ。


 ラブラビ 平均価格 1TD (約68円)
コメント チュニジア版お昼のお手軽フードといえばコレ。

丼に自分でパンをちぎって入れ、その上から豆の入った汁をぶっかけてもらい、ハリッサ(唐辛子のペースト)やレモン汁を入れて、ぐちゃぐちゃに混ぜて食べる。オプションで半熟卵なども入れられる。

この値段でお腹にたまるので有難い存在だが、4口目くらいで飽きてくる単調さが難。


 タジン 平均価格 1TD (約68円)
コメント タジンはモロッコの肉じゃがみたいなやつが専用鍋と共に日本でも流行ったが、チュニジアのは全くの別物。

卵と香草をグラタンみたいにオーブンで焼いたものをそう呼んでいて、店ではケーキのように小分けにしたものを出している。味は微妙。


 カムニーヤ 平均価格 2.5TD (約170円)
コメント 牛のレバーとよくわからん骨付き肉を煮込んだもの。

塩辛くて白いご飯にかけて食ったらさぞうまいだろうという味だが、残念ながらチュニジアではカタいフランスパンを浸して食らう。


 メルゲーズ 平均価格 1TD (約68円)
コメント チュニジア版ソーセージ。

細長いサラミみたいな味で、美味。
このように単品で出て来るときもあれば、煮込みやサンドイッチの中身として登場する場合もあり活躍の場は広い。

ちなみに写真のようにポテトフライとサラダを付けると3TDくらい。


 マカルーナ 平均価格 2TD (約136円)
コメント マカロニ。

対岸にイタリアがあるせいか、チュニジアではピザやその他のイタリア料理がだいぶ一般化している。
しかし、日本のラーメンやカレーのように独自の進化を遂げ、もはや完全に別物。

激辛トマトソースに骨付きチキンが豪快に載ったワイルドなパスタは、おそらく本場ではお目にかかれないだろうオリジナル品。


 ボガ 平均価格 500mlペット 0.7TD (約48円)
コメント チュニジアの国民的炭酸飲料。

サイダー味(茶色・カラメルに炭酸を加えたような味)やボガ・ライト(水色・いちばんマトモ)などのバリエーションがあるが、緑色のこの 「ミント味」 が最高にマズくてステキ。
味に寛容なわしが思うのだから、日本人の8割くらいは1本飲めないだろうと思われる。

※ 緑色には薄緑色の「レモン味」もあるそうで、味はただのスプライトだとのこと。
実験厨房の「のほほん」先輩からご指摘を受けました。押忍!ごっつぁんであります。



チュニジアは料理の旨さに対してオリジナル炭酸はことごとく個性的においしくない。旅行者の間でその話があまり出ないのが不思議である。


 フリカッセ 平均価格 1個 0.35TD (約24円)
コメント 揚げパンにオリーブ、ゆで卵、ゆでたジャガイモなどを挟んだスナック。

手ごろなお値段の割には栄養バランスもよく、節約したい人には最適のチョイスだろう。


 バンバルーニ 平均価格 1個 0.5TD (約34円)
コメント 「チュニジア1美しい」 と言われる町、シディ・ブ・サイドの名物。

原宿でクレープを食べる(古っ)ような感覚で、みんなコレを食いながら町を散歩している。


味は・・・まあただのドーナツですがね。


 オジャ 平均価格 3.5TD (約220円)
コメント 肉、野菜を唐辛子たっぷりのソースで煮込んだ料理。
仕上げに落とす溶き卵が絶妙に汁と絡んで、辛さを和らげる最高のアクセントとなる。

個人的にはボガ・ミント味と並んで、チュニジアで一番美味いメシ。


 Fournat 平均価格 1.5lペット 0.35TD (約24円)


コメント ミネラルウォーターは何種類もあるが、「モンドセレクション最高金賞」 だったので思わず笑って (いや感心して) 買ってしまった。


サントリー 「プレミアムモルツ」 や 「自信があるから電話はしません」 のアスカも受賞したという 「モンドセレクション最高金賞」。

たいそうな名誉だと思い込んでいたが、チュニジアには他にも1990年に受賞したという別の銘柄のミネラルウォーター 「safia」 もあり・・・。


そんなカンタンに取れるもんなの?


 スマイル 平均価格 0.65TD (約44円)


コメント やたら街角で看板を見るので気になって買ってみたら、なんともかわいらしい顔付きのビスケット。

チョコ味、ミルクチョコ味、ナッツ入りチョコ味と全部チョコじゃねえか!!と思ってしまうが、その分ハズレなしということで。
(ホントはイチゴ味もあります。)

チュニジアくらいのレベルの国になると、こういう工業製品のほうが手作り露店お菓子より安くなる(ダメな国は手作りの方が格段に安いのだ)。



こういうのは恐らくイタリアかフランスがオリジナルなんだろうが、両方とも行ってないので事実は不明。チュニジアならオリジナルってこともあるか?


ちなみに 「エイリアン」 というあからさまなパクリ商品(写真下)もあり、日本だったら裁判沙汰必至。


 サラダ・チュニジエン 平均価格 1.7TD (約116円)
コメント 日本で 「ナポリタン」 と言えばスパゲッティのことですが、チュニジアで 「チュニジエン」 と言えばサラダのことであります。


中身は普通の地中海的なサラダなんだが、ツナ缶が入るところがモロッコ、リビアとは一線を画す。


 キョフテジ 平均価格 1.5TD (約102円)
コメント 羊肉と野菜の煮込みらしいが、完全に麻婆豆腐に見える辛口料理。味も何となく似ている。
白い部分は豆腐ではなく、実は卵白。


こうして単品で出て来るより、サンドイッチやサラダの具として扱われる事の方が多い気がする。


 Celtia 平均価格 各 1TD (約68円)
コメント 西洋化が進んでいるチュニジアでも酒に関してはあまりオープンではなく、ビールも国産の銘柄はコレだけ。

バーでも飲めるがスーパーで購入。スーパー内では酒類だけ販売窓口やレジが別になっているので、レンタルビデオのアダルトコーナーに入るようなドキドキ感が味わえる。


 サラダ・メシュウィーヤ 平均価格 1.5TD (約102円)
コメント 直訳すると 「焼きサラダ」 ってなんかマズそうだが・・・けっこうイケる。

焼いたナスをつぶしたものをベースにお得意の辛味ペースト・ハリッサとニンニク、タマネギなどを混ぜ合わせ、その上から普通のサラダ同様、トマトやゆで卵、オリーブ、そしてチュニジアだからツナを乗っけていく。

焼いてあるだけあり、これだけでもメインになりうる重さ。



الجزائر 通貨 アルジェリア・ディナール 
(1DA=約1.2円)
1US$=72.28DA
(T/C=73.01)
1ユーロ=99.38DA
アルジェリア 情報 2010年2月

 具なしピザ 平均価格 15DA (約18円)
コメント 対岸のイタリアの影響か、北アフリカではピザが完全にファストフードの定番として一般化している。

が、そこはアフリカ。
中でも最も安いものはトマトソースのみ。チーズさえ乗っていないというこれ以上ないくらいシンプルさ。はたしてコレをピザと呼んでイタリア人は怒らないのか・・・?

ソースがなかったら、ただのフォッカチオなんだが。


 デュ・リ・オ・レギュム 平均価格 200DA (約240円)
コメント 北アフリカでもアルジェリアは最もよく米を見かける国。サフランライスに野菜の煮たやつをブッかけるだけだが、とても美味い。

残念ながら西アフリカよりはるかに高いが。


 デンデ
  (白身魚のカレーソース風)
平均価格 200DA (約240円)
コメント 港町アルジェはやたらと魚を推してくる食堂が多いが、納得のウマさ。

他にもエビやイワシみたいな小魚があり、どれもちょっと高め。


 極厚羊肉ステーキ 平均価格 300DA (約360円)
コメント ガルダイヤの ・ ホテルアトランティーダ >> の横にくっついているレストランで出てきた、5cmはあろうかというブ厚いステーキ。

ここのレストランの肉料理はロンプラでも紹介されるほどウマく、このステーキも角煮のような絶妙な柔らかさに仕上がりつつ、焼いただけでなく味もしっかりつけられていて絶品。

朝から何も食べないで移動してきたので、動物の命をまるごともらっているような気になって感動。


 Beaufort 平均価格 100DA (約120円)
コメント イスラム国家ながらアルジェには至る所にバーがあり、結構な昼間からオジさんたちが酒盛りをしている。

マスターお勧めのこの一本は、アルジェリアで一番人気がある銘柄だそうな。


 アリコ・ア・ラ・ビアンド 平均価格 200DA (約240円)
コメント 北アフリカ全般でよく食されている 「豆」 。

トマトベースのソースで煮込んであるので、日本人の口にも合って美味い。


 リ・ア・ラ・ビアンド 平均価格 200DA (約240円)
コメント 恐らくは ↑ と全く同じソースを、白いご飯にかけて食うもの。

米は日本のと違ってパスタのように塩水で煮て調理するので、想像とはちょっと違う味になると思う。


 シャクシューカ 平均価格 200DA (約240円)
コメント アルジェリアや、チュニジアでもよく出て来る野菜のミックス煮。トマト味で日本人の口にもよくあう気がする。


 ショルバ 平均価格 100DA (約120円)
コメント 北アフリカ定番の辛いスープ。
アルジェリアのは必ずどデカイ唐辛子が入っていて、地元の人はちょっとづつカジりながらパンを食って腹を膨らませていた。

ちなみにアルジェリアは食堂のパンは無料、なんとメインはおかわり自由なので、一品頼めば必ず満腹になれるという特典付き。


 ポワシーシ 平均価格 120DA (約144円)
コメント 肉のない肉じゃがとでも言おうか、ジャガイモメインの煮込みなので、とても馴染みやすい。

ちなみに食堂によっては昼煮込んだやつをそのまま加熱せずに夜また出すので、夜食うとヌルくてウマさが半減する。
それどころかわしは砂漠に乗り込む直前にそれを喰らい、見事に当たってしまった・・・。要注意。


 younga 平均価格 70DA (約84円)
コメント アルジェリアは100%ジュースが人気で、ペットボトルでも売っている。
ただ、だいたいがミックスなので、どれを飲んでも同じ味がする気がするのだが・・・。


 泡立てた紅茶 平均価格 15DA (約18円)
コメント 道でも売ってる。家でも飲める。
おそらくコレを飲まずにアルジェリアを出るのは不可能では?と思われるほどポピュラーな飲み物。

量的にはヤクルト並みなので喉の渇きを潤す効果は薄いが、クソ甘いので元気になった気になる。

泡立てない紅茶ももちろんあるが、地元民曰く、「味が全然変わる」とのこと。たしかに飲み比べたら違っていたが・・・泡立ての儀式が長い割には飲むのは1秒なので、わしは普通のやつをガブ飲みしたい。


 砂漠のサラダ 平均価格 タダ
コメント 一番手軽だからか、リビアでもチュニジアでも、そしてアルジェリアでも砂漠ではサラダ。
とくに今回注目は真ん中の赤い野菜で、食べると赤いウンコが出るというオマケつき。

一瞬、病気になったんじゃ?と心配になる。


 ガレット 平均価格 タダ


コメント 小麦粉と水、塩をこねて、焼けた砂の中にブチこむのみで完成する便利な食い物。

多少ジャリッとするが焦げたモチみたいでメチャクチャ美味く、さらにスープにブッこんで食うとそりゃもう雑煮感覚で激ウマ。


 サルディン・フリュイ 平均価格 150DA (約180円)
コメント 幸か不幸か海側に戻ってきたので、それを記念して食したイワシのフライ。

安ウマでたいへん気に入った。


 selecto 平均価格 30DA (約36円)
コメント アルジェリアを代表する清涼飲料。
で、チュニジア同様日本人的には多分マズい。
わしは好きだが。

酸味を抜いて甘みを足したコーラのような味がする。


مصر 通貨 エジプト・ポンド (1L=約16.4円)
1US$=5.47L (T/C同じ)
1ユーロ=7.40L
エジプト 情報 2010年3月

 コシャリ 平均価格 4L (約66円)
コメント 行った人は避けて通れない、輝けるエジプト料理代表・コシャリ。

マカロニと短く切ったスパゲッティ、レンズ豆、ヒヨコ豆と揚げたタマネギの上にトマトソースをブッかけて喰らう、炭水化物オールスター感謝祭的ファストフード。なんとなく日本のそばメシを思い出す。


店によって味が違い、わしは大変ハマったのだが、一方では 「クソ暑いのにこんなもん食えるかっ」 と拒絶する派もあり、意見が分かれる。


 ステラビール 平均価格 5L (約82円)
コメント エジプトはイスラム国ながら酒類は割とおおっぴらに販売されており、ステラビールはビール発祥の地と言われるエジプトの、代表的ビール。

カナダ在住で30年ぶりにエジプトに帰って来たというエジプト人が言っていたが、30年前と全く味が変わっていないという。
キリンクラシックラガーみたいな名品ということだろうか。

日本人が飲んでも普通に美味い。


 牛テールスープ 平均価格 4L (約66円)
コメント まさかこんなところで、と思ったが、エジプト人にも 「肉の煮汁を利用しよう」 という発想はあるらしく、超濃厚な牛ダシのスープを発見。

塩加減を自分で調節できるので素材の持ち味を楽しむ事ができる。
コシャリに飽きたときはゼヒ。


 臓物の煮込み 平均価格 6L (約98円)
コメント 上記テールスープとセットで出て来る事が多い、臓物のミックスプレート。

写真には写っていないが下の方には腸などもあり、見た目はかなりグロい。だが、味は好きな人にはたまらんもので、クニュクニュした歯ごたえも他の食材ではなかなか得られない響きがある。

パンに挟んでサンドイッチにして売っている場合もアリ。


 フレッシュジュース 平均価格 3L (約49円)
コメント エジプトではそこらじゅうで100%ジュースの屋台があり、ノドを潤しつつ、ジョッキ1杯のビタミン補給が手軽にできる。

オレンジやサトウキビのジュースが人気だが店によってはニンジン(3本分!!)やバナナ、メロンもありどれも激ウマ。

もちろんわしはイチゴ(写真)を強烈にオススメする。


 モロヘイヤスープ&チキン定食 平均価格 12L (約196円)
コメント 実は原産地?なのか?
よく知らないがエジプトにもモロヘイヤがあり、名前もそのままモロヘイヤ。

あちらではポピュラーな食材らしく、定食屋などではよくこのスープを見かける。

味は 「海苔の佃煮」 を薄めたようなドロっと感なので、苦手な人には生涯縁が無いであろう逸品。


 ターメイヤ 平均価格 1個 50ピアストル (約8円)
コメント ソラマメをつぶしてコロッケ状に揚げた、庶民の味方ターメイヤ。

人気店には行列ができていたりして、さながら日本のコロッケ屋のような雰囲気。

そのまま何も付けずに食べてもウマいし、さらにツブしてパンに挟んで食う人もいる。


 カクテール 平均価格 3L (約49円)
コメント 上記フレッシュジュース屋のもう一つの定番。

ジュース用のフルーツをパフェのようにジョッキにブチ込んだものが冷蔵庫に並べられていて、実力の5割増ぐらいでウマそうに見える。

まあ食ったらタダの果物なんだが・・・それでも満足感は高い。


 アエーシ&フール 平均価格 2L (約32円)
コメント エジプト風のパンをアエーシと呼ぶ。
見た目はイタリアのフォッカチオみたいだが食感は全然違って、薄っぺらいのに中身が空洞になっているという面白い形状。

その形状を利用してアエーシには様々なものを挟み込んで食べるのだが、お昼を軽く済ませたい人には豆の煮込み、フールが安くて最適。

味に変化をつけるためトマトとレタスのフレッシュサラダが付くのだが・・・それよりも口直しのネギ(!)に注目(写真中上)。


 ファラフェル 平均価格 1L (約16円)
コメント 上記アエーシを使ったサンドイッチ。

羊肉の煮込み・キョフテジ(チュニジアの項参照)や上述のターメイヤに、サラダ、ポテトフライなどを挟む事が多い。

時々ポテトチップス(写真)を挟める店もあり、なかなかイカス食感。


 ターゲン 平均価格 10L (約164円)
コメント 石焼ビビンバのような、つぼ型の器を使った煮込み料理。
地元エジプト人ですら知らない人が多いが、れっきとしたエジプト料理らしい。

具材は牛・羊・魚と選べ、これにスープ・パン・ライス・サラダが付いてこの値段。

土産物売りのエジプト人がよく 「カカクハカーイ(価格破壊)」 とかのたまっているが、まさに、といった感じの奇跡メニュー。


 羊の足の煮込み 平均価格 12L (約197円)
コメント トン足みたいなぬちゃぬちゃしたものなのか?と思ったが、煮込んだというより塩を付けてあぶった感じの調理法で、どちらかというと 「豚の角煮」 のような味。

白いご飯があれば3杯はイケそうだが、残念ながら鶏ダシでソバみたいのと一緒に煮た 「エジプト版ライス」 しかなかった。
まあそれでも美味い。



السودان 通貨 スーダン・ポンド (1L=約34.6円)
1US$=2.6L (T/C不可)
1ユーロ=3.5L
スーダン 情報 2010年3月

 スーダン風グリルチキン 平均価格 6L (約207円)
コメント チキンをパンに挟んで食う習慣はエジプト同様だが、肉に香辛料を塗りたくって焼くところがスーダン流。

どことなくインドのタンドリーチキンに似ている気がする。


 ドホン 平均価格 2L (約69円)
コメント 屋台でみんなが食っていたのでお粥的なものかと思ったら、正体は甘い甘いおやつ。

ピーナッツや豆を程よく砕いたものにきな粉と砂糖をぶっかけて、ぐちょぐちょに混ぜて喰らう。

腹にたまってなかなかよい。


 Vita 平均価格 0.5L (約17円)
コメント スーダンには結構オリジナルドリンクがあるらしいが、コレもその一つ。

チュニジアのボガやアルジェリアのセレクト同様、爽やかでないコーラのような、えもいわれぬ味。
アラブ人の味覚には合うようで、コカコーラやペプシがない店にも、コレだけは置いてあるということがよくあった。


 Champion 平均価格 1.5L (約78円)
コメント スーダンが内外に誇る(と思われる)代表的清涼飲料。
同じ500mlでもコカコーラやペプシは1L(約35円)なのに、コレは強気の5割増の値段で販売されている。さすがチャンピオン。


街角でもこの飲み物の看板はやたら目に付き、そこはかとなくチャンピオンっぽい黒人のおっさんが、にこやかにこのボトルを顔の横に掲げている。


 ケプタ 平均価格 4L (約145円)
コメント 北アフリカでは 「ケフタ」 と呼ばれていた、羊肉の素揚げ。

スーダンのは味付けが塩のみという潔さなので、また違ったウマさがある。


ちなみに隣に見えているバケツは手を洗うためのもの。飲んじゃダメ。というか死ぬ。飲んだら。


 イゼラ 平均価格 ? 
コメント スーダン出国直前に目撃した、クレープ状の食べ物。

名前から推測するに有名なエチオピアの 「インジェラ」(後述) と同じようなもんと考えられるが、こちらは生地が白く、乳白色の汁に浸して食べていたので、スーダンオリジナルの亜種だろうか?

最後の楽しみにとっておいた一品だったのだが、スーダン出国が急に早まったため試食できず。

ゆえに写真も撮れずで、甘いのか辛いのかすらさっぱりわからない幻の品である。

(どなたかご存知の方、連絡&写真ください・・・)



የኢትዮጵያ 通貨 ブル (1B=約6.7円)
1US$=13.38B (T/C同じ)
1ユーロ=18.13B
エチオピア 情報 2010年3月

 インジェラ 平均価格 8ブル (約53円)
コメント 「見た目は雑巾、味はゲロ」 と散々なことを言われている、泣く子も黙るエチオピアの国民的主食。
日本で言う 「白米とみそ汁」 みたいなもので、コレにあらゆるおかずを乗っけて、ぶっかけて食う。


その独特の酸味が苦手な日本人は多いが、各種おかずとは不思議に調和するようにできており、個人的にはアリ。
ただ、「インジェラが好き」 という外国人には会った事が無いので、実際どうなのかは自分の舌でご確認を。




大衆食堂では後述するような料理とともに、直径50cmの巨大なクレープ状で登場するが、白人向けの高級レストランなどでは、左写真のように品よく丸めた状態で提供される。

あまり見かけないがこんがり焼いた 「焼きインジェラ(写真のコゲてるやつ)」 もあり、コチラは酸味が抑えられてより食べやすくなっている。

 ベイアイネット 平均価格 15ブル (約100円)
コメント エチオピアには 「ツォム」 という肉を食べない時期があり、その時用に準備されている野菜オンリーの食事。


まあおかずが何であれインジェラと一緒なので、何を食っても同じに感じるのだが・・・。

 シロ・テガベノ 平均価格 12ブル (約80円)
コメント インジェラの真ん中に乗っかっているペースト状のものがシロ・テガベノ。

地元民が 「いちばんオススメ」 とか言うから食ってみたが、なんというか濃い目のシチューというか水の足りてないカレーというか、そんなような物。

結局インジェラと食うのでまた同じ味に・・・。

 ドロ・ワット 平均価格 18ブル (約120円)
コメント 断食(断肉?)明けに晴れて舌鼓を打つ事ができるお祝い料理。
エチオピアでは肉類の頂点に君臨する 「鶏肉」 を使った辛いシチューで、あまりレストランなどでは出ないそうだ。


これもインジェラと一緒なので・・・と言いたいところだが関係なくものすごい美味。
エチオピアで数少ない、ゆで卵を食える機会でもある。

 エチオピアのビール 平均価格 瓶10ブル (約67円)
コメント 禁酒国スーダンから来ると、エチオピアのビールは死ぬほどウマイ。

生ビールもいいが瓶詰めのサン・ジョージやメタなど、数々の銘柄があるので飲み比べるのもアリ。


単独で考えてもエチオピアには質の高いビールが多く、後述のコーヒーやチュマキ(フレッシュジュース)とともに、エチオピアは飲み物のレベルだけが極端に高い

 エチオピアン・コーヒー
  (ブンナ)
平均価格 3ブル (約20円)




コメント 一説にはコーヒー発祥の地とされるエチオピア。
さすがにそのコーヒーの浸透ぶりは凄まじく、どこでもかしこでもブンナである。
そして、どこで飲んでも美味いという点では、高級品は輸出に回されてしまうブラジルなんかと少し違うのかもしれない。
(わしの場合何飲んでも美味いので参考にしないように。)



茶道ならぬコーヒー道(コーヒー・セレモニー)も存在する。
一回分の豆を三度煮出して、1杯目は砂糖、2杯目は塩、そして3杯目はバターを入れて飲むそうだが、マトモにセレモニると数時間かかるので、みんな1杯目でやめて帰っている。


ちなみに下の写真は老舗 「トモカコーヒー」 のカフェで、知りうるコーヒーの中でも屈指のウマさ。
さすがに有名店だけあり、中は金持ちや白人であふれている(1杯5~6ブルと少し高い)。


とはいえ、実は紅茶(シャイ)の方がポピュラーかつ安く、庶民の味方である。
コーヒーは大人が飲むものなのだ。

 エチオピアのドーナツ 平均価格 1個 2ブル (約13円)
コメント 朝はこれと紅茶などで済ませる人多し。

紅茶やコーヒーがクソ甘い分、このドーナツには全く甘味がない。ゆえに単独で食ってもあまりうまくないかもしれない。

 トゥブス 平均価格 15ブル (約100円)
コメント エチオピアの代表的肉料理と言えばこれ。

トマトやタマネギ、グリーンチリなどと一緒に煮込んだ鍋っぽい料理で、辛くしなければ日本人の口にもバッチリ合う。
やはりインジェラと食べるのが本道なのだが、初心者はパンと食べた方がいいだろう。


「ツォム」 中は町中であまり見かけないが、外国人が利用するレストランには常備。少し高いが、それだけのことはあって美味。

 ダボ・フリフル 平均価格 10ブル (約67円)
コメント あまり話題に上らないが、なかなか面白い料理。
ちぎったパンをトマトソースで炒めた、エチオピア朝食の定番。
「フリフル」とは余ったインジェラなどを使って混ぜ合わせた食べ物全般のことらしく、ひょっとしたら昨日の残り物を使用している可能性も・・・あるのか?

インジェラが元々酸っぱいせいか、エチオピアの料理には 「塩味を付ける」 という習慣がない。
これもそのままだと味がないように感じるので、塩ふって食いましょう。
結構腹にたまります。

 タジ 平均価格 12ブル (約80円)
コメント ラリベラ名物、蜂蜜から作ったお酒。

期待して飲んでみたが、評判に反して全くおいしくなかった。
たまたまマズいやつに当たったのか、それとも・・・?


どなたか 「うまいタジ」 を飲ませてください。

 番外編・コカコーラ 平均価格 5ブル (約33円)
コメント 中国語やアラビア語のコーラ瓶はもはやおなじみな感があるが、これは世にも珍しいアムハラ語のコーラ。
持ち帰ったらマニアが喜んで買ってくれそうだな。


ちなみにペプシやセブンアップ、スプライト、ミリンダにも同様のアムハラ語ロゴあり。

コレクターのみなさんどうですか?

 米料理 (ロズ) 平均価格 15ブル (約100円)
コメント インジェラが苦手な外国人のためか何なのか、各レストランでは頼めばパスタや米のオーダーもOK。

エチオピアでは米をメインにする習慣がないので、レストランごとの 「独自の解釈」 で調理された米料理が出てくるのでなかなか面白い。


マカレという町で出てきた米はなかなかウマかったので、代表してこちらを掲載。
真ん中にグリーンチリがおっ立ててあるのがキュート。

 コロ 平均価格 1ブル (約6円)
コメント バスに乗っていると必ず売りつけられる豆。

豆というか炒った穀類?なので、どことなくケロッグのなんちゃらいう朝食を彷彿とさせる味がする。


「売りつけられる」 と書いたがバスの他の乗客が買ってよこしてくることが多いため、わしは自分で買ったことは実は無い。
穀物だから腹持ちもいいしビールのつまみなどにもよいので、一袋持っていると結構助かるかもしれない。

 香港飯店のニセ中華 平均価格 一品40ブル (約268円)
コメント アディスアベバに着いたらゼヒ行ってみて欲しい中華料理店。
(場所は「歩き方」参照)


オーナーは中国人の顔をしているが実はケニア生まれのエチオピア育ちで中国に行ったことすらなく、おそらく本物の中華料理を食ったことが無いまま店を経営しているため、想像で作っているとしか思えない珍中華が、質に全く見合わないハイプライスで堪能できる。


ちなみに写真は豚肉チャーハン(上)、キャベツと豚肉の炒め物(左)、中華ヤキソバ(右)なのだが、なぜキャベツとブタでピンク色が出せる??ヤキソバもなんでオレンジ色????

味はおそらく想像通り・・・なので、
「久しぶりに中華食べたーい!!」
と熱望しているような長期旅人には、ハッキリ言ってオススメはしない。
あくまでもネタとして、と割り切れる人はゼヒ。

 クットフォー 平均価格 25ブル (約167円)
コメント エチオピア流 「牛肉のたたき」 。
ということで、アフリカでまさかの生肉料理。

生とはいえ激辛のソースに漬け込んであるので衛生面は(多分)安心。
生肉を食べ慣れている日本人は単独で食ってもウマイと感じられるが、さらにこれをインジェラやエチオピア風バター(エベ)で包んで食うと、絶妙なウマさを発揮する。

 ククル 平均価格 15ブル (約100円)
コメント 普通にスープ。

 チュマキ 平均価格 5ブル (約33円)
コメント フレッシュジュース屋はエジプトなどにもあるが、エチオピアではパパイヤ、マンゴー、そしてアボカドがその主役であり、ライムを搾って飲む、というより、スプーンで掬って食べる。


オススメはアボカドとパパイヤもしくはマンゴーのミックス。栄養が偏りがちなエチオピアフードの中にあって、ビタミン補給の重要な存在。

 コチャ 平均価格 タダ
コメント アルバミンチ近郊のドルゼ族が主食としている(らしい?)、バナナの葉の茎の部分を摩り下ろして発酵させ、しかる後焼いた食べもの。

チリソース(右)をつけないと味が無く、ハッキリ言うとうまくはないが、微妙にバナナの風味がするあたりは納得。
店では食えないものなので、ドルゼ村を訪れた際にはゼヒ試食を。

 謎の家庭料理 平均価格 タダ
コメント たまたま民家で食事に招待される機会があり、そこで出された食べ物。

ジャガイモと豆を煮込んでグチャグチャ混ぜたものっぽいが、やはり味が無いのでチリソースをかけて何とか誤魔化して食べる。

周りにあるのはインジェラと同じ材料(テフという植物)で作ったパンのようなもの。やはり酸っぱい。

 カイ・ワット 平均価格 15ブル (約100円)
コメント 羊肉のシチュー。
もちろんインジェラと食べる。


プチ断食 「ツォム」 の間はどうにかして肉を食べようと努力したものだが、いざ断食が明けると大抵のレストランでは 「コレしか置いていない」 という状況。
田舎に行けばその傾向はさらに増して、わしが南部に居る間は、朝食を除くほとんど全ての食事がコレで、確実に栄養が偏っていた。

 マキアート 平均価格 5ブル (約33円)
コメント 植民地になったことがないのが自慢のエチオピアも、数年占領していたイタリアの色はしっかり浸透していて、そこら辺のカフェでマキアートなるものが味わえる。
まあ日本のオサレカフェみたいな気取りくさった雰囲気は絶無だが・・・味は大したもの。

 ウルゴ 平均価格 3ブル (約20円)
コメント 朝食に登場する、ヨーグルトドリンク。

かなりクセのあるプレーンヨーグルトといった感じだが、エチオピアではなんとコレに一味唐辛子をかけて食う。
すると、酸味と辛味が渾然一体となってなぜかインジェラと同じ味がしてくる。マジカルな朝の定番。

 ゴンマンバスィガ 平均価格 15ブル (約100円)
コメント いざ断食が明けると肉肉肉の毎日になりがちな中、救世主的に現れる 「青菜の炒め物」。

ホウレンソウのようなものと控えめな羊肉を塩ダレで炒めたもので、中華的雰囲気がとても嬉しい。

写真だとわかりにくいが当然、下に敷いてあるインジェラと一緒に食べる。


コンソという町でしか見かけなかったが、もしかして郷土料理かしら?



Kenya 通貨 ケニア・シリング (1ksh=約1.16円)
1US$=77.15ksh (T/C同じ)
1ユーロ=100.0ksh
ケニア 情報 2010年4月

 サモサ 平均価格 10シリング (約11円)
コメント インド洋に面しているせいか、ケニアから急に食文化がインド風味になり、サモサやチャパティ、サテーにカレーが登場。

本場インドのことはよく知らんが、中東やスリランカのと比べても遜色ない出来で、完全に現地食として定着している。

 ハーフパスタ 平均価格 70シリング (約81円)
コメント ケニアに入るとパスタがそこらへんで手軽に食えるようになり、質も格段に上がる。
まあローカルフードとの融合的なご当地パスタだが、味はマトモ。
ちなみにフルパスタは140シリングでお得感ゼロ。


それにしてもイタリアに占領されていたくせに、エチオピアのパスタはなんであんなにマズかったのだろう・・・

 Tusker 平均価格 100シリング (約116円)
コメント ロゴTシャツも売られている、ケニアビールの代表格。


コクがあって美味かった気がするが、39度を超える熱が出ていたため覚えていない。

 ニャマチョマ 平均価格 200シリング (約232円)
コメント 噂のケニア式焼肉。

炭火で豪ー快にアブった肉を、塩味と肉汁のウマ味のみでいただくシンプル料理だが、こういうのに限って究極的にウマい。


ただし、調理に死ぬほど時間がかかるため、空腹のタイミングを調節しながら食いに行くこと。
待ち時間の間に歳を取ってしまうほど、出てくるの遅し。

 食用石 平均価格 不明 (誰かが持ってきた)
コメント 「ケニアでは妊婦がミネラル補給のために石を食べる」 という・・・

「ウッソこけー」 と思ってネットで調べてみたらマジ。しかも、結構知ってる人多くて二度びっくり。


で、この石。
そこら辺の店で普通に売られているそうで、食ってみると黒糖のように柔らかい
でも石なので、その後粉薬のようなエグみとしょっぱさが口ん中に広がり、「まあ石だよな」 といった味。


それにしても、ケニアじゃ妊婦の89%が食ってるらしいけど、残り11%が何で食わないのかの方が気になるわっ!!

オバマ大統領のオヤジも、コレ食った親から生まれたのだろうか。

 ノビーダ 平均価格 30シリング (約34円)
コメント コカコーラ・ケニアは頑張っていて、よそではあまり見ないドリンクを多数生産中。
(ヨーロッパや南部アフリカは知らんから、その辺にはあるかも)


このNovidaはトニック、パイン、グレープフルーツなど、ファンタより大人向けなラインナップが魅力。
何より名前が 「のび太」 みたいなのがカワイイ。

 ケベリ 平均価格 80シリング (約92円)
コメント 塩茹でしたコーンと豆を主食に、肉じゃが風の煮込みをかけた、ケニア的ファストフード。
これ一コで腹いっぱいになるが、腹が減るのもまた早い。


メシが高めのナイロビでは、掘り出し物的に安い屋台の味である。

 ストーニー 平均価格 30シリング (約34円)
コメント コチラもコカコーラ系の清涼飲料で、味はトニック、パイン、オレンジ・・・って、さっきの 「ノビーダ」 と一緒じゃねーか!!


どうもシリーズを分けている理由がわからんが、このジンジャー味はなかなか刺激的でウマい。

 野生動物の肉 平均価格 食べ放題2600シリング (約3016円)

▲ ワニ肉。
  川魚のニオイがするトリ肉って感じ


▲ ダチョウ。もはや言われなきゃわからん。
コメント ケニアだから当然あるかな、と思っていたら、ありました野生動物の肉を食わせる店。


ナイロビ郊外の 「Carnivoa(カーニヴォア)」 というお高いレストランでは写真のワニ、ダチョウが食べられるほか、もちろん牛、トリ、ブタ、羊、あらゆる肉が食べ放題。
「新婚旅行でサファリに来ましたー」 的な白人カップルから金持ち風中国人まで、やたらコスモポリタンな客層が無心で肉をむさぼっている様は圧巻である。

このレストラン、かつてはシマウマの肉や、レアものでキリンも出していたが(「歩き方」には今でも食えるようなことが書いてあるがウソ)、近年は規制で出せなくなってしまったそうな。残念。


タンザニアや南アの高級サファリリゾートではまだ食えるという話なので、後ほどゼヒ試してみたいところ。


まあでも、コンゴのサルとかヘビと違って、地元民が常食しているワケではないので、厳密には郷土料理とは言えないか。

 ギセリ 平均価格 40シリング (約46円)
コメント ほぼ塩茹でのトウモロコシ&豆オンリーの地元食。

上記ケベリと同じもの?かもしれないが、赤道の町・ナニュキの大衆食堂にて食ったら、ナイロビの屋台の半額だった。

 ウガリ 平均価格 110シリング (約127円)
コメント ご存知ケニアの、いやアフリカのローカルフードを代表するウガリ(右の白いやつね)。

トウモロコシの粉を練って作ったモチのようなもので、コレを手で一口サイズに丸め、いろんなおかずをつけて食べる。


東アフリカにきたらまずコレを紹介するのが普通なのに、ケニア出国の日に初体験。

インジェラみたいなクセがないのでコレは日本人にも馴染みやすいと思われるが、やたら腹にたまるので残す人が多い。


Suid-Afrika 通貨 ランド (1R=約13円)
1US$=6.5R (T/C同じ)
1ユーロ=9.5R
南アフリカ 情報 2011年4月
 
 
 サロミー 平均価格 20ランド (約260円)
コメント カレーっぽいシチューっぽいもの(なんじゃそれ?)で煮込んだ肉を、チャパティで巻いたもの。
イスラム風の食い物だが、安めの露店で食べられ、現地食として定着している。
 
 Grapetiser 平均価格 10ランド (約65円)
コメント 南アはソフトドリンクの類も豊富にあり、これもその一つ?なのか?
もしかしたらアメリカとかにも有るかもしれない。

他にアップル味のappletiserなど、各種ある。
 
 powerade 平均価格 12ランド (約156円)
コメント ゲータレード的なスポーツドリンクらしい。
写真の赤ほか、青、紫、黄色とあり、それぞれ「○○sports drink」と違う言葉が表記されているが、成分や味に違いがあるとは思えない。

地元の人も「一緒やで」と言っていた。
 
 Black Label 平均価格 10ランド (約130円)
コメント 地元民に聞いたところ、南アフリカナンバーワンビールらしい。確かにウマい。ブラックって名前だけど普通のビール。

が、本当に人気があるのはナミビア産やオランダ産のビールで、「南アオリジナルの中では」一番だとのこと。

 ポエキー 平均価格 80ランド (約1040円)
コメント ビーフシチュー的な煮込み料理。魚でも作ることがあるという。

ごはんが一緒に付いてくるので、日本人の口にはよく合うだろう。ピリっとしたハヤシライスみたいな感じ。
 
 ボボティー 平均価格 120ランド (約1560円)
コメント 左にのっている茶色いやつがボボティー。
ひき肉の塊にチーズを死ぬほどのっけてブラウンソースを塗って焼いたもの。

よってチーズハンバーグみたいな味がするので、これまた日本人大喜び。

右にあるサフランライスみたいなやつが必ず付いてくる。
 
 ゲームミート 平均価格 210ランド (約2730円)
コメント ケニア同様、南アでも野生動物試食パーティーが可能で、ケープタウンでは特に「ちょっとずつ沢山」ができる店が多くて嬉しい。

左からワニ、スプリングボック、ダチョウ、クドゥ、そしてボワアースという名前の南アの普通のソーセージ。

スプリングボックは言われないと高級牛かと思うような繊細な味わいで脂分少なめ。毎日食うわけにはいかないが、何度か食べたい代物。

ケニアと違って南アではこのテの肉を専門に売る店もあり、一応、現地食としてとらえてもいいのではと思われる。
 
 ルイボスティー 平均価格 40パック入りで15ランド (約195円)


コメント 名前は知っていたし多分日本で飲んだこともあるのだが、かつては気にも留めなかったルイボスティー。
実はルイボスという植物は南アでしか栽培していないらしく、それを知ったらゼヒ飲まねばという気になった。カフェインフリーで健康にもいいとか。


さすがに原産地はリプトンのやつも普通にスーパーで売っているので、自炊の友としてコーヒーの代わりに持ち歩くことになった。
 
 チョコブラウニー 平均価格 16ランド (約208円)
コメント 別に地元食でもなんでもないが、こういうのも普通に手に入るという時点で南アフリカの欧米ぶりを示していると言える。

味もきわめてまとも。でも高えな。
 
 ブリディー 平均価格 60ランド(約780円)
コメント 羊の肉のトマト煮込み。
やはりコメと一緒に供されるので、大変うまい。

それにしても白人系の伝統料理はどれも高い。
  
 Iron Brew 平均価格 8ランド(約104円)
コメント 前述のようにソフトドリンク豊富な南アフリカだが、これはラベルに「south africa's favorite」って書いてあるからそうなんだろう。
味はアメリカのA&Wルートビアなんかにそっくりで、多分日本人的にはナシとされるテイスト(わしは好きだが)。

アルジェリアやマレーシアなんかでも同じようなものが出回っていたし、こうなると日本人の味覚がおかしいのか?と思えてくる。
  
 ヨーグルト
(ケープフルーツ味)
平均価格 12ランド(約156円)
コメント 自炊生活を送りつつ、
「ケープフルーツってなんじゃい??」と思って購入。

果物本体は結局発見できなかったが、パッションフルーツ的な味がしたのでそれのことを指すか、あるいは雰囲気を出すためにメーカーが勝手に名づけたのか(地中海オレンジ、みたいな)どっちか。

ただのヨーグルトだよな。
 
 ボクム 平均価格 10匹で30ランド(約390円)
コメント スヌークという魚を天日干しにしたものらしい。
日持ちするので内陸で魚を食うにはナイスな素材。

皮をむけばそのままおつまみ的にも食えるし、米やスープ、パスタにぶっこんでも美味い。
  
 ダチョウの卵 平均価格 40ランド(約520円)
コメント 産卵シーズン(10~3月)であればスーパーにも売っているという、ダチョウの卵。
鶏卵24個に相当する量らしいから、換算するとそんなに高くない…のかな?
(ニワトリの卵は6個入りで9ランドくらい)

どうせならドラマチックな食べ方をしようと思ったのだが、結局親子丼と、卵かけごはんに落ち着いた。

食べ方の詳細は2011年4月のブログをどうぞ。
  
 パップ 平均価格 15ランド(約195円)
コメント パップとはトウモロコシの粉を練って作ったモチみたいなやつで、安くて腹にたまるのでたいへんありがたい。

これを主食に、チキン、ビーフ、カレー、ソースなど、いろいろぶっかけて食べる。
写真はpap en hoenderという、チキンとジャガイモの煮込みをかけたもの。


ケニアのウガリなんかとおんなじようなもの
なのだが、南下してきた旅人によるとパップが一番マズイらしい。
これは自分で確かめねば。
 

 バニー・チョウス 平均価格 16ランド(約208円)
コメント ぶ厚いパンを凹状にくり抜き、その窪みに挽き肉などを詰め、くり抜いた方のパンでフタをしたもの。
中身は自由らしく、ステーキやソーセージを入れる時もある。

パキスタン人の店で食ったんで、これパキスタン料理なのかなあ?
行ったことないのでわからんが。
 
 
 Castel 平均価格 小瓶330ml 7R(約91円)
大瓶700ml 11R(約143円)
コメント 南アでビールといえばそこらじゅうに看板出してるCastel。

普通のキャッスルほか、キャッスル・ライトなどもあるが、写真の「ミルク・スタウト」が絶品!!
「アイルランドで飲んだギネスより美味い」と書いてる旅行者がいたので試しに飲んでみたが、確かにクリーミーで全く抵抗のない口当たりだった。

あんまり置いてる店がないっぽいので、見つけたら買いですぜ。ミルクスタウト。


Lesotho 通貨 ロティ (1M=約13円)
1US$=6.6M (T/C不明)
1ユーロ=9.6M
レソト 情報 2011年4月
 

 レソトウォーター 平均価格 10マロティ(約130円)
コメント なんてことないミネラルウォーターなんだがレソト製はレアかなーと思い…掲載。

ラベルでやたら「フレッシュ」を強調しているのだが、同じくらいでかでかと「2008」って書いてあるのが気になってしょうがない。
 
 Maluti 平均価格 大瓶660ml・11マロティ(約143円)
コメント 南アの属領みたいなレソトではなかなかオリジナル品を見つけるのが難しいのだが、一応ありますレソト・ビール。
味は至って普通のラガーだが…レソトは酒屋の裏が必ず飲み屋になっていて便利。


「国の誇り!」みたいに看板が出てるがあんまり町には置いてなくて、みんな南アのビール飲んでたなー。
頑張れレソト!!
 
 パパ・ナマ・モロホ 平均価格 10マロティ(約130円)
コメント 南アでいうところのpap(パップ)がレソトではpapa(パパ)になっただけで、基本的には同じ。
モロホというホウレンソウの炒め物がなかなかウマく、これにチキンの煮込み(ナマというらしい)を添えたものが定番の組み合わせ。

他に豆なんかもかけて食べる。
 
 モトホ 平均価格 5マロティ(約65円)
コメント レソト人愛飲のスタミナドリンク。

英語の解説には「sorghum(訳不明。何すか?)で作ったおかゆ」と書いてあったが…
レソト人的には飲み物なんでしょう。
デブタレが言う、「カレーは飲み物」みたいな。

いぶしたワラの匂いがするが、なかなかフルーティでうまい。
 
 パパ&シチュー 平均価格 15マロティ(約145円)
コメント レソトは安メシ屋台も多く、庶民食パパ(前述)にいろいろぶっかけたものが手軽に食べられる。

これは牛の臓物のシチューと、キャベツの漬物をトッピングしたもので、激ウマなジンジャージュース(右上)とセットでこの値段。

毎日食いたいくらいウマかった。
 


Swaziland 通貨 リランゲニ(1E=約13円)
1US$=6.6E (T/C不明)
1ユーロ=9.8E
スワジランド 情報 2011年5月
 
 
 リパリシュとインクーク 平均価格 55E(約715円)
コメント リパリシュはやっぱりトウモロコシの粉を練ったもので、南アのパップ、レソトのパパとほとんど同じもの。
インクークは鶏肉のシチューで、あとは他国でも見たがキャベツの炒め物(リキャベシ)や豆のシチュー(エマボジシ)をかけて食べる。

「スワジ伝統料理やでー」と言われてつい頼んでしまったが…よそと同じじゃねーか!!

いつまでこういう感じのメシが続くか、ちょっと見ものではあると思う。
 
  
 Sibebe 平均価格 350ml缶 7E(約91円)
コメント どんな小さな国でもオリジナル・ビールだけはあるもので(禁酒の国は除く)、これが小国スワジランドのナショナルビール。

…の割にあんまり置いてる店がなく、わざわざ首都ムババネまで出向いてようやく発見した。

実はあんまりおいしくなかったのだが、置いてないのはそのせいか?
 

 
Moçambique 通貨 メティカル (1M=約2.7円)
1US$=31.5M (T/C同じ)
1ユーロ=45M
モザンビーク 情報 2011年5月
  
 アローズ・コン・フェイジョン 平均価格 30M(約81円)
コメント モザンビークに来てやっと登場の屋台ぶっかけ飯。屋台というか道端でバケツに入れて売っているので、そばで食べてる人がいないと発見が難しい。

南部アフリカでは洗面器1杯で1ドルを切る食い物に初めて出会ったので、ちょっと感動してしまった。

気のせいなんだが、ポルトガル語なせいかブラジルを思い出す味。
 
 
 カマロンとアメウージョ 平均価格 カマロン 100M/kg(約270円)
アメウージョ 50M/kg (約135円)
コメント なんつっても海がウリのモザンビークは海鮮も豊富。
マプト郊外の魚市場では買った魚をその横の食堂で調理してもらえるので、死にたての新鮮な魚を思う存分堪能することができる。


貝(アメウージョ)はバターとクレソン、ニンニクで炒めたもの。
エビ(カマロン)はパームオイルでソテーしたもので、市場のおっさんの調理技術がなぜか抜群だった。


調理代金(120M・324円)とオプションでコメも頼むと結構な値段になってしまうが、腹いっぱいになれると考えれば納得のお値段。

ちなみに町中の市場やレストランでも同じようなものは食えるが、同じ値段で半分くらいの量になる。
 
 Mac Mahon 平均価格 35M(約95円)
コメント 「2M」の名で知られる、モザンビークのビール。モザンビークはレソトやスワジランドを違って南ア色が薄く、ビールもオリジナルが4種類くらい(もっとか?)ある。
酒屋のおねーちゃんによれば、コレがベストだとか。


味はトロピカルな国のそれらしく、水のようにさっぱりした…というか、ウスめ。
しかし、人によってはアフリカNo.1と称えられることもあるこのビール。
暑い日にガブ飲みするには最適だろう。
 
 シマ 平均価格 10M~30M(約27円~81円)


コメント 東南部アフリカ(マラウィ、モザンビーク)では同じ名前で呼ばれる、いつものトウモロコシを練ったやつ。
南アなどのパップより固体度が高く、冷えたごはんのような食感がする。


さすが海がウリなモザンビークはこれと魚(種類・大きさに拘らずペッシュと呼ばれる)の組み合わせが多く、しかも安い。


特に写真下のやつ(10M・27円)は土間で手づかみで食ったせいか、そこはかとない「エサ感」を味わえた一品。
「人間って動物だよねー」
と、強く実感したい人にはお勧め。
「みじめな気分」とも言うが。
 
 マタパ・デ・シリシリ・
  オウ・マンディオカ
平均価格 215M(約510円)
コメント 短期旅行の日本人に会ったので、高級っぽいレストランに入って食ったメシ。

ココナッツライスにカシューナッツとマンジョーカ(キャッサバ)の葉っぱの炒め物が付いて、魚一辺倒で野菜を求めるカラダに染み渡る一皿。
 
 マルシューカ 平均価格 2M(約6円)
コメント シジミのような小さな貝を唐揚げにしたもの。懐かしのマンジョーカ(マニオック、キャッサバともいう)と一緒に食らう。

多少砂が混じっているが…まあ許そう。
 
 カシューナッツ 平均価格 一皿20M(約54円)
コメント 単なる炒ったカシューナッツなのだが、モザンビーク名産らしくあちこちで安く売られていて、とんでもなく美味い。

バスに乗ってると大袋入り100M(約270円)なんかも売りにくるので、まともな食事休憩の取れない長距離移動時の栄養補給に非常に役立った。
後ほどこの色のウンコが出たが。
 
 モザンビーク島のパン 平均価格 1個2M(約6円)
コメント 道で普通に売ってる普通のパン。
だが侮るなかれ、焼きたてはモチモチしていて非常にうまい。

島に向かうトラックには町のスーパーで買ったパンを大量に持ってる人がいたのだが、島にパンあるじゃねーか!!
しかもスーパーのなんかよりよっぽどウマいぜ。

 
Zimbabwe 通貨 USドル
(1$=約82円 T/C同じ)
ジンバブエ 情報 2011年5月
 
 
 サザ 平均価格 2$(約164円)
コメント またかよという感じのトウモロコシ粉の練り物。
しかし、その柔らかさ、ボリューム等々他国の似たものに比べると日本人的にツボらしく、「サザ最高」と絶賛するツーリストはかなり多い。

基本的には他のと同じく肉のシチューや野菜の炒め物とともにいただくのだが、初めて食ったこの牛肉の素揚げが死ぬほどウマくて、わしも他のツーリスト同様、一気にサザ信者になった。

なんか中途半端についたモチみたいでクニャっとして美味いんだよねえ。
 
 カペンタ 平均価格 100gで1$(約82円)
コメント 内陸国ジンバブエはスーパーなどで凍った淡水魚も見かけるが、全国どこでも手に入るのがこの干した小魚。

日本の煮干しみたいにそのままポリポリするには向かないが、煮物などに入れると絶妙なダシを生み出し、しかもタンパク質とカルシウムの補給になる素敵な食材。

入国以来ずっと持ち歩いていた。
 
 ルス 平均価格 1.5$(約123円)
コメント ルスとは牛の臓物の煮込みのことらしい。
グロくて多少臭みはあるが、味はなかなか。

サザの付け合せとしては鶏肉・牛肉などより安く、しかも濃厚な味で腹いっぱいになる。
カラくして食うとステキ。
 
 サザ&シチュー 平均価格 2$(約164円)
コメント サザの基本形とも言える組み合わせ。
他の国同様、鶏のシチューをぶっかけて食べるのだが、気のせいかもしれんがこれがまた他の国より美味い。

牛のシチューも骨ごと煮込んでいるので濃厚でうまい。
 
 Lion 平均価格 330ml缶 0.5$(約41円)
コメント ジンバブエの庶民的ビール。
他にも何種類かあるのだが、なぜかこの銘柄だけ異常に安いのが気になって買ってしまった。

「安いから水みたいなションベンビールだろ」と思ったのだが、そうでもなく普通のラガー。
普段は見ない缶底を何気に見てみたら、賞味期限があと2日に迫っていた。
安いのはそのせい?
いや、ジンバブエ人はそんな気の利いたことしないよな…謎だ。
 
 Zambezi 平均価格 330ml瓶 0.8$(約66円)
コメント ビクトリア・フォールズに来たらまず勧められる自慢のローカルビール。

自慢だけあって確かにさっぱりして美味いのだが、乾期なのに雷を伴う大雨が降り、停電してる中で飲んだので気分的には全く上がらなかった。
ビールのせいじゃないけど。
 
 Golden Pilsener 平均価格 330ml瓶 1$(約82円)
コメント ジンバブエは生意気にもビールの種類がいくつかあり、ラガーばっかりのアフリカには珍しいピルスナーもある。
こちらもラベルには「輸出クオリティ」と謳っているだけありなかなかうまい…のだが、
アルコール度数が3%ちょいと少なめで酔えないという意見もあり。

そもそもわしラガーとピルスナーの違いがわからんので細かい描写は不能。
 
 マドラ 平均価格 100g袋 1.1$(約90円)

▲ サザと一緒に食うとうまいそうな。


▲ コレが売られてる状態。
コメント 出ました悪腐痢蚊(アフリカ)名物イモ虫っ!!

ジンバブエではハラワタを取って乾燥させたものを袋詰めにしてスーパーで売っているので、せっかくだからと購入して調理法を地元のおばちゃんに教えてもらった。
(2011年5月のブログ参照)


食べる時もカラ揚げ風にするので、食感はスナック感覚。
焦げたパンの耳というか、揚げモチの醤油がしみ込んだ部分というか、「サク&グニャ」って感じがして、生のまま焼いて食う中央部アフリカのそれとは、ずいぶん違った印象がある。
味は昆虫系、イナゴなんかに似ていなくもないが他に例えられないオリジナル性があり、決してマズイものではない。

まあ毎日食いたい程ではないけど。
ビクトリア・フォールズ近辺では「マツィンビ」とも呼ばれる。
「ツィ」のところで「チッ」て舌打ちするのがポイント。
 
 Cascade 平均価格 500mlボトル 0.5$(約41円)
コメント なんてことないオレンジジュース、しかも混ぜ物アリで日本のフルーツ牛乳みたいな味がするもの。

だが330mlの瓶コーラ(その場で飲まないと瓶代を取られる)と同じ値段でプラのボトルも付いているせいかお得感があり、庶民は誰もかれもこれを飲んでいるようなイメージがある。

ただし、選ばないとボトルのフタがちゃんと閉まらないものも多いので、持ち運びには注意が必要。
 
 トマトジュース 平均価格 1.5$(約123円)
コメント 普通のトマトジュース。しかも南ア産
うっすいケチャップみたいな味がしてしかも高く、改めてデルモンテやカゴメの偉大さを知る。

しかしメアドにしているほどトマトジュース好きなわしにはひと月半ぶりのスピリッツであり、むやみに嬉しかったので番外編として掲載。
 
 ギザンド 平均価格 1$(約82円)
コメント おそらく砂肝のことだと思うが、トリの内臓だそう。
サザのおかずとして、ジンバブエではこういった内臓系が好んで食われている。

 ワニのしっぽ 平均価格 1kg 4.5$(約369円)
コメント 近くにリアル・ネイチャーのザンベジ川が流れているせいか、ビクトリアフォールズではスーパーでワニ肉を売っていた。
わりとくっきり尻尾の形をとどめているのが、なかなかイカス。

「フィレ」と「テイル」の2種類あったがフィレはケニアで食った気がするので、今回はこっち。
「魚のように調理して、チキンのような味がする」
との地元民の教え通り、ソテーしたあと野菜と煮込んで食ったら激ウマだった。

 
Botswana 通貨 プラ(1P=約13.6円)
1US$=6.27P (T/C同じ)
1€=9.0P
ボツワナ 情報 2011年6月
 
 チキンネック 平均価格 4P(約55円)
コメント 隣国ジンバブエと同じくボツワナでもゲテ系の食べ物は多く、動物のあらゆる部位を余さず食するナイス根性の習慣がある。
こちらはボツワナでポピュラーだというチキンの首の部分。
首だけになると意外と長いんだなーと感心してしまうが、味はチキンそのもの。もちろん骨はあるが首の骨はそんなに硬くないので、バリッと全部噛み砕けるのがステキ。
 
 マベレ 平均価格 4P(約55円)
コメント 南部アフリカでおなじみ「パップ」の赤いバージョン。
なぜ赤いかはわからないが、多分赤いトウモロコシの粉でできているのだろう(違ってたらゴメン)。味は一緒みたいだが…
ボツワナは外食する場所がほとんどないせいか何かわからんが、スーパーをはじめテイクアウト関係の種類が異常に充実していた印象がある。
 
 セスワ 平均価格 6P(約82円)
コメント 牛肉をボロ布のように細切りにして煮込んだもの。醤油を使っているらしく、もうちょっと甘みがあればたいへん懐かしい味。
 
 サムプ&ビーンズ 平均価格 9P(約122円)
コメント サムプとは細かく切ったジャガイモをゆでて半ネリにしたもので、ポテトサラダとマッシュポテトの中間のような食感。
これに赤飯の豆を混ぜると立派な主食になる。
ボツワナ人の子供が「これ知ってる?知ってる?」としつこく聞いてきたので、国民の自慢なのかもしれない。
 
 St. Louis 平均価格 7P(約96円)
コメント ボツワナオリジナルビール。の輸出向けバージョン。
普通のセントルイスもあるが、酒屋のおばちゃんによるとこっちの方がナイスだとか。

飲んだ場所が高級ホテルの庭だったせいか、どことなくセレブな味がした(絶対気のせいだけど)。

 オカバンゴの魚&パップ 平均価格
コメント 海のないボツワナもオカバンゴまで出向けば新鮮な魚にありつける。
ボツワナも魚に種類や名前の区別は付けないらしく、これもただ「魚」と呼ばれていた。

白身で、川魚らしく藻みたいな匂いもうっすらしたが、美味。
ボツワナにも一応、スタンダードなパップはあるらしい。名前もパップと言っていた。
 
 ダンプリン 平均価格 15P(約204円)
コメント 左上に写っている白い物体。
名前の通りもちろん中華まんじゅうなのだが、ボツワナではパップのかわりに主食として食べる人も多く、食卓の定番と化している。
中身は入っていないので、ちぎったまんじゅうにおかずを包んで食べるのだが…このコラボはヤバい。
ちなみに写真ではカボチャの煮物や3色に炊いたコメなども見られるが、こういう素敵なおかずもボツワナ以外ではあまり見かけなかった気がする。
 
 ポロニー 平均価格 小 3p(約41円)
コメント 多分ボツワナ食でもアフリカ食でもないのだが、ジンバブエやボツワナでよーく見かけるので掲載。
ニセ物のハムみたいなものらしい。


Namibia 通貨 ナミビア・ドル(1N$=約12.5円)
1US$=6.6N$ (T/C6.62)
1€=9.4N$
ナミビア 情報 2011年6月
 
 
 ビルトン 平均価格 20N$(約250円)
コメント ナミビア名物の干し肉。
南アにもビルトンはあるが、ナミビア製のものが多いので、たぶんこっちが本場なんだろう。
牛肉の塩漬けを干しただけのベーシックなものから、ピリ辛のものやガーリック味など、色々なバリエーションがあり、ビールのつまみなどに最高。
更にはビルトンを粉にしたビルトン・パウダーまであり、料理のアクセントとしても大活躍する。
 
 ドロワース 平均価格 20N$(約250円)
コメント コチラは主に牛肉のソーセージを乾燥させたもので、日本の一口サラミみたいな感覚の食い物。
ビルトン(↑)同様色々なバリエーションがある。
 
 Windhoek 平均価格 330ml瓶 9N$(約113円)
コメント ナミビアが周辺国に誇る地ビール。
その名もまんま首都名のヴィントフック。

乾燥気味の気候にバッチリ合うコクと旨味があり、たいへん美味。
個人的には南部アフリカナンバーワンに勝手に認定する、日本に輸入したいくらいうまいビール。

 Tafel 平均価格 330ml瓶 9N$(約113円)
コメント ナミビアのビールはこちらもあり、ヴィントフックより軽い飲み口のターフルは、玄人のファンが多いそうだ。
酒場でこっちを注文するとGood choice!と言われるのがなんか嬉しい。
 
 マクレガーおじさんの
  アップルパイ
平均価格 20N$(約250円)





▲ 大きさ的にはブルボン・プチくらい?
 よく考えたら高いが、祖国のため。
コメント ナミブ砂漠へ向かう途中に立ち寄ることになる、ソリタイアという集落の名物。

サクサクの皮に包まれたアップルパイももちろん美味いのだが、焼いてるおっさんが絵に描いた様な「いい人」で、長距離ドライブで披露した旅人の疲労を見事にリセットしてくれる。
ちうことで、ナミブ砂漠からの帰り道にもつい寄ってしまうのだ。


「ラスト・サムライ」が大好きという日本びいきのおじさんは、東日本大震災以来、募金活動を初めてくれている。
写真下の「募金クッキー」がそれで、1個5ナミビアドル(約63円)。
売り上げは全て日本への義捐金に充てられるそうで、おカネは専用のボックスに入れる。
というか募金したらちっちゃいクッキーがもらえる、の方が正しいか。
いずれにしてもこんな遠くの国の人が日本を心配してくれるのは有難い限りだ。


それはそうと「ラスト・サムライ」は確かニュージーランドで撮影された気がするのだが…
「あの美しい風景が大好きでねえ」
というおじさんに幸あれ。

 チキン・シェニッツェル 平均価格 60N$(約750 円)
コメント 発音しづらいその響きから多分ドイツ料理なんだと思うが、いわゆる一つのチキンカツ。

ナミビアは旧ドイツ領だったこともあり、ドイツの影響を受けたと思われる食い物がかなり多い。

これにはパイナップルのソースがかかっていて変わった味がしたが、美味。
マスタードを5種類くらい出されたが、正直違いがわからなかった。

 ナミビアのおいしい水 平均価格 6N$(約75 円)
コメント ナミビアは水がウマい。
水道水ですらウマい。

ってことで天然水は各地で自慢の水があるらしく、大手メーカーが作っているミネラルウォーターのほかに、こうしたご当地水がそんへんで売られている。

写真のものはボツワナ国境のピュア・カラハリとかいうもの。
喉が渇きやすい気候のせいか、なんとなく甘みを感じる水だった。
 
 マギー2ミニッツヌードル 平均価格 4N$(約50円)
コメント 普通の袋ラーメンなんだがこのシリーズは東洋人の好みは完全シカトで、「ピザ味」「チーズ味」など攻撃的な布陣が自慢。

南部アフリカらしく「ビルトン味」や「ボアワース(ソーセージ)味」があり、まあ食ってみりゃどれも美味い。

おそらく南ア製。
 
 ジンジャークッキー 平均価格 12N$(約150円)
コメント これも南ア製なんだろうけど南部アフリカで広く庶民に愛されている生姜味のクッキー。
暑い国にはなぜかしっくりくる。

写真のものは高級ブランドなので若干お高め。南部アフリカは日本同様スーパーマーケットが自社ブランドを安く出すくらい発達しているので、そういうのを買えば3分の2くらいの値段。

 ゾウ糞コーヒー 平均価格 タダ



▲ コレが「お茶っ葉」。
 フレッシュすぎるとまんまのニオイと味。
コメント 聞いてそのままゾウの糞をお湯に入れて飲む、コーヒーというよりはお茶。
ナミビア人は「喉の薬」だと思って飲むことがあるようだが、効果のほどは不明。
できるだけ新鮮なブツがベターとか。


われらがコンゴ隊「麦わらの一味」がナミビアの砂漠でパリッパリに乾燥したモノで試したときは「ほうじ茶と同じ味」がしたそうだが、それを聞いてジンバブエで新鮮なモノで作ったところ、まんまウンコの味がした

新鮮かどうかよりも、ナミビアのデザート・エレファントと緑豊かなジンバブエのゾウが食ってるものの違いが出たのではないだろーか?

多分ジンバブエでは誰も飲んでなかったので、こっちじゃ薬の効果もないのだろう。
まあ後でハラ壊すこともなかったので、飲めないものではないのは間違いない。
 
 エコンドォ 平均価格 不明
コメント ナミビア北部の家庭料理に使われる干し野菜。
鍋に入れてコメと一緒に食うそうだが、乾燥した状態では何の野菜なのか、うまいのかどうかもよくわからんかった。


これもウンコに見えんことないな…
 
 トウモロコシのビール 平均価格 1リットル 1N$(約13円)


コメント 民族タウン・オプウォでみんなが飲んだくれていた地酒。
どちらもトウモロコシが原料らしいが、赤と白があってアンデスのチチャによく似ている。


発酵途中なのか微妙にシュワッとする飲み口で、アルコール度も弱いのでいくらでも飲めるが、1杯が多すぎるのでそこら辺のやつらに振舞いながら飲むとたちまちみんな仲良しこよし。
 
 ボアワース・ブロッチェン 平均価格 12N$(約150円)
コメント ブロッチェンって多分ドイツ語でしょう。
多分サンドイッチ的なものでしょう。

間に挟まってるのが南アやナミビア名物のソーセージ、ボアワース。
炒めたタマネギと一緒に食うととてもウマい。
紹介するまでもない、想像つく味だけどね。
 
 ナム・コーラ 平均価格 5N$(約63円)
コメント コカコーラが浸透しまくっているのになぜかナミビアにはオリジナルコーラがある。

味は全く一緒。
いや、ちょっとマズいのかな。
 
 ファームドゥドゥラー 平均価格 5N$(約63円)
コメント これも↑と同じ会社製のドリンク。

こちらは炭酸ながらサイダーでもない、コーラでもファンタでもないオリジナルな味。
強いて言うなら南部アフリカで人気のチューハイみたいな飲み物「サバンナ・サイダー」のノンアルコール版みたいな味か。

パッケージもそれに近いものがあるし、意識して作ったのだろうと勝手に思っている。

※ で「サバンナ・サイダー」の写真はないんだけどね。ごめんね。
 
 ソーセージ・シチュー 平均価格 20N$(約250円)
コメント ボアワース(ソーセージ)については上で書いたが、それを利用した料理が多いのもナミビアの特徴。

通常パップにかかっているシチューは牛肉や鶏肉が常だが、ナミビアではソーセージのやつも人気で、場所によってはコレしか置いてないこともある。
 
 グンディ 平均価格 不明
コメント 何もない道端でよくわからん男が売っていた瓶詰の白い液体。

訊いてみたら練乳らしい。
ナミビア北部ではコメと一緒に炊いて食うみたいなことを言っていたが、トウモロコシのビールといい、なぜか南米に食文化が似ている気がする。


ついでに言うと古来ここら辺の人はコレを体に塗って虫よけ、寒さ対策などに利用していたそうな。
却って虫が寄って来そうだけどな。
 
 シンバ 平均価格 9N$(約113円)
コメント 南部アフリカにいると1度はお世話になるであろう定番ポテチ。南ア製。

塩味、ソルト&ビネガー味などただのポテチなんでココに載せるまでもないのだが、「H.S Balls社のチャツネ味」という企業コラボものを発見し、思わず購入。

日本のカルビーなんかが「やげん亭の一味唐辛子味」のポテチを期間限定で出すのと同じ発想…!!ってことで、ここまで考えが及ぶ南アだけは、個人的には完全に先進国として認めていいと思うのだった。

味はどうでもいい…っつうか、元ネタがわからんからな。

 チース・スナック 平均価格 8N$(約100円)
コメント チーズじゃなくて、「チース」ね。
これもチートスみたいな変哲無いスナックなんだが、やはりファストフードチェーン「ニャンドゥーズ」のぺりぺり(ピリ辛)・ビーフ味という妙な企業コラボで掲載決定。
  
 ジャンピン・ジャック 平均価格 9N$(約113円)


コメント スナックシリーズ第3弾は企業コラボとかでなく、単にパッケージのおっさんが怖すぎるという理由で掲載

「グリーンオニオン味」を表現した結果なんだろうが、コレ子供は怖がらんのかなあ?
かっこいいのか??
 
 フィッシュ・フィレ 平均価格 3N$(約38円)
コメント ナミビアには探せば屋台メシもあり、スーパーで4倍くらいの値段で売ってる魚フィレのフライが、屋台だとこのお値段。

これとジャガイモのフライを一緒に食えばアフリカ式フィッシュ&チップスの完成。
もちろん小ぎれいな専門店もあるが、このように地元食として定着している。



Zambia 通貨 ザンビア・クワチャ
(1kw=約0.017円)
1US$=4760kw (T/C不明)
1€=6300kw
ザンビア 情報 2011年6月
 

 スーパーマヘウ 平均価格 2000kw(約34円)
コメント ザンビア人大喜びの国民的飲み物。
っていうかスーパーが付く前に「マヘウ」がわからんわっ!!


どうやらマヘウとはレソトのモトホみたいな地ドリンクらしいが、コレはストロベリー、チョコレートなどのフレーバーをプラスして人気者にのし上がった模様。
喉の渇きを癒すと共にしばらく腹も満たしてくれるので、安くてなかなか重宝する。
 
 
 カスラー・ステーキ 平均価格 一切れ5000kw(約85円)
コメント アフリカではほとんど見かけなかったブタ肉をザンビアのスーパーのお惣菜コーナーで発見!!

各店まわったがどこにでも置いてあったので、ザンビア人はブタ肉をごちそう日にでも食うのだろうか?

味はブ厚いベーコンといった感じで、きわめて西洋的。
 
 MOSI 平均価格 5000kw(約85円)



▲ おなじみのこのラベル
コメント ザンビアが誇るビクトリアの滝(ホントはジンバブエ側の方が有名だが)の名を戴いた国産ビール。
味は悪くねえな、と思っていたら、またも「モンド・セレクション」受賞作品だった。


まあ今回は「最高」が付かない金賞だが、ここまでウジャウジャ受賞してるとコレの権威自体怪しいものがあるよな。

逆に興味がわいたので、帰国したら調べてみようモンドセレクション。
 
 シマ&オクラ 平均価格 4000kw(約68円)
コメント モザンビーク、マラウィらと同じく、ザンビアではトウモロコシの練り物は「シマ」と呼ぶ。

特筆はおかずのオクラ
西アフリカはリアル原産地なのでよく見かけたが、東部南部で見たのはザンビアが初めてな気がする。
塩ゆでしたものを刻んだだけなので単純極まりない味がするが、やはり日本人にはネバネバが「懐かしい」感じがしてしまう。

あまり知られていないが名前は現地語でも、英語でも、日本語でも「オクラ」。
 
 レイプ 平均価格 10000kw(約170 円)
コメント いや、ふざけてるワケではなく、レイプ
右上に乗っている緑色の野菜を、ザンビアでは綴りもそのまんま「rape」と書いてスーパーにも売っている。
売り子は1秒間に10回レイプ発言できるとか。


モノ自体はジンバブエでもマラウィでも見る野生のホウレンソウと同じらしいが、名前があまりにもアレなので単独で再掲載。

 
Malawi 通貨 マラウィ・クワチャ
(1kw=約0.44円)
1US$=183kw (T/C160)
1€=240kw
マラウィ 情報 2011年7月
 
 JOJOコーラ 平均価格 90 kw(約40円)



▲ 分身シルエットが何となく
「波紋」の頃のJOJOを思わせる。
コメント 何の意地か知らんがマラウィにもオリジナルコーラがあり、名前が「JOJO」。

少年ジャンプを心から愛するわしはそれだけで大喜びだったのだが、ラベルよく見るとまたそこはかとなくジョジョっぽいので、感動まで覚えて掲載してしまった。


味は日本でたまに見かける「50円コーラ」と同じ味。
 
 トリの気管 平均価格 20kw(約9円)



コメント マラウィでも動物の内外余すところなく食う習慣は健在で、気管と思われる部位も絶賛販売中!!

特に首都リロングウェの市場では一袋10円前後のおかずをいろんな屋台から買い集めてセンターのテーブルでみんなで集まって食らう「フードコートだか屋台村的なシステム」が斬新で、写真下のように主食のシマ、おかず2品、更には南部アフリカではあまり見なかった生野菜サラダも追加して、たったの40~50円で満たされた食事が可能。


ただし周辺は治安が悪いらしいので、安く上げたつもりが逆にいろいろ失うことのないように。
 
 トリの頭の唐揚げ 平均価格 50kw(約22円)
コメント マラウィではニワトリの頭をもまんま唐揚げにして売っていて、バス移動の時なんか窓の外に売り子がわらわら寄って来る。
見た目はグロいが肉なんだか骨なんだか独特の食感が頭にはあり、なかなか美味。
魚と同じく、目玉や頬肉にウマ味があると感じたが・・・気のせいかもしれん。

それにしても見た目「魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)」そっくりだな。
 
 トリの足 平均価格 30kw(約14円)
コメント 足はスープの材料にはよくされているが、マラウィ人は何でも揚げ物にして食う習性があり、結局足の先から頭、内臓に至るまで、トリは全身余すところなく唐揚げにされてしまう。
コリコリとした骨の周りにプチュッとしたゼラチン質の肉(?)がナイスハーモニー。
頭とはまた違ったよさがある。
 
 ??(忘れた!)とバタタ 平均価格 100kw(約44円)
コメント マラウィは通常のウガリ(トウモロコシの粉を練ったアフリカ的主食)もあるが、キャッサバの粉を使って同じようなものを作る。それが写真左の??(名前忘れちゃった!!誰か教えてください。)。
イモ独特のデンプン的粘りがあってウガリとはまた違った味。

右、バタタはマラウィ湖名物の巨大魚(でもないか)。
淡水魚らしく骨が太かったりコケ臭かったり食べにくいが、味はなかなか。
 
 Kuche Kuche 平均価格 150kw(約66円)
コメント マラウィのオリジナルビール。
マラウィはなぜかあの有名な「カールスバーグ社」のビールが豊富に出回っており、コレもカールスバーグの監修の下、製造されているらしい。味はまあ…でも普通か。


他に「カールスバーグ・エレファント」という何となくアフリカオリジナルっぽいものも見かけたが、真相はよくわからん。
 
 ウスィーバ 平均価格 50kw(約22円)
コメント マラウィ湖の名産品。
ジンバブエのカペンタを2回り、日本の煮干しをひとまわり大きくしたようなサイズの乾燥小魚。
煮物に使うことが多いらしいが、そのまま食べてもウマい。
ただ、塩味が全くないので塩を振りましょう。
  
 ソボ 平均価格 50kw(約22円)
コメント マラウィのナショナルドリンク?なのか?
競合するファンタと思いっきりカブるグレープ味やパイン味など、なぜ作ってるのかよくわからん炭酸飲料。

ペットボトルだとファンタより安い、というメリットがあるが、ビン入りは値段一緒なのでみんなファンタを飲んでる気がする。
  
 謎のファンタ 平均価格 50kw(約22円)
コメント オレンジ色だがオレンジ味ではない、謎のファンタ。
実際飲んでみても何の味かがわからず、フタにも何も書いていない…いったい何なんだコレ?

日本でもいろいろ「変わりファンタ」が出るが、お目にかかったことはないタイプ。
強いて言うならエルサルバドルの「コラシャンパンという炭酸飲料にそっくりなのだが…伝わるワケないよな。」

 
Tanzania 通貨 タンザニア・シリング
(1tsh=約0.051円)
1US$=1580tsh (T/C同じ)
1ユーロ=2200tsh
タンザニア 情報 2011年7月
 
 焼きバナナ 平均価格 200Tsh(約11円)
コメント タンザニアあたりからバナナは食卓の主役に躍り出て、それ以外にもおやつに生バナナ、食後に焼きバナナとバナナ好きにはたまらん食文化。
主食用の緑のバナナは煮込まないと食えないがこれは生でも食えるやつをさらに焼いているだけなので、元々の甘みが増して激ウマ。
 
 チップス・マヤイ 平均価格 1500Tsh(約77円)
コメント 東部アフリカではやたらとフライドポテト(英語ではチップス)を見かけるが、組み合わせのバリエーションも多く、これは卵焼きにチップスをブチ込んで完成する、名前もそのまんまチップス・マヤイ(卵)。

味は想像通りで驚きに値しないが、あまりに当たり前みたいに売られているので定番の味として掲載。
 
 Kilimanjaro 平均価格 1600Tsh(約82円)
コメント 個人的にはタンザニアで一番うまいビール。

とはいえ、タンザニアは元ドイツ領だったこともありビールの製造技術は高く、他のビールもそれぞれにウマい。


ちなみに名前のおかげでこのビールはキリマンジャロ登山道の各ハットでも絶賛販売中
(3000tsh)。
登頂成功した者の祝杯となったり、登る前に飲んだばっかりに下山する羽目になったり、いろいろと魔性のビールである。
 
 スプ ニャマ 平均価格 1000Tsh(約51円)


コメント 欧米人には考えられないだろうが、スワヒリ文化圏では朝から濃厚な肉のスープを食らうのがマッチョな兄貴たちの定番。

もちろん日本人は抵抗なく受け入れられる人が多いはずなので、「肉」「内臓」か、大鍋に2種類以上用意されているスープを選択すべし。
揚げ物が中心になりがちな東アフリカで、珍しく油を使わず作ってある貴重な料理でもある。

 バジーア 平均価格 500Tsh(約26円)
コメント おそらくインド系の食い物。
野菜と共に練った小麦粉のダンゴを油で揚げたもので、写真左のココナッツ味のソースをディップして食べる。

みんなカネ無いのかあまり腹いっぱいにならないコレを昼飯にしているのだが、個人的にはとても満たされないので結局コーラなどでカバーする。
 
 
 モロジョ(オロジョ) 平均価格 1000Tsh(約51円)
コメント ザンジバル島名物。
見所あり、治安よし、そして食が充実と非の打ちどころなしのザンジバルで、ひときわ輝く手軽で激ウマな一皿。

ゆでたジャガイモ、香草、串焼き牛肉、ポテトチップのカケラ、ゆで卵に牛骨で取ったスープをぶっかけ、ぐちょぐちょに混ぜて食べる。

夕方、ストーンタウンの中央市場前に出る屋台がウマいが、何気ない路地裏で出ている屋台のもまた美味。
島じゅう探しつくして食べ比べたい、ソウルフード的逸品。
 
 ザンジバル・ピッツァ 平均価格 1500Tsh(約77円)
コメント ピザって名前だがお好み焼きか明石焼きみたいなもの。
細かく刻んだ野菜や卵、海鮮が入っていて、トマトケチャップ的なソースに絡めて食うと激ウマ。

海の前、ツ-リスト向けの屋台村でも食えるが高いし新鮮じゃないしあまりイケてないので、やはりローカル市場近辺で食しましょう。
 
 Safari 平均価格 1600Tsh(約82円)
コメント このビールもまたウマい。

前述の「キリマンジャロ」もそうだが、
他には「セレンゲティ」とか、全てタンザニアの主力産業・ツーリズムと直結するネーミング。
「飲んでる間に行く気にさせる」作戦なのか?
なかなかあざとい奴らだな。
 
 サトウキビのジュース 平均価格 500Tsh(約26円)
コメント 暑いとこでは世界中、いや沖縄でも見かけるサトウキビジュースだが、ザンジバルのはライムが搾ってあって爽やかさ倍プッシュ。

目の前で手動の「呪いのローラー」みたいなやつでブチブチやるのも、またイカス。
 
 タコのスープ 平均価格 1000Tsh(約51円)
コメント タコ食う国民は世界に結構いて、ここザンジバルでも悪魔とか何とか言わずウマそうに食われてます。

で、カラ揚げも売ってるんだが1カケラで200シリング(約10円)と結構高いので、だったらスープになってるこっちが得じゃね?ということで多くの人はコレを飲む。

酢ダコをそのまま煮込んだような味なので、スープとしてダシが効いてるとか、そういう長所は感じない。これは1度でいいかな。
 
 ココナッツ味のドーナッツ 平均価格 100Tsh(約5円)
コメント ジャンビアーニという村で朝になると子供が売りに来る、不思議と超うまいドーナツ。
子供のために、とかは全く思わなくても単純に味がおいしいので、買う時は何個もまとめ買いしてしまう。

これだけ充実している食文化をなぜ本土に持ち込まないのか、タンザニア人はホント不思議だ。

 キリマンジャロ・コーヒー 平均価格 1500Tsh(約76円)
コメント キリマンジャロは山があるだけでなく、コーヒーの名産地でも知られる。

エチオピア同様さすがにいい豆は本格的にうまい。
登山中にこそ飲みたい香りと味わいだったが、キリマンジャロでは当然のようにインスタントの「アフリカフェ」が出てきた。
 

  
Burundi 通貨 ブルンジ・フラン
(1Bfr=約0.063円)
1US$=1270Bfr (T/C不明)
1€=1800Bfr
ブルンジ 情報 2011年7月
 
 Amstel 平均価格 1500Bfr(約95円)
コメント 地元民は「ブルンジのビールだ」と言い張っているが、おそらく元はオランダのビール
(オランダ行ったことないのでわからんけど)。
でも、隣国ルワンダの人もブルンジのビールだって言ってたからそうなのかな…よくわからん。

口当たりが優しく、正直下のアフリカナンバーワンビール「プリムス」よりうまかった気がする…まあ感覚の問題なんで仕方ないか。
 
 Primus 平均価格 1200Bfr(約76円)







▲ コレは旧ヴァージョンの瓶
コメント 本来、コンゴ民主共和国(旧ザイール)のビールとして、つまり「滅多に飲むことのできないビール」として有名なプリムス。

しかし、さすが隣国のブルンジ&ルワンダには工場もあり、町のそこらへんで普通に飲めてしまう
そして、ラベルを国によって微妙に変えているという芸の細かさも特筆モノ。

最初ブルンジでこれ(写真2つ目)を見たときは、「あれ?コレはブルンジのオリジナルのビールなのか?」と思って飲んでしまったが、訊いたらやはりコンゴのビールらしい。
畜生、フライングしちまった!!
(ルワンダのものは国旗のとこだけルワンダに。写真3つめ)


レア度に加え味も「アフリカNo.1」と称える声が多い…が、個人的にはそんなにウマいかぁ?という印象。

ブルンジ人は「プリムスは混ぜ物が多くてダメよ」と上の「アムステル」を勧めてきた。

本場コンゴのプリムスはウマいと信じたいが…真実やいかに?
 
 マトケ 平均価格 2000Bfr(約126円)
コメント 東アフリカ西部(ややこしいな)のタンガニーカ湖、ビクトリア湖周辺で主食となっている食用バナナ(この呼び方もおかしくないか?)。
後述のウガンダなんかだと煮込んでスリ潰したものも出てくるが、ブルンジやルワンダでは丸のまま出てくること多し。
グリンピースやニンジンと一緒に煮込んで「煮込み過ぎた肉じゃが(肉なし)」みたいな感じの料理だが、ボリュームがありなかなかウマい。
 
 ムケケ 平均価格 4000Bfr(約252円)
コメント タンガニーカ湖名産の魚。
大きいものはムケケというらしい。ってホントかよ。

淡水魚なのだが味はサンマみたいで、油がのっててウマい。
きっと料理の仕方次第でウマくもマズくもなる素材なので、ある程度ちゃんとしたレストランで食べるといいと思う。
 
 レンガレンガ 平均価格 1000Bfr(約63円)
コメント コメ料理(ピラウ)などの付けあわせによく出てくる煮込み野菜(写真右上)。

ホウレンソウに似ているがエグ味が強く、やや筋が多いので好き嫌いが分かれるかもしれない。

後ほど紹介するが、ルワンダのビュッフェの定番でもある。

 
Rwanda 通貨 ルワンダ・フラン
(1Rwf=約0.13円)
1US$=600Rwf (T/C不明)
1€= 830Rwf
ルワンダ 情報 2011年8月
 
 
 盛り放題ビュッフェ 平均価格 1000Rwf(約130円)
コメント 正確には料理の紹介ではないが、ルワンダのお昼の定番と言えばこれ。
だいたいどこの町でも一皿に山盛りし放題のビュッフェを行うレストランがあり、地元客でにぎわっている。

盛れる品も米、パスタ、フライドポテト、食用バナナ、豆、野菜(レンガレンガ)と不思議なくらい全く同じラインナップで、これに肉を盛ると追加料金が発生する場合がある。
 
 Miitzing 平均価格 600Rwf(約78円)
コメント ルワンダのNo.1ビールと言えばこれ。

わしは相当ノドが渇いたときに飲んだため実力以上のウマさを感じてしまったが、おそらく平常時に飲んでもウマかろう。
これもプリムスより美味い気がするのだが…まあ味オンチだしな。わし。

ちなみに「ミーツィンギー」と読むそうです。
なに語だ??

 カトゴ 平均価格 500Rwf(約65円)
コメント ルワンダ人の朝の定番

食用バナナとジャガイモ、牛肉、ピーマンなどをクタクタになるまで煮込んだ料理で、前述のマトケよりも更に「昨日の肉じゃが」風味が強い。
朝から肉じゃがかよ、と思うかもしれないが不思議とウマく、エネルギーは確実に補給できるわ安くて腹いっぱいだわで、なかなか優れたバランス栄養食だと思う。
 
 アマタ 平均価格 300Rwf(約39円)


コメント アフリカの国には珍しく、ルワンダには牛乳を飲む習慣がある。
これも朝の定番として絶賛発売中。


ただし、現地人が「ミルク」と呼んでいるのは日本で言う所のホットミルク(写真上)ともう一つあり、確認しないとジョッキいっぱいのプレーンヨーグルト(写真下)が出てくるので注意が必要。


どっちにしても整腸効果抜群。
ルワンダの朝メシは何となく体によさげだ。
 
 ブイヨン 平均価格 700Rwf(約91円)
コメント 旧フランス領の意地か、ルワンダにも野菜と肉の煮込みがあり、朝飯として活躍。
ただ、でっかい肉のカタマリが入っているせいか値段が他のものより高めで、食堂でコレ食ってるとちょっと金持ち風に見えてしまうのが難か。
 
 タラマ 平均価格 1000Rwf(約130円)
コメント ルワンダ名物、バナナビール。

アルコール度数は12度
なのでビールと呼ぶには濃すぎる感じがするが、甘いので飲みやすい。
現地人はこのペットボトルにストローを挿して飲んでいた。どうやらそれがクールらしい。
 
 バナナ・ワイン 平均価格 1000Rwf(約130円)
コメント 上記バナナビールの隣に置いてあったので買ってみたが、こちらはアルコール度数14度で、なぜか「バナナ・ワイン」と書いてあった。

飲み比べてみたが違いが全く分からんので、買うならどっちか一本でいいと思った。

 
Uganda 通貨 ウガンダ・シリング
(1ush=約0.029円)
1US$=2780ush (T/C2560)
1€=3950ush
ウガンダ 情報 2011年8月

 ゴートシチュー 平均価格 4000Ush(約116円)
コメント ウガンダはヤギ肉がかなりメジャーな存在で、串焼きにスープに大活躍。

これも何てことないアフリカによくある煮込みだが、道でゴミ食って生きてるヤギとは思えないほど臭みがなく、なかなかお上品な味がして美味しゅうございました。

 マトケ 平均価格 1500Ush(約44円)
コメント 写真右上の黄色いアイツ。ウガンダの主食と言えばこれ。

ブルンジ、ルワンダなどでは丸のまま煮込んだバナナを出してくることが多いが、ウガンダではスリ潰してウガリ状にして出されることが多い。
見た目、味ともまさに「ふかし金時」そっくりで、単独ならおそらく日本人には抵抗なく頂ける。だが、コレを肉のシチューとかと食うのは好きでない旅行者も多く、なかなか難しい食い物である。
わしは全然アリだと思うが。
 
 ウワボギィ・ウガンデンセス 平均価格 t森に落ちてるのでタダ
コメント チンパンジーの朝の定番。

…っておい!
と思うかもしれんが人間も食べることができるらしく、しかも強精剤の役割があるとか。

味は辛いピーマンとかとほとんど同じ。
後から辛さが追いかけてくるので、食べ過ぎに注意。
 
 ポショ 平均価格 2000Ush(約58円)
コメント 東アフリカではみんな「ウガリ」って言うと思っていたが、ウガンダではポショ。
もちろんトウモロコシの粉を練ったアフリカの主食中の主食である。

ウガンダ人曰く「ウガリとは違う」らしくて、実際食べた感じも若干硬いというか、南アフリカのパップに近い仕上がり。
 
 本格インドカリー 平均価格 タダ
コメント オールド・カンパラのシーク教寺院では毎月第3日曜に無料で食事がふるまわれ、それがなんと超本格的なベジタリアン・カレー。

施しなんでお腹いっぱいにはならないが、ラッシーのようなものも付いて、カネ払ってでも食いたいと思うほど素晴らしい。
 
 エッグチャパティロール 平均価格 1000Ush(約29円)
コメント 東アフリカのチャパティは油を大量に使うのでインドのと「重さ」が違うらしい。
そこに大さじ2杯の油を使って焼いた卵焼きを挟んだ、見た目以上にこってりした一品。

想像通りの味で驚きこそないが、とにかく安いので庶民は朝も昼も夜もこれにかぶりついている。
 
 ウジ 平均価格 600Ush(約18円)
コメント ケニアあたりでも人気の、トウモロコシの粉を溶いて作ったおかゆ。もちろん甘い。

ふつう胃にやさしいはずのおかゆだが、なぜかわしの腹には攻撃的で、コレを食うたびに下痢。
 
 マンバ 平均価格 ひとカケラ 500Ush(約15円)
コメント 魚のブツ切り。
写真のようにスープにすることもあるが、多くはカラ揚げにして売っている。

それにしても「マンバ」ってどっかの言葉でヘビのことだと思っていたが…ホントに魚か?これ。
ちなみに味は沖縄の海ヘビとか、以前食ったワニに似ていて、骨もやたら多いしどうも爬虫類系の風味がプンプン…
真相やいかに??
 
 ムロコニ 平均価格 1500Ush(約44円)
コメント トン足ならぬ牛の足、ギュウ足。

言われないとどっちかわからんくらい味はそっくりつうかコラーゲン的で、スープを飲み干せばお肌テュルテュルになる錯覚が。

ただ、たいがい塩味が決定的に欠けているので、食う時にオバちゃんにリクエストすべし。
 
 ゴンジャ 平均価格 1000Ush(約29円)
コメント 揚げマトケ。

甘いし完全なスナックなのだが、ウガンダ人はこれに肉のシチューとか煮豆をディップして食っている。

それにしてもウガンダは主食のバリエーションが豊富だ。
 
 アフリカン・チャイ 平均価格 500Ush(約15円)
コメント ケニア、タンザニアあたりではチャイと言ったらミルクティーって感じだが、ウガンダ、ルワンダあたりではミルクなしもポピュラー。
地元民が「ブラック・ティー」と呼ぶそれにはもちろん砂糖がたっぷり&シナモンやジンジャーが入っている独特のもので、時にはミントの葉っぱも入っていたりする。
現地で飲むと不思議とうまい。

ちなみに写真は省略するがウガンダでコーヒーを頼むと、元々沸かしてあったこのチャイにインスタントコーヒーの粉を溶かしたものが給されるので、驚いたり文句言ったりしないように。
現地じゃこれがコーヒーなのです。
 
 ピグミー王の昼飯 平均価格 タダ
コメント タマネギ、キャベツ、トマト、ナスを賽の目に切ってパームオイルで炒めた、シンプル極まりない料理。
ピグミー村訪問中に作ってたので当然のように食わしてもらったが、…いやお前ら狩猟・採集民族と違うんかいっ!!

どう考えても畑で栽培した野菜を、しかも王様と名乗るおっさんが自ら調理していたのがなかなかの哀愁だった。そして味は普通。
 
 Nile 平均価格 2500Ush(約73円)


コメント ホワイトナイルの源流、ジンジャに来るとみんなやってしまう、「ナイル川のほとりでナイルビール」。

世界的にはナイル川といえば誰もがエジプトを想像すると思うのだが、ウガンダ人的にはナイルは自分たちのもので、それを(どういうわけか)誇りに思っているらしい。

そしてまた出たよ!!の「モンドセレクション」受賞ッ!!
たしかにこの辺の国のビールはみんなうまいけど、もうこんなに出てくると笑うしかないと思う。
 
 エンゲケ 平均価格 3000Ush(約87円)
コメント ビクトリア湖名産のおサカナ。

海のないウガンダでも魚料理の種類はなかなか豊富で、コイツは白身魚の素揚げ。
生野菜とのハーモニーがシンプルで美味。
 
 藍波(ブルーウェーブ) 平均価格 1100Ush(約32円)


コメント ラベルから察するにもちろんウガンダのミネラルウォーターなのだが、無理矢理に漢字を使おうとして合ってるのか合ってないのかよくわからんロゴになってしまった感が悲しい商品。
本家中国人がカラんでるとしたらヘタすぎないか?この漢字。

中身は全く普通のミネラルウォーターで、他の同サイズの銘柄より100シリング(3円)安いので、わしは好んで購入していた。
 
 カロ― 平均価格 1000Ush(約29円)
コメント マラウィ、モザンビークでも見た、キャッサバの粉で作ったウガリのようなもの。

トウモロコシより若干クセがあるので好き嫌いは分かれそうだが、モチモチ感は上。
おかずのニワトリがまたジューシーでうまかった。
 
 ビエンダとトゥラ 平均価格 2500Ush(約73円)
コメント ビエンダは牛の内臓の煮込み。
トゥラはナスの煮込み。
なぜかどっちもおんなじ味がするような気がするが…まあウマいから別にいいか。

市場なんかで食うとそれぞれを大鍋からすくって一皿にミックスしてくれる店も多く、ついでに左の皿には前述のポショ、コメ、マトケ、あとカボチャが乗ってオールキャスト大集合で満足度高し。
 
 オールド・カンパラの砂肝 平均価格 2000Ush(約58円)
コメント 日本人的には砂肝なんぞ珍しくもなんともないが、カンパラの宿近辺では売っている屋台が1軒しかなく、しかも常に行列ができていて30分待ちするほどの実力派。

食ってみて納得だが恐ろしいウマさで、しかも普通のトリ肉より安い。
カンパラでは毎晩コレをつまみにビールを飲んでいた。

 
South Sudan 通貨 南スーダン・ポンド
(1ssp=約20円)
1US$=4ssp(T/C不可)
1€=4.9ssp
南スーダン 情報 2011年9月
 
 南スーダン風チキン 平均価格 15ssp(約300円)
コメント 元々同じ国だから当たり前だが、南スーダンでもチキンは食卓の王道。やはり北と同じく最終的にはパンにはさんで食らう。

しかし北と違ってスパイスが効いていないこと、豆のペーストを付けて食べること、など微妙なオリジナリティも感じる。
独立した意地なんだろうか…それにしてもこの国チキンだけ妙に高いのも気になる。
 
 White Bull 平均価格 3ssp(約60円)
コメント 統一スーダンは元々イスラム教国(禁酒)なのに、統一時代からジュバでは飲めたという幻のビール。

現在は「楽しもう独立の味」というコピーが印象的な南スーダンのナショナルビールに昇格したが、その割にあまりそこら辺では見かけず、庶民はウガンダの「ナイル」なんかをよく飲んでいる。
…楽しめよ独立の味を。
 
 ハイビスカス茶 平均価格 1ssp(約20円)
コメント 泡ブク紅茶やミントティー、コーヒーと北部アフリカは国によってお茶のタイプがさまざまだが、この国のお茶は何とハイビスカス。しかもティーバッグで。

もちろん水分と同じ量の砂糖が入っていて極甘だが、結構グイグイ飲める。
 
 チャパティ 平均価格 4ssp(約80円)
コメント なんか知らんがチャパティを頼んだら豆の煮込みがゴスッと乗っかって出てきた。

チャパティの量に対して豆が多すぎる気がするが…朝食に十分な重さを誇る影の名品だと思う。
 
 グァバジュース 平均価格 2ssp(約40円)
コメント 砂漠ってイメージの南スーダンだが実は気候はエチオピアのそれに近く、フレッシュジュースもポピュラー。
さすがにスプーンで掬って食うほどドロっとはしていないが、暑いのでジョッキ一杯もあっという間に飲み干せる。ウマい。
 
 ファラフェル 平均価格 1ssp(約20円)
コメント エジプトにもあったアラブ風サンドイッチ。
だが名前が一緒なだけで全くの別物。
まずはパンが普通のコッペパンで、具も小さいコロッケみたいなやつ1種類しかない。

しかし安くて腹にもたまるので、軽くつまむのには向いているジャンクフード的一品。
 
 ケバブサンド 平均価格 2ssp(約40円)
コメント キリスト教国として独立したとはいえ南スーダンにもアラブの香りは色濃く残っていて、ケバブを売る店もあちこちで見かける。

ここの店だけかもしれんがニンジン、ピーマンなんかの野菜とミックスしたコレは韓国のプルコギみたいな味がして激ウマ。
チキンが異様に高いので、ジュバではこればっかり食っていた気がする。
 
 キスラ 平均価格 6ssp(約120円)
コメント 以前北スーダンのところで幻の「イゼラ」なる食い物を紹介したが、おそらく同じなのでは?と思われる食い物。
エチオピアのインジェラそっくりなのに米の粉を使っているため酸っぱくなく、アレが苦手な人でも馴染みやすい味がするし、おカズの肉&生野菜もうめえ。

ゴマだれを付けて食べるところが何となく和風な、掘り出し物的食い物の新境地。

 クドゥラ 平均価格 7ssp(約140円)
コメント 若干粘り気のある緑の野菜の煮込み料理。
そのモノ珍しさとあまりの色鮮やかさに思わず注文してしまう魔性の一品。

味はモロヘイヤにそっくりなんだが地元民曰く別物とのこと。チキンが入っているのに安い、というのも魅力。
てかしつこいけど何でチキンだけあんなに高いのか…
 

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