the most unuseful
website in the world




海の向こうには、修羅の国があるという・・・
 top >> ■ info(情報) >> ■ Country(各国情報)

・ 漢(おとこ)が足を踏み入れた国家を、漢(おとこ)らしく 「ザクッ」 と紹介する。

「メシ」「フロ」「寝る」 の三言のみで日々を送る頑固オヤジのように、
余分は一切ないのですぐ終わる。そうそう痛くないから、さあ。
訪れる旅行者が少なく、ほとんど情報がない状態で突入したWorld5。

アフリカには紛争中なんだか終わってんだか微妙な国が常にいくつかあるのだが、
当時は奇跡的に全ての国に入国が可能で、まさに 「100年に1度の周遊チャンス」 であった。

理由あって旅は中断となったのだが、あの国たちは今頃どうなっているのやら・・・。


المغرِب 通貨 ディルハム (1DH=約11.2円)
1US$=9.12DH (T/C=9.04)
モロッコ 情報 2005年11月

両替事情 銀行でドル、ユーロの現金、T/Cともに問題なく両替可能。日本円もOKなところも多い。
ATMではVISAカードのキャッシングが可能。
物価 ツーリスティックな国だけあり、宿は約5ドルからある。
が、共同シャワーでも別料金だったり、シャワー自体付いていないところもあるので要確認。

食事はサンドイッチ程度の軽食で1ドル強。
タジン、クスクスなどメイン料理は2~3ドルと結構するので、節約派には結構痛い。

1日20ドル程度というところか。
交通事情 交通費は1時間走って2ドルくらい。列車もバスもあり全て快適。
バスの場合、なぜか荷物代として5ディルハムくらい余計に取られる(重さによる)。
通信事情 ネットカフェは至る所にあり、1時間2ドルくらいが相場。

日本語が読み書きできるマシンもはフェズ・マラケシュなど、探せば結構ある。
治安 初アフリカなんでかなりビビっていたが明るいところなら夜間歩いても問題なし。
メディナ(旧市街)の中は夜は人気がないので、注意が必要だろう。

人間は基本的に親切。
その他 かつては 「世界三大ウザイ国」 の一角を担っていたモロッコだが、
21世紀に入って、観光政策の強化により状況が一変。

「地元民は許可なく外国人と一緒に居てはいけない」 という法律ができたらしく、
自称ガイドはほぼ完全に絶滅。 安心して町歩きが楽しめるようになった。


土産物屋の客引きなどは未だ根強いねちっこさがあるが、
90年代のモロッコを知る者からすれば 「信じられない変わりよう」 だそうだ。

   


الموريتانية 通貨 ウギア (1OM=約0.38円)
1US$=267OM (T/C不可)
1ユーロ=330OM
モーリタニア 情報 2005年12月

両替事情 USドル、ユーロの現金のみ両替が可能。
場所は銀行ではなく路上のおっさんだったり普通の商店だったりするので、
人に 「両替どこや」 と尋ねるしかない。

残念ながらT/C不可。 ATMも存在しない。
物価 宿はたいてい地べたにマットレスをひいただけのシンプルなものが多いが、変なキタナい部屋よりはよっぽど快適に眠れる。1泊4~6ドル程度。

メシは道端で串焼き&フランスパンを食えば0.5ドルくらい。
まともな食事は2ドルくらいと結構高い上、大抵注文してから作り出すので異様に時間がかかる。
大体1日15ドル前後といったところ。
交通事情 交通はバスとかいったものは無く、トラックの荷台やワゴン車に詰め込まれての移動。

1時間あたり1ドル以下と時間で割ると安く感じるが、単に道や車の性能が悪いので時間が死ぬほどかかっているだけである。
払った値段の割には距離がかせげないので、逆に割高なカンジ。
通信事情 ネットカフェは町に一つくらいはあるが、日本語が読めるところはなかった。
1時間1ドルくらい。
治安 ものすごく平和。

基本的に優しい、親切な人が多いので夜でも安心して歩ける。
もっとも夜出歩いて楽しいことは全くないのだが。
その他 -

   


Senegal 通貨 セーファーフラン (1CFA=約0.19円)
1US$=545CFA (T/C=530)
1ユーロ=655CFA
セネガル 情報 2005年12月

両替事情 銀行でUSドル、ユーロの現金・T/Cともに両替可能。 両替屋も多数ある。
T/Cの両替は2%の手数料を取られる。T/C購入時のレシートが必要。

ATMではVISA、Plusのカードでキャッシングが可能。Masterは不明。



西アフリカセーファーフラン(CFA)はユーロと固定相場になっており、ドルはかなり不利。
ユーロを沢山持っている場合は問題ないが、ドルのレートは国によってかなり違うので注意しよう。

周辺国ではダカールの銀行が最もレートがいいので、この辺りを周る予定の人はここで大量の
CFAを一気に用意してしまったほうがいいかもしれない。
ATMが使える国もしばらくないので、ちょっと怖いがセネガルで現金を多めに作っておくことをオススメする。
物価 首都ダカールの宿は例外的にバカ高く、シングルだと最低12ドルぐらいから。
安く上げたいなら誰かとツインをシェアするか、ビルの屋上などにテントを張らせてもらうなど工夫が必要。
他の町なら8ドル程度の宿が見つかる。大抵水シャワーでファン・蚊帳付き。

飯はこの辺りから西アフリカ名物・屋台のぶっかけメシが登場。
1杯300CFA(約60円)くらいで食える。
セネガル料理は他国と比べて洗練されていて美味。

ビザ取りなどでダカールに長居せざるを得ない旅行者は多いが、
その場合は一日20~25ドルくらい。
他の町なら一日20ドルくらいでいけるだろう。
交通事情 交通はセット・プラス(7つの席)と呼ばれるプジョーのライトバンが主で、本当に7人しか乗せないので快適。小型のバンを改造したミニバスもあるが、 「1人1席」 は守られており、移動はそれほど困難ではない。

ただ、やはり荷物代は別。 交渉すると無料になる場合もある。
通信事情 ダカールのアリババレストランの斜め向かいの建物の2階に、日本語読み書きが可能なネット屋がある。1時間1ドルくらい。
治安 国境を越えたとたんに100%黒人世界になるので最初はビビるが、実はおおむね平和。
首都ダカールは夜は危ないそうだが、表通りや歓楽街を歩く分には問題なかった。
(たまたまかもしれないので、一応遅くなったらタクシーを使うべし)
その他 -

   


Cabo Verde 通貨 カーボベルデ・エスクード
(1CVE=約1.1円)
1US$=90.36CVE (T/C=91.36)
1ユーロ=108.5CVE
カーボベルデ 情報 2006年1月

両替事情 銀行や両替所で、USドル、ユーロの現金、T/Cともに両替可能。
ATMもバッチリ生きており、VISAカードでキャッシングが可能。

ポルトガル人御用達のリゾートだけあり、USドルやユーロへの再両替も可能。
エスクードは国外では全く役に立たないので、必ず使い切るか再両替しておくこと。
物価 最も安い宿で1500CVE(約1650円) とリゾートな感じだが、そのぶん質は高くみなキレイ。朝食も付くので文句なし。

レストランで食べると昼のセットメニューで400CVE(約440円)くらいしてしまうが、
市場に行けば安メシがあり、1食200CVE(約220円)程度。

観光含めて1日35~40ドルくらいはかかるだろう。
交通事情 島内交通はミニバスが走っており、安い。

主な島どうしの移動はフェリーもあるが不定期なので時間がある人向き。
しかし日数が延びれば滞在費もかかるので、短期間でいくつかの島を周るなら飛行機を使った方がいい場合もある。


サンチアゴ島~サル島間の飛行機は5~6人しか乗っていないのにジャンボジェットを飛ばしており、フライト時間もわずか25分という珍しい路線(サル島からはポルトガルへ飛ぶのでそのためだと思われる)。
搭乗時に金属探知機のチェックがない(!!)というユルさも非常にレアなので、テロリストにもお勧めの路線である。
通信事情 エスパルゴスの中心の広場ヨコにネットカフェがあったが、利用していない。
サル島はリゾートなので、高いホテルならPCぐらいあるだろう。
治安 アフリカであってアフリカでないような国なので、人々も穏やかで非常に安全。
夜、町(村?)に出てみたが危険な雰囲気は一切感じなかった。
その他 アフリカ大陸からはセネガルが唯一空路で結ばれているが、往復407USドルとかなり高め。
(サンチアゴ島 → ギニアビサウ という向きの路線は存在する)
しかも、路線を持つエールセネガルは遅延の常習会社で、わしのフライトは7時間も遅れやがった。


現地に着いてから知ったのだが、実はポルトガルから往復200ユーロ前後のキャンペーンがしょっちゅうあるらしい。
「一気にアフリカの全ての国へっ!!」 とかいうこだわりでもないのなら、ヨーロッパから訪れる方が遥かに安くてラク、ということである。

   


Gambia 通貨 ダラシ (1D=約3.7円)
1US$=27.5D (T/C同じ)
1ユーロ=32.5D
ガンビア 情報 2006年1月

両替事情 銀行や両替屋でUSドル、ユーロの現金が両替可能。
旧英領だからか若干ドルが有利。

USドルT/Cの両替は銀行でできるが、手数料を4%程度取られる。

ATMは試していないので不明。無かった気がする。
※ 他の旅行者によると、あるけど勝手に多額の手数料を差し引かれるらしい。
物価 安宿で8ドル程度。電気などはあるが、セネガルに比べると質は落ちる。

メシは屋台メシが1ドル以下で食えるので、物価はそれほど高くない。

1日15ドルもあれば、充分だろう。
交通事情 国内移動はミニバスかトラックの荷台だが、座席の奪い合いが熾烈(しれつ)。
流しのミニバスなどは大きな荷物があったりするとまず乗りこめないので、タクシーを使った方がベター。
乗り場がちゃんとあって客待ちしている場合は、問題なく乗れる。
通信事情 セレクンダのtraffic light(国内唯一の信号機)の近くに日本語読み書き可能なネットカフェがある。
治安 全般的に安全。

首都バンジュルは倉庫街なので夜は危なそうな感じがするが、泊まっていないので詳細は不明。
その他 -

   


Guiné-Bissau 通貨 セーファーフラン (1CFA=約0.19円)
1US$=545CFA (T/C不可)
1ユーロ=655CFA
ギニアビサウ 情報 2006年1月

両替事情 セネガルで大量のCFAを用意していったので、両替せず。
ATMは見かけなかった。 というか首都でも常時停電なのであるわけない。
物価 旅行者が全く訪れない国なので安宿というものがない。
掃き溜めのような娼婦宿でも10ドルオーバー、電気や水道がマトモにある宿だと、20ドルはするらしい。

食事は屋台がいくらでもあるので1食1ドルもせずに安く上がる(と思う)。


1日30ドルくらい見ておくべきだと思うが、
後述するようにわしはこの国でカネを使っていないので、よくわかりません。
交通事情 セネガルのようなセットプラスに、9人詰めて乗る。
道はほぼ未舗装なので、国が狭いわりに時間がかかる。
通信事情 電気が安定供給されていないので、ネット自体あるかどうか不明。
治安 ものすごく良好。


ギニアビサウ人の人間のよさは特筆モノで、家に泊めてくれるわメシやビールをおごってくれるわ、なんでこんなにと思うくらい全員が全員外国人に対して異常に親切。
結局わしは交通費とギニアのビザ以外、1ドルも使わずにこの国を通過した。


見るものはホントに何も無いが、個人的には感動的なすばらしい国。
その他 -

   


Guinée 通貨 ギニア・フラン (1Gfr=約0.022円)
1US$=4570Gfr (T/C同じ)
1ユーロ=5484Gfr
ギニア 情報 2006年1月

両替事情 銀行でUSドル、ユーロの現金が両替可能。
首都コナクリの○○BANKでは、AMEXのT/Cが手数料なしで両替でき、利用価値が高い。

ただし、ギニア・フランは最高額紙幣の1000フランでさえ20円程度の値打ちしかなく、
100ドルも両替するとちょっとしたステーキほどの札束が返ってくることになる。要注意。
物価 安宿が5ドル程度からある。
食事もぶっかけメシが0.3ドルくらいで、周辺国に比べるととても安い。

CFAを導入していないせいでこの国だけインフレが進んでおり、為替レートもガンガン変わる。
そういう意味でも、一気に大量の両替は危険。
交通事情 詰め込み式の乗用車(普通の車に9人!!)やミニバスで長時間に渡り移動するので、関節痛の前に血の巡りが悪くなって脚やカラダがしびれてくる。

未舗装の道も多いので、移動後はホコリまみれになること確実。雨期だとスタックが頻繁におこり、更に時間がかかる。

ギニアでは幹線道路に警察のチェックポイントが何箇所もあり、ここで西アフリカ随一のワイロ請求攻撃が展開される。(詳細は 「その他」 の項を参照)
通信事情 首都コナクリに日本語読み書き可のネットカフェがある。1時間約1ドル。

このネットカフェはエアコン付きでドリンクが注文でき、国際電話もかけられ、備え付けのテレビでは衛星放送が常に流れているという素晴らしさで、この中だけは先進国のような気分が味わえる。
データをCD、DVDに焼く作業も有料で行ってくれる。都会のオアシスならぬ後進国のオアシスといった趣の聖地。
治安 全般的に良好だが、突如デモやらで交通機関がマヒすることもあるので注意。
その他 ギニアは西アフリカ随一の警察の腐りっぷりを見せる。

幹線道路でのチェックポイントが主な 「狩り場」 であり、旅行者のパスポートを人質にとり、謎の 「通行料」 を巻き上げるという手口が主。

「コレラの予防接種をしていない!!」 だの 「通行許可証がない!!」 だの、
本来全く必要ないイチャモン系の難癖をつけてくる事が多いが、中には理由もなく 「金よこせ」 と言う直球野郎もいて豪快。
ヤツらに理屈は通じないので言葉がわからないフリをするか、完全に無視するかなどして切り抜けよう。

   


Sierra Leone 通貨 レオネ (1Le=約0.034円)
1US$=3000Le (T/C=2500)
1ユーロ=3400Le
シエラレオネ 情報 2006年1月

両替事情 銀行、両替屋でUSドル、ユーロ、セーファーフランの現金のみ両替可能。
T/Cはレート表示してある店を1軒見たのみで、本当にできるのかどうかは不明。
物価 電気、水道が来ている宿は最低でも15ドルくらいする。

食費は1食1ドルもしない程度で、宿が高いことを除けば物価はそんなに高くない。
交通事情 意外なことに舗装道路が多く、ギニアよりはマシという印象。
ただ、車は日本の感覚の3倍くらいの人間を乗せて走るので、やはり体のシビレは避けられない。
通信事情 ネットカフェはあるらしいが、利用していない。
治安 内戦は完全に終結しており、平穏が戻っている。
市内や幹線道路にはUN(国連軍)が入っており、コチラはギニアの腐れ警察と違ってマジメに治安を守っている感じなので、安心。

外国人がほとんど来ないからかシエラレオネ人もたいへん親切な人が多く、明るいイメージ。
「もっと観光客に来て欲しい」 と言っていたが・・・見るとこないんだよなあ。
その他 -

   


Liberia 通貨 リバティ (1L$=約1.8円)
1US$=56L$ (T/C不可)
リベリア 情報 2006年1月

両替事情 路上で営業する両替屋で、USドルの現金のみ両替可能。
ユーロ、CFAは試していないが、やはり現金のみ可能と思われる。

ATMは無く、クレジットカードも通用しないため、国民は 「カード」 というものの存在自体を知らない様子。
わしは不覚にも首都モンロビアで財布をひったくられたのだが、現金のみ抜かれて、カード類と財布は丸ごと返ってきたという奇跡的ラッキー(?)が起こった。
物価 宿代がきわめて高く、首都モンロビアだと外国人料金で最低US$30前後~。
裏ワザ的な宿泊法もあるので、詳しくは ・ 宿 >> の項を参照。

食事は1食1ドル程度なのでそんなに高くはない。
ガソリンが貴重らしく、交通費は高い。
交通事情 意外な事にシエラレオネ国境~モンロビアの道は完全舗装されており、乗り合いタクシーは時速100キロ以上で飛ばす。ギニア国境方面も舗装済みとのこと。

これら幹線道路にはUN(国連軍)が警備に当たっているため、地元の腐れポリスが好き勝手にやっているギニアより、よっぽど安全な印象を受ける。

それ以外の道は未舗装のため、コートジボアール方面へはモンロビアから2~3日かかるらしい。
通信事情 モンロビア市内にネットカフェがあるが、利用していない。


絵ハガキは郵便局の周りや文具店などまわったが1種類たりとも存在せず、仕方なくモロッコで買ったものに書いて投函してみたが、届かなかった。


ちなみにこれで通算41カ国から日本に手紙を出しているが、
国の中央郵便局
から絵ハガキを出して、日本に届かなかったのはリベリアだけである。

そういえば郵便局のババアに金を払った時、切手を貼ったりする様子は無く、
「出しとくわ」 と言っただけだった気がする。
わしがヤられただけかもしれないので、キチンと出せば届くのかどうか、誰か確認して欲しい。
治安 首都モンロビアは完全な停電・断水状態であり、ホテルや食堂のある大通り以外、夜は完全に真っ暗闇になるので危険。
わしは安メシの屋台が集まる一角でひったくり被害に遭った。


たまたま近くで警察官が食事をしていたので事情を説明すると、
「オレはいまメシ食っとるんじゃ!!」 といきなりキレられ取り合ってもらえず。

ということでこの国も警察は機能していないに等しい気がしたので、被害届けを作りに警察へ出頭する事は断念した。



昼間は浮浪者が住みついている廃墟なんかにも行ったが特に危険はナシ。
その他

   


Côte d'Ivoire 通貨 セーファーフラン (1CFA=約0.19円)
1US$=540CFA (T/C不可)
1ユーロ=656CFA
コートジボアール 情報 2006年1月

両替事情 銀行でUSドル・ユーロの現金・T/Cともに両替可能。 ただしT/Cは手数料3%。

ATMでVisaカードのキャッシングも可能である。
物価 ビサウやリベリアなど、他の紛争地域と違って 「安宿」 は存在し、電気・水道事情もしっかりしている。1泊10ドル前後。

食事も1ドルちょっと出せば腹いっぱい食える。
交通事情 カカオなどの輸出で栄えた時代に整えておいたおかげで、幹線道路は完全舗装。
アビジャンには立体交差まであり、道はよい。
乗り合いのバスは1人1座席が守られており、移動は快適そのものである。

ただ、北部および西部は反政府勢力の拠点となっており、2006年1月現在、北西部方面への交通機関は全てストップ。 唯一、ブルキナファソ行きの鉄道だけは運行中となっている。
通信事情 ネットカフェはいたるところにある。 1時間0.5ドルと意外と安い。
治安 2002年に始まった内戦は2006年時点では一応 「終結」 ということになっており、国民もそのような見解でいる。
アビジャン市内は平和そのもので、大使館など各機関も通常通りに業務を行っている。
(2006年1月に日本大使館は撤退)

アビジャンから東方面、ガーナ国境までは問題なく移動できるが、北方面は首都ヤムスクロまでが限度。 そこまでの幹線道路にも数多くの検問があるので、完全に平和というワケではないらしい。
その他 -

   


Mali 通貨 セーファーフラン (1CFA=約0.19円)
1US$=537CFA (T/C=520)
1ユーロ=656CFA
マリ 情報 2006年2月

両替事情 銀行でUSドル・ユーロの現金・T/Cともに両替可能。 ただしT/Cはレートが悪い。

首都バマコならATMでVisaカードのキャッシングが可能。
物価 観光地には屋上などにマットレスを敷いた変則ドミトリーの宿があり、5ドル前後で宿泊可能。

食事も安メシ屋がいたるところにあるので苦労はしない。なんと生野菜サラダもある。
交通事情 道路はほとんど舗装済み、検問はあっても賄賂なしと、かなり常識的。
「普通に旅行する」 という事を、久しぶりに思い出せる国。
通信事情 首都バマコのオーベルジュ・ラフィアの近くに日本語読み書き可能なネットカフェがある。
1時間400CFA(約76円)。
治安 政治的にも安定しており、特に危険な雰囲気はない。

対照的に観光ズレが近隣諸国のうちで最もヒドく、
偽ガイドや子供たちによる、たたみかけるような金品請求攻撃が予想される。
その他 ドゴントレッキングはガイドを付けなくても村内に入ることは可能。
英語やフランス語がイマイチ苦手な人は、ガイドをつけずに自力で歩いた方が圧倒的におトク。

   


Burkina-Fasso 通貨 セーファーフラン (1CFA=約0.19円)
1US$=不明 (T/C不明)
1ユーロ=656CFA
ブルキナファソ 情報 2006年2月

両替事情 銀行でUS$・ユーロの現金・T/Cを両替できるらしいが、わしは試していない。

CFA(セーファーフラン) はセネガルやガーナで両替するのがお得。
物価 安宿で5ドル程度、安メシ1ドル程度とマリと同じくらい。
交通事情 主な幹線道路は舗装されているので移動は苦労しない。

さらに主要都市間にはエアコンの効いた大型バスまで走っていて、もちろん1人1座席。
乗車時に荷物や乗客のセキュリティ・チェックを行う場合もあり、まるで先進国。
確実にフランス資本の経営だと思われるが、いわゆる 「マトモ」 なものに感動さえする。
通信事情 ワガドゥグを南北に貫く Av.Bassawarga 沿い、マリ大使館から北に5分ほど歩いたあたりに日本語読み書き可能なネットカフェがある(手前の1台のみ)。1時間0.5ドルほど。
治安 国全体が牧歌的な空気に包まれており、首都ワガドゥグでもイナカ町のように平和。

昼夜ともに町歩きに問題はなさそうだが、安宿Fondation Charles Dufour周辺は強盗が出没するとの報告もある。一応気をつけたほうがよかろう。
その他

   


Ghana 通貨 セディ (1C=約0.01円)
1US$=9200C (T/C=8985)
1ユーロ=10900C
ガーナ 情報 2006年2月

両替事情 銀行・両替所とも多数あり、USドル・ユーロの現金・T/Cともに両替可能。
周辺国と違って、若干ドルが有利。

ATMもあちこちあり、Visaカードのキャッシングが可能である。


USドルやユーロ現金への再両替も可能。
大陸南下組はこれから先現金がモノを言うので、ここらで用意しておくのもいいだろう。



両替に関するおトク情報

アクラの両替屋のレートは

1US$(高額紙幣)=9200 セディ (BUYING)
1US$(T/C)   =8985 セディ (BUYING)

で、

1000 CFA   = 16750 セディ (SELLING)
という状態。


つまり、
ドル  → セディ → CFA と二重両替したとしても、


1ドル → 9200セディ → 549.253CFA
TC1ドル → 8985セディ → 536.4179CFA


と、西CFA圏では見たこともない好レートで両替が可能!!
ガーナから陸路で出るなら必ずCFA圏を通過するので、
CFAはガーナで作るべし。 なのである。

※ 2008年1月よりセディはデノミが行われたため、上の関係がどうなったかは不明。
  情報求む。
物価 安宿で5~6ドル。電気・水道も比較的安定している。

食事は1ドル程度。周辺国より若干安め。
ガーナはなぜかフライドライス(いわゆるチャーハン)の屋台が多く、これが死ぬほど旨い。
交通事情 道の大半は舗装されているので移動は高速かつ快適。
エアコンの効いた大型バスが、国内あらゆる都市を網羅している。
通信事情 アクラのンクルマサークルの南東サイド・ビルの2階に、日本語読み書き可能なネットカフェ 「True Internet」 がある。 1時間1ドルほど。
治安 全体的に良好。 それほど警戒する必要はない。
その他

   


Togo 通貨 セーファーフラン (1CFA=約0.19円)
1US$=不明 (T/C不明)
1ユーロ=656CFA
トーゴ 情報 2006年3月

両替事情 銀行・両替所でUSドル・ユーロの現金・T/Cともに両替可能。
ATMは確認していないので不明。
物価 旧フランス領はどこもそうだがツインやダブルの宿が多く、そのせいで1泊8~10ドルくらいし、2人いないと高くつく。

メシは食堂や屋台で1食1ドル。西アフリカの平均的な物価。
交通事情 道は舗装されていて、ミニバスに無理矢理詰め込むこともないので快適。
国が狭いので、目的地まではすぐ辿り着く。
通信事情 ネットカフェはたくさんあるが、日本語については不明。
治安 良好。
首都ロメでも常識的な行動をしていれば問題ないだろう。
その他

   


Benin 通貨 セーファーフラン (1CFA=約0.18円)
1US$=556CFA (T/C=520)
1ユーロ=668CFA
ベナン 情報 2006年3月

両替事情 銀行や両替所でUS$・ユーロの現金・T/Cを両替できるらしいが、わしは試していない。

CFA(セーファーフラン) はセネガルやガーナで両替するのがお得。
物価 トーゴとほぼ同じか、少し安いくらい。
交通事情 道は舗装されていて、乗り合いタクシーに無理矢理詰め込むこともないので快適。
通信事情 ネットカフェはあちこちあるが、日本語の使用については不明。
治安 いたって良好。

西アフリカのほとんどの国で言えることだが、ボられただの盗まれただのいう犯罪系の話は滅多に無い。最大の敵は警官だろう。

ベナンの警察はマトモに機能している方だと思う。
その他

   


Nigeria 通貨 ナイラ (1N=約0.7円)
1US$=145N (T/C=130)
ナイジェリア 情報 2006年3月

両替事情 路上チェンジャーや両替屋が主流で、銀行で両替したという話はあまり聞かない。
US$・ユーロの現金のみ両替可能。 CFAも好レートで両替できる。

アブジャにT/Cの両替を個人的にしてくれる人がいるらしいが、アテにしない方がいいだろう。
物価 安宿はちゃんとあり、5ドル前後。
食事も1ドル程度で食べられ、バリエーション豊かでとても旨い。
実はとてもツーリスト向きの国。
交通事情 広い国だが大型バスによる交通網が素晴らしく整っており、実はとても旅行しやすい国。
通信事情 ネットカフェは多数。
ラゴスのYMCAの向かいは日本語が読める台がある。
が、いつも混んでいるのでそれに当たるかどうかは運次第。
治安 白人旅行者はもちろん周辺国のアフリカ人ですら避ける 「犯罪大国」 ナイジェリアだが、評判に反して意外と安全な印象。


強盗事件は駐在員や大金持ちの車・家を、マシンガンを持った武装集団が襲撃するような大規模なものが多く、旅行者程度のザコは標的になりにくい、との見解もある。



実際、この国を訪れた旅行者はわしも含めてもれなく 「いい国だった」 との感想で一致。
実害に遭った話も、聞いたことがない。
(もっとも 「行った」 という話自体あまり聞かないのだが。)

上述したように実は旅行向きの国なので、避けて通ると勿体無いオバケが出る可能性大。
その他 紳士的な対応で評判のよかった 「在ラゴス日本領事館」 は、2008年に閉鎖したらしい。
今後は 「在アブジャ日本大使館」 が各種手続きを行う。

   

 ■ Bonus Stage へ >>

<< このページのTOPへ
1999-2010 (C) GamecenterKomine all rights reserved.
inserted by FC2 system