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海の向こうには、修羅の国があるという・・・
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・ 漢(おとこ)が足を踏み入れた国家を、漢(おとこ)らしく 「ザクッ」 と紹介する。

「メシ」「フロ」「寝る」 の三言のみで日々を送る頑固オヤジのように、
余分は一切ないのですぐ終わる。そうそう痛くないから、さあ。
World1に続いて、world2でも円安傾向は続いていた。 1US$=120円程度。

まあでも、この当時の南米は、あらゆる面で中米よりも安くて質が高かった。
古きよき時代に思いを馳せて・・・ご覧頂きたい。


Ecuador 通貨 スークレ (1s/.=約0.0134円)
1US$=8950s/.
(T/C=9000)
エクアドル 情報 1999年4月

両替事情 AMEX、Master、CiticorpのT/Cが手数料ナシで両替可能。
2%の手数料を払えば、T/Cからドル現金を作ることができる。
(例えば、100ドルのT/Cが98ドルのドル現金に替えられる。)

インフレがものすごく、100ドル両替しようものならスークレの札束が返ってくる。
半年後(99年12月)には1ドル=25000スークレまで下落したそうな。
以上の理由から、いっぺんに大量の両替は危険。

※ といったハイパーインフレ事情から、2000年9月よりスークレは廃止。
  アメリカドルが現地通貨として流通している。そして物価は上がった。

  コインはエクアドルのオリジナルも併用されているので、集めている人はどうぞ。
物価 非常に安く、南米では文句なしナンバーワンの安さ。
インドほかアジア諸国にも、コレより安い国はないかもしれない。

安宿は何と1ドル以下からあり、食事もスープ・飲み物付きの定食が0.5ドル程度。
普通に1日3ドル。5ドルも出せば豪遊できるほどの安さを誇った。

上述したが2000年初頭が最も物価が安く、わしが居た頃の半額だったそう。
100ドルで2ヶ月暮らせる、とんでもない国だった。
通信事情 ネットカフェは新市街に多い。1時間1ドル程度。日本語は読めなかった。
治安 キト旧市街は悪いとの噂だが、夜中でなければ町歩きは普通にできる。
国全体としては、南米の中では安全な方。
その他 ガラパゴス諸島へのツアーはキト市内の旅行会社でアレンジできるが、
サンタクルス島にも旅行会社はあり、船のアレンジが可能。
「歩き方」にあるように仲間を集める必要はなく、船のほうが勝手に募集している状態。

国立公園入園料100ドル(エクアドル人は無料)。
クルーズは1日60ドルくらい × 日数。
クレジットカードや、T/Cでの支払いもOK。

   


Perú 通貨 ソル (1s/.=約36.3円)
1US$=3.3s/. (T/C=3.28)
ペルー 情報 1999年5月

両替事情 AMEX、Master、CiticorpのT/Cが手数料ナシで両替可能。
ドル現金は路上でも替えられるが、ニセ札が多いので注意。
物価 安宿3ドル前後、定食1ドル程度と安い。1日10ドルもあれば上等。
通信事情 ネットカフェはどんなイナカ町にもあった。1時間1ドルくらい。日本語環境はナシ。
治安 プーノの首絞め強盗、クスコの8人組強盗など、
被害に遭った旅行者の話がやたら多いペルー。

直接の知り合いにもバス強盗被害、カメラ盗難、全財産の入ったウエストバッグ盗難と、
かなりの確率で何かヤラれている。


わし自身もリマで引ったくりの現場を目撃&マチュピチュで靴を盗まれるなど、
犯罪が身近なものみたいな国。

だが、見所も多く一般市民は親切なので、悪い印象はない。
その他 ナスカの地上絵の遊覧飛行は値切って28ドルが最安らしい(当時)。

   


Bolivia 通貨 ボリビアーノ (1Bs=約20.6円)
1US$=5.8Bs (T/C=5.79)
ボリビア 情報 1999年7月

両替事情 AMEX、Master、CiticorpのT/Cが手数料ナシで両替可能。
ラ・パスのシティバンクではCiticorpのT/Cのみ無料で現金化できる。
物価 安宿は3ドル以下から、定食1ドル前後と安い。
ペルーと同じか少し安いくらいだが、いろいろ質は落ちる。
通信事情 ネットカフェは探せば結構ある。1時間1ドルくらい。
治安 首絞め強盗で悪名高いラ・パスのバスターミナル他、落し物詐欺、
インディヘナによるツバかけ強盗など、とくに首都近辺は犯罪が多発している。

お互いが 「ドロボウは向こうの国のやつらが出張して来てるんだ」 と主張しており、
トレンドは数年毎にペルーとボリビアを行ったり来たりしているらしい。
1999年当時はペルー → ボリビア への過渡期(地元民談)・・・との事だが・・・
要するにどっちも治安悪いってことね。


イナカは全くもって平和そのもの。
幹線道路の封鎖デモが頻繁にあるので、陸路移動は余裕をもって行うべし。
その他 ウユニ塩湖へのツアーはラグーナ・ベルデ、ラグーナ・コロラダなど近隣の見所もまわって
2泊3日でUS60ドルくらい。そのまま離脱してチリに抜ける事も可能。

レンタカーで塩湖のみ行ったほうがいいとの噂も。

   


Paraguay 通貨 グアラニー (1G=約0.036円)
1US$=3300G
(T/C=3250)
パラグアイ 情報 1999年8月

両替事情 AMEX、Master、CiticorpのT/Cが手数料ナシで両替可能。
アスンシオンのシティバンクではCiticorpのT/Cのみ無料で現金化できる。
物価 屋台のスナックは1ドル以内だがキチっとしたメシだと1ドルを超える(4000~5000G)。
宿はお湯シャワー付きだが最低6ドル程度からと、
全般的にボリビアに比べると1.5倍くらいの印象。
通信事情 インターネットはやっていないので不明。 だが絶対ある。
治安 首都アスンシオンでも屋外のタクシー待合所にテレビが設置してあったりと、
治安は南米の中では格段によい印象。
ただし、シウダー・デル・エステでスリに遭った実害例もあるので、一応注意を。
その他 -

   


Brasil 通貨 レアル (1R$=約66.7円)
1US$=1.8R$ (T/C=1.7)
ブラジル 情報 1999年8月

両替事情 銀行、両替屋ともにAMEX、Master、CiticorpのT/Cが両替可能。
ただし、現金より5%ほどレートが悪い。
物価 町にもよるが安宿6ドル~10ドル程度、
メシはpor kilo(ポルキロ)という量り売りや食べ放題が多く、2~3ドルで満腹になれる。

パラグアイやボリビアから来ると高く感じるが、アルゼンチン・ウルグアイから来ると安い。
当時はベネズエラやギアナ三国よりも安かった。
通信事情 どんな小さな町にも大抵ネットカフェはある。1時間1ドル程度。
治安 悪い。
目の前で乱闘、発砲騒ぎが起きたり、強盗、交通事故などナマの被害話がやたら多い。

わしも窃盗1回、帽子のひったくり1回と実害に遭っているので他国より危険度は高め。
だが、気をつけていれば旅行できないほどではない。警察はマトモ。


ちなみに、ブラジルの強盗はカネ持ってないと殺すとの噂なので、
地元民は強盗にあげる用に小額入れた別サイフを用意していた。
その他 パンタナールへはコルンバからだと3泊4日で90ドル程度。

   


- Guyane française 通貨 フランス・フラン (1FF=約19.7円)
1US$=6.1FF (T/C不明)
フランス領ギアナ 情報 1999年9月

両替事情 領内での両替事情は不明。
ブラジルのべレン、マカパ、オイアポケ等でフランス・フランが入手可能。

※ 2001年以降ユーロが導入されたので、入手はもっと簡単だろう。
物価 道の舗装ぶりや信号機など、フランスの田舎と同等のインフラが整っており、
その分物価は南米とは思えないくらい高い。
「フランス本国より高い」 と言っている現地人もいた。

カイエンヌの宿は最低30ドル、スタンドのサンドイッチで2ドル強から。
市場で食べるメシも5ドルは下らない。
通信事情 不明。 まあ確実にあるし、高いだろう。
治安 カイエンヌは夜出歩くと危険との噂。 日中は問題なし。
その他 フランス・パリ行きが300ドル程度のキャンペーンがあり、激安。
国内便扱いのため、南米からヨーロッパに片道チケットで行ける唯一の手段であった。

※ 2009年現在このキャンペーンは消滅。ヨーロッパ行きはむしろ高いそうな。

   


Suriname 通貨 スリナム・ギルダー (1sf=約0.08円)
1US$=1500sf (T/C不可)
スリナム 情報 1999年9月

両替事情 T/Cは両替できないのでドル現金必須。
物価 安宿で6ドル~15ドル程度とブラジル並み。フランス領ギアナよりは格段に安い。

インド、インドネシア系移民が多く、市場では1ドル強でアジア的なメシがたらふく食える。
通信事情 ネットカフェではないが、コンピュータ学校でマシンを時間貸ししてくれた。
1時間1ドルくらい。
治安 フランス領ギアナから首都パラマリボへの幹線道路ではミニバスを狙った強盗が出没。
穴ボコのあいた道で減速したところを狙って、銃を持って襲ってくるらしい。

一方町なかでは至って平和。
イスラムのモスクの隣にユダヤ教のシナゴーグが建っているほど、共存精神に満ちている。
南米というより、アジアみたいな印象の特殊な国。
国境では勝手に荷物を持とうとするインド人が群がってくるところもアジアっぽい。
その他 スリナムで飛行機のチケットを購入する場合、
自国まで通しのルートが出来上がっていないと購入できないので注意。

つまり日本人なら日本までつながったチケットを買わねばならず、
単純にスリナム→アメリカなどの往復、片道は購入できない。

わしはこの件でブラックリストにまで載ってしまった (・ コチラ >>) ので、
スリナムは大人しく陸路で出た方が無難。

   


Guyana 通貨 ガイアナ・ドル (1G$=約0.67円)
1US$=177G$ (T/C不明)
ガイアナ 情報 1999年9月

両替事情 T/Cは両替できないのでドル現金必須。
物価 安宿で6~9ドル、ローカルフードが1ドル前後、スリナムと同程度。
だが、同じ値段でも質は落ちる。

ガイアナは黒人色が強く、あらゆる面でカリブ地域やアフリカに近い。
通信事情 ネットに関しては不明。 たぶんある。
治安 黒人だらけなせいか危険なイメージはあるが、日中は問題なし。

中南米名物 「チノ」 攻撃が 「チャイナマン」「ジャッキーチェン」 に変わって新鮮。
ただ、ギアナ三国中そんな事を言ってくるのはガイアナのみ。
パラグアイ、ブラジル、ベネズエラと 「言わない国」 に囲まれている中、
そんな事からもこの国のレベルの低さが際立っている。
その他 隣国トリニダード・トバゴの大使館が存在しないので、行きたい人は要注意
飛行機は直行便が飛んでいるが、ビザが無いとチケットを売ってくれない。

ちなみにトリニダード・トバゴはトランジット・ビザが空港で取得できるが、
ガイアナ人はそのことを知らないので、言っても聞き入れられなかった。

   


Venezuela 通貨 ボリーバル (1Bs=約0.193円)
1US$=620.6Bs (T/C=620.5)
ベネズエラ 情報 1999年10月

両替事情 銀行、両替屋ともにAMEXのT/Cが手数料ナシで両替可能。
現金とのレート差もないに等しいので、T/C派の人にはうれしい。
物価 安宿6ドル~10ドル程度、定食が2ドル強程度とブラジルより若干高め。
通信事情 カラカスではネットカフェが1時間6ドルと激高!! だったが、今は改善されただろう。
地方では1時間2ドルくらい。
治安 カラカスでは血のついた包帯が駅前に落ちていたり、治安は悪いとの噂。
地方は全く問題ない。
その他 エンジェル・フォールへはシウダー・ボリーバルから
2泊3日で230ドル前後(カナイマへの飛行機代、ボート代、宿泊費含む)。
カナイマ国立公園内からもツアーは出ているが、意外にもその方が割高らしい。

ロライマ山へはサンタ・エレナ・デ・ウアイレンで仲間を集め、
ガイド料・ポーター料1グループで600ドル程度を頭割りする。所要5泊6日。

   


Colombia 通貨 コロンビア・ペソ (1$=約0.064円)
1US$=1850$ (T/C=1900)
コロンビア 情報 1999年10月

両替事情 銀行、両替屋ともにAMEXのT/Cが両替可能。
周辺国では珍しく、T/Cの方がレートがよい。
物価 安宿3~4ドル、定食1ドルとペルー、ボリビア並みの安さ。
しかも宿はお湯シャワー付きシングル、長距離バスはビデオ、エアコン付きで快適と、
値段に対しての質は異様に高く、コストパフォーマンスに優れた国である。

麻薬で潤ってる国は違うのう。
通信事情 ネットカフェも多数あるが、宿で無料で使えるところも多い。
治安 長距離バスがゲリラに襲われた話はとても多く、わしの乗ったバスも山中で止められ、
一晩軟禁のような状態になった(幸い被害はなし)。
労働者が幹線道路を封鎖し、ポパヤンという町に2週間閉じ込められた事もある。

首都ボゴタやカリでは、マフィアによる爆破騒ぎを滞在中3度も目撃しており、
「デカい騒ぎが多い」 という意味では、治安は悪いと言うしかない。


ただ、強盗などの軽犯罪の話はあまり聞かないので、一般の生活は安全。
旅行中ビビる必要はそんなにない。
上記の評判のせいで、旅行者が少ないだけかもしれないが。
その他 南米では珍しく、国際学生証が大いに役に立つ。
ボゴタの黄金博物館90%OFFや航空券の割引などあるので、持っている人はゼヒ。

   


Panamá 通貨 バルボア (1Bs=約120円)
1US$=1Bs (T/C同じ)
パナマ 情報 1999年11月

両替事情 米ドルが現地通貨として流通しているので、T/Cをそのまま現金に替えることが可能。
手数料はかからず、今後のためにドル現金を作りたい人にはウレシイ。

※ コインはオリジナルのものが流通しており、国外では使えないので注意。
物価 安宿は8ドル前後、メシが2ドル前後と高め。
通信事情 ネットカフェはあるが、宿にも無料PCがあったのでそれを利用。
治安 旧市街パナマ・ビエホで友人のボクサーが強盗に襲われた他、
港町コロンも 「歩き方」 に 「絶対行くな」 と書いてあるほど危険。

イナカは割と安全と思いきや下記のような事もあり、全体的に油断ならない印象。
その他 治安とは関係ないが、わしはエル・バリェで警察に拘束された (・ コチラ >>)。
検問が多いので、パスポートは必ずホンモノを持ち歩くこと

   


Chile 通貨 チリ・ペソ (1$=約0.22円)
1US$=540$ (T/C=538)
チリ 情報 1999年12月

両替事情 銀行、両替屋ともにAMEXのT/Cが両替可能。レートもほぼ同じ。
物価 安宿で6~10ドル、外食すると3ドル程度、長距離バス1時間につき2ドル前後
と高めだが、その分質は高い。
通信事情 ネットカフェはイースター島やパタゴニアにまであり、全く不自由しない。 1時間2ドル前後。
治安 南米とは思えないくらい治安がよく、町並みもキレイ。

他国では私服で限りなくうさん臭かったタクシーやバスの運転手も制服着用で、
随所に精神的な安心感を与えてくれる要素にあふれている。
その他 ラン・チリ航空のイースター島キャンペーンはあるときとない時があり、
サンチアゴから運がよければ400ドル台、ツイてないと600ドル台で往復できる。

南極へはプンタ・アレーナスからも行けるが、アルゼンチンから行ったほうが安い。

   


Argentina 通貨 アルゼンチン・ペソ (1$=約120円)
1US$=1$ (T/C同じ)
アルゼンチン 情報 2000年1月

両替事情 訪問当時はアルゼンチン・ペソとUSドルが1:1で固定されていたので、両替も簡単。
ブエノスアイレスのAMEXオフィスでは手数料なしでT/Cの現金化が可能だった。

※ 2001年以降は変動相場制に移行したため、詳細は不明。
物価 YHやドミトリーの宿でも9~15ドルと、南米ではブッちぎりに高い。
食事はブ厚いステーキが3ドルで食えたり、日本のことを考えると安いが、
バックパッカーには痛いのでほとんどの旅行者は自炊している。

他国では激高に感じるマクドナルドが、アルゼンチンでは一番安上がりである。

※ 変動相場制になってからはブラジルより安くなっている模様。要確認。
通信事情 ネットカフェは至る所にあるが、YH等は無料で使えるところが多い。
治安 悪くはないが、ブエノスアイレスではチョコレート強盗の話をわりと聞くので、
たいして安全というわけでもないらしい。

逆にパタゴニアはとてもフレンドリーで、治安もすこぶるよい。
その他 -

   


Uruguay 通貨 ウルグアイ・ペソ (1$=約10.4円)
1US$=11.5$ (T/C=11.4)
ウルグアイ 情報 2000年1月

両替事情 USドル、アルゼンチン・ペソともに両替が可能だが、USドルの方が少しレートがよい。
T/Cは自分は両替していないが、レートが出ていたのでたぶん可能だろう。

5ペソ札が味があってコレクション向き。
物価 YHで11ドル前後と、アルゼンチンとほぼ同じくらい高い。
外食はまともなレストランに入ると8~20ドルともはや日本並み。
通信事情 ネットカフェは未確認だが、絶対あるだろう。
治安 モンテビデオの港付近は治安が悪いらしく、かのドロンズもそこで被害に遭っていた。
中南米の平均レベルの危険度と思われる。
その他 -

   

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